山の暮らし掲示板

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題名:スーパーポラリス改良  名前:ロッド 2019/12/30(月) 20:19 No.17650  操作


17650の画像を原寸大表示します 天文趣味の皆様とはご無沙汰しております。
ブログのほうに書きましたが、懐かしいスーパーポラリスの
「ハレーSR1000」を入手しました。

その後改良工作が着々と進行中です。
微動ハンドル(自作品です)とクランプを交換。

  
 

題名:Re: スーパーポラリス改良  名前:ロッド 2019/12/30(月) 20:20 No.17651  操作

17651の画像を原寸大表示します アルミ脚は嫌いなので短い木脚に交換しました。
取付部は3mm厚アルミ板で補強してあります。
本当はもっと太い木脚にしたいところです。
三角板は厚いベニアで金具を介さずに直接木ネジで固定してあります。

  
 

題名:Re: スーパーポラリス改良  名前:ロッド 2019/12/30(月) 20:21 No.17652  操作

17652の画像を原寸大表示します ウェイト軸は元々はφ20mmの長い物でしたが、φ16mmの短い物(NEWポラリス用)に交換、先端部をφ12mmの丸棒で延長し、2kgのウェイトでバランスします。
元々2.7kgのウェイトだったのを軸ともども軽量化できました。

全体では13kgだったのが11kgまで軽量化できました。
ウェイトを取り外すと9kgになるので簡単に持ち運びできます。
軽量化したけれども剛性はアップしました。

  
 

題名:Re: スーパーポラリス改良  名前:ロッド 2019/12/30(月) 20:22 No.17653  操作

17653の画像を原寸大表示します 筒先リングは黒に交換。(内側が黒染めしてなかったので)
筒内部には黒染めしてない部分があるので、今度黒染めしなければ。
安価な製品なのでしかたがありません。
ちょっとした手間をかけてやれば高性能化できます。
斜鏡サポートは3mm丸棒なので、薄い羽根型に改良したいところ。

  
 

題名:Re: スーパーポラリス改良  名前:ロッド 2019/12/30(月) 20:24 No.17654  操作

17654の画像を原寸大表示します 主鏡の押さえ爪が大きすぎて光が6方向に散乱、像に悪影響がありました。
反対向きにして付け直しました(右)


主鏡はカタログでは球面という表示ですが、実際には球面とパラボラの中間ぐらいの修正量でした。
80点ぐらいの良鏡ですが、数年前に入手したNEWポラリスのハレーR1000がベストミラーだったので交換しました。
量産品なので多少のバラツキがあるのは当然ですが、たぶんこれは工場で間違えて球面鏡ではなく高級機用のパラボラ鏡を組み込んでしまったのではないかと思います。
焦点内外像が対称でほとんど乱れがないので、1/16λぐらいの高精度です。
二重星(うお座αなど)を見ると高性能な屈折望遠鏡と同じような見事な星像を堪能できます。
安価な品ですが、けっして馬鹿にできません。大いに楽しめて飽きることがありません。
今後まだまだ改良したい箇所があります。

  
 

題名:Re: スーパーポラリス改良  名前:サジモト 2020/09/08(火) 14:59 No.17925  操作

初めてコメントさせていただきます。
ハレーSR1000懐かしいですね!

小生、ロッド様と同年代の星好きでサジモトと申します。
天文歴は古いのですが熱したり冷めたりの繰り返しで典型的なお気楽観望派です。

根っからの屈折党で5〜10?pのアクロ、アポで星空を眺めていますが最近、反射も一度は齧っててみようかと魔が差してオクでエイ〇ー9?p反射(独特なリング状のスパイダーのもの)を落札しました。

これがなかなかの代物でミラーを洗浄して光軸を合わせようとしましたが斜鏡の調整ネジも2本しかなく?私の技量では何ともなりませんでした。ネット調べてみるとどうもこの機種はこの点がネックで煮ても焼いても食えぬダメダメな機種らしいです。

ハレーSR1000、オクで時々見かけますね、数が出た商品なので大外れはなさそうですね!いじりがいもありそうですし反射入門としてセコハンを探してみたいと思います。



  
 

題名:Re: スーパーポラリス改良  名前:ロッド 2020/09/09(水) 20:29 No.17926  操作

17926の画像を原寸大表示します サジモト様、はじめまして。
来てくださってありがとうございます。
ハレーSR1000は中古相場がすごく安く、コストパフォーマンスは最高です。
完調ならフローライト屈折にも対抗できるほどで「羊の皮をかぶった狼」です。
ただ反射は斜鏡の光軸調整がとても難しいです。
私は何十年もやっていますが、今でも苦戦します。90%までなら簡単に合いますが、その先がとても微妙で難しい。
ネジ1/4回転でも星像が悪化します。それ以前に一番難しいのは斜鏡の位置決めです。
できれば自分ではいじらずにメーカーズアジャストのままで使いたいです。

エイコー9cmとは面白い物をお持ちですね。
私が小学5年の頃15500円でした。これが欲しかったんですが、結局親が大奮発してくれて32000円のミザールH-100型になりました。
しかしこれは17kgもあって小学生には使いこなせませんでした。
エイコー9cmは光学系が優秀だったので冨田氏のテスト記事で高評価でした。しかし架台は貧弱ですね。お値段の関係でしかたがありません。
昔の製品は欠点が多く、かなり大改造をしないと実用にはなりませんね。
欠点があるから面白いという考えもあります。
昔の悩み多き天文少年の気分を味わいながら、ガタガタの望遠鏡を苦戦しながら使うのも楽しいものです。
その点ハレーSR1000などは完成度が高すぎて面白くありません。

私は若い頃は反射党で自分で研磨もしましたが、今は屈折のほうが好きです。
この写真は80年代のアストロの76/1200を、ミザール6cm用経緯台に搭載した物です。
猫が望遠鏡の番をしていますが、藤井旭さんの天文犬チロに対抗しています(笑)
この経緯台はとても頑丈で、昨夜240倍で火星を見てもちゃんと実用になりました。軽くて便利なので観望用に稼働率が高いです。
接眼部はφ50に、逆にファインダーは小さい物に交換しました。
屈折は性能が安定していて平均的にレベルが高く、歩留まりが良いですね。
一方反射は好不調の差が大きいですが、好調のときは屈折の追従を許さないほどの圧倒的なシャープさを発揮します。
アストロの112/1000反射を持っていますが、これで先日火星を見たらビックリ!!スケッチしきれないほどの微細部が見えました。
いつもそのように見えれば良いのですが、調子の良いときだけ一瞬です。
気流の問題、温度変化の問題、光軸の問題がデリケートです。

  
 

題名:Re: スーパーポラリス改良  名前:サジモト 2020/09/10(木) 21:48 No.17927  操作

ロッド様 アストロ76/1200の雄姿いけてますね!
ミザール経緯台とのレトロフィツト感、アストロ猫とのコラボも凄くいい感じですね〜 藤井旭さん世代にはどストライクです。

それにしてもたくさんの機材をお持ちのようで羨ましい限りです。小生の最初の望遠鏡は中一の時に買った(買ってもらった)TS−50屈赤でした。
現金書留で送金し今や遅しと到着を待ち今は亡き父と梱包を無我夢中でとき格納箱を開けた瞬間、白い鏡筒と黒い赤道儀が現れ狂喜乱舞したことを昨日のことのように思い出します。

当時、ビギナーは屈折という定説?がありましたので専門誌で検討しTS-50をチョイスしました。現在、チョイ見には5センチアクロ(レンズはツアイス)、シーイングに応じてFL80s、FL102s、C8などを主に使用しています。屈折はエアリーディスクやジフラクションリングが実にキレイに見えますね〜

反射に憧れはありますがどうにも気難しいそうで要するに食わず嫌いなのです。ロッド様のお話のようにベストな状態にするのは、相当難しそうですがチャレンジしがいがありそうです。エイコー9センチよりもう少しまともな(笑)機材を手に入れ貴兄の言われる”好調のときは屈折の追従を許さないほどの圧倒的なシャープさ”を体験してみたいです。










  
 

題名:Re: スーパーポラリス改良  名前:サジモト 2020/09/10(木) 21:53 No.17928  操作

17928の画像を原寸大表示します 小生のチョイ見用愛機、5センチ屈折の画像です。
ケンコーの鏡筒にツアイスのレンズを組み込みカートンの赤道儀に
載せビクセンのモードラを取り付けています。
パルスモーターの振動で星がブレるので高倍率時はモーター駆動を止めながら観察します。

  
 

題名:Re: スーパーポラリス改良  名前:ロッド 2020/09/10(木) 17:21 No.17929  操作

17929の画像を原寸大表示します サジモト様
再びありがとうございます。
TS50mmなら学生時代に直接タカハシへ行って買いました。
これが5cm!?と思うほど良く見えました。手放してしまったのを後悔しましたが、その後65mmV-1を中古で入手できました。よく似ています。

ツァイスのレンズとは珍しい物をお持ちですね。ケンコー6cm用鏡筒に装着してカートンの青い赤道儀、面白い組み合わせですね。
これと同じ赤道儀の黒いのを持っています。極望のない時代ですが完成度の高い赤道儀だと思います。

FL102Sをお持ちですか! 最高峰の屈折じゃないですか。
10センチ級の反射で、これに対抗できるまでに仕上げるのはかなり難しいですが、不可能ではないと思います。

アストロ76mmはとても気に入っています。
昔学校の備品のNikon8cmを自由に使わせてもらっていましたが、それと同じぐらいの性能です。
火星は明るいので高倍率に耐えますね。240倍でも余裕だし十分シャープに見えたので、次回は300倍でテストします。
入手して最初に見たのは三日月でしたが、コントラストの良さに感激しました。黒の締まりが良いんですよ。
おっしゃるとおり、屈折は恒星でテストすると教科書的な綺麗な星像が見えて気分が良いですね。
反射でも完調なら屈折と同じように見えますよ。
不思議なのは斜鏡スパイダーが3mmの太い丸棒でも、良い光学系だと散乱光が少なくて光条があまり気にならないんです。

アストロは全体が貧弱な作りですが、軽くて使いやすいです。
それをさらに軽く便利にと思い、ミザールの経緯台に搭載(この工作苦労しました)したのですが、元の赤道儀仕様が15kgぐらいあったのに対し、この経緯台仕様はたったの5.3kgです。ちなみにNikon8cmは22kgありました。

  
 

題名:Re: スーパーポラリス改良  名前:ロッド 2020/09/10(木) 17:22 No.17930  操作

17930の画像を原寸大表示します これは昨日の工作です。
対物側が重いと接眼側が大きく突き出してしまって使いにくいので、接眼部にバランスウェイトを付けることもありましたが、対物側を軽量化しようと思い、塩ビパイプの継ぎ手を利用してみました。
ピッタリサイズのがあったんです。
ちょっと長すぎて天頂プリズムだとピントが出ないので、少しCUTする予定です。



題名:やっと見えました!  名前:ロッド 2020/07/31(金) 22:33 No.17924  操作


17924の画像を原寸大表示します ネオワイズ彗星です。
ずっと前から狙っていましたが天候が悪く。
7月19日に薄雲を通して6×30双眼鏡で一瞬見えましたが、大きな双眼鏡でよく確認しようと思ったら二度と見えなくなりました。
このときは見事な姿でした。

今はもうアンドロメダ大星雲ぐらいの明るさになってしまって、尾も短くかすかです。8×40双眼鏡ですぐに見つかりましたが、肉眼では見えません。
しかし10cm屈折20倍で見ると青緑色がとても綺麗です。
写真にも実物の色がよく出ました。
月明かりが邪魔になってきました。今後はもう絶望的です。

7月31日20時38分
NikonD40 135mmF2.8 iso3200 固定5秒露出
透明度3/5 GIMPで画像処理



題名:2020年6月21日の部分日食  名前:クリちゃん 2020/06/24(水) 21:39 No.17915  操作


17915の画像を原寸大表示します 関東は曇って日食はダメそうなので、新潟の海岸まで遠征して見てきました^^
  
 

題名:Re: 2020年6月21日の部分日食  名前:クリちゃん 2020/06/24(水) 21:43 No.17916  操作

17916の画像を原寸大表示します 一緒にやっていたムササビさんが、日没時にグリーンフラッシュが見られそうだと。
初めて見ましたよ。一瞬でしたけど神秘的でした(@@

GIFアニメも作ってみました。
https://blog-imgs-141.fc2.com/k/u/r/kurichanotukimi/20200623014115cce.gif

  
 

題名:Re: 2020年6月21日の部分日食  名前:ロッド 2020/06/25(木) 04:43 No.17917  操作

17917の画像を原寸大表示します クリさん、さすがお見事!!
グリーンフラッシュも素晴らしいです。
ありがとうございます。

しかし新潟まで遠征とは頑張りますね。
ムササビさんは宇治天体精機の25cm反経で彗星捜索をやっていた方ですよね。
今も彗星観測やってるのでしょうか?
私は一昨日パンスターズ彗星とM106のランデブーを見て感激でした。

  
 

題名:Re: 2020年6月21日の部分日食  名前:ロッド 2020/06/25(木) 04:45 No.17918  操作

17918の画像を原寸大表示します うちのほうでは雲の往来が激しかったですが、なんとか一応見ることができました。
古いアストロ6cmF15屈折で撮影しました。
フィルターはND400+ND8×2です。

  
 

題名:Re: 2020年6月21日の部分日食  名前:クリちゃん 2020/06/27(土) 16:38 No.17919  操作

17919の画像を原寸大表示します ロッドさんも見られてよかったですね。
関東はほとんどダメだったようです(TT
近場ですぐ行けるのは長岡、そこから30分で海岸です^^
ムササビさんは彗星頑張っていつも撮られてますよ。
今回も日食はおまけで、日没後の彗星狙いとのことでした^^;
いろいろ星雲に接近して面白いみたいですね!

同級生がYouTubeにアップしろと言うので、グリーンフラッシュと日食の経過を動画にしてみました。

https://youtu.be/pqnzc4Z0cSE

  
 

題名:Re: 2020年6月21日の部分日食  名前:ロッド 2020/06/28(日) 12:27 No.17920  操作

17920の画像を原寸大表示します クリさん、ずいぶん大きな機材を持って遠征したのですね。しかも90sにこんなにいろんな鏡筒を搭載して! フル装備じゃないですか。
ムササビさんはスカイメモですか。その向こう側の赤道儀はタカハシ?
大口径の望遠レンズが搭載されていますね。
実用一点張りの機材さすがです。

私も写真は撮りますが、最近はもっぱら眼視派です。
写真はどうも面倒で。
何年も2階にしまっておいた自作20cmF8反射と10cmF13屈折を出して来て、今使っています。
すごく良く見えて新しい世界が広がりました。今まで使わなかったのはまさに宝の持ち腐れでした。
この写真は先月ですが、その後20cmは右利き用に改造しました。私はやっぱり右眼のほうが見やすいです。
稼働率を上げるために、どちらも少々の振動には目をつぶって軽量化しています。

グリーンフラッシュの動画見ました。最後の一瞬なんですね。
柏崎の海岸へ行ったのですか。
昔よく遊びに行ったので懐かしい場所です。(こことは別の海岸ですが)

  
 

題名:Re: 2020年6月21日の部分日食  名前:ロッド 2020/06/28(日) 13:02 No.17921  操作

訂正です。
よく見たらモーター内蔵なので90Sではなくて、その後に出たEM10の上位機種ですね。

  
 

題名:Re: 2020年6月21日の部分日食  名前:クリちゃん 2020/07/11(土) 16:29 No.17922  操作

17922の画像を原寸大表示します ロッドさん、こんにちわぁ^^

日食の準備何もしてなかったので、普段太陽を撮っている望遠鏡を持ち出しただけなんですわ^^;;
FC125のファインダーは11×70で大きいし。
PENTAX75SDは白い紙に投影して見てました。スマホで撮ってラインで皆に送ったりしてましたよ。
EM100ではちょっと重量オーバーですね。海風が有って揺れました。

奥の黒い赤道儀はムササビさんの90Sです。ニコンの600mmF4で日没後の彗星狙いです。
25cmニュートンは今回出してませんでした。
ムササビさん機材をいろいろ改良・工夫して使いやすくしています。ロッドさんも改造流石ですねぇ^^

そうそう、現在ネオワイズ彗星が明るくなって凄い尾が見えているようですね!
梅雨時で全然見えないのがもったいないわ(TT
そのうち暗くなってしまいそう。早く見たいですね。

  
 

題名:Re: 2020年6月21日の部分日食  名前:ロッド 2020/07/11(土) 20:52 No.17923  操作

17923の画像を原寸大表示します クリさん、こんばんは。
この海岸の風景はとても良いですね。
昔この近辺に行ったことあるような。

黒いのは最初ビクセンのセンサー赤道儀かと思いましたが、センサーで天体写真を撮る人はほとんどいなかったので、やっぱりタカハシかと。
25cmニュートン今もお使いなんですね。良い物を買って長く使う。大賛成です。
日食の日は午後から準備を始めたんですが、太陽投影板が見つからなくて困ってしまいました。普段太陽は見ないので片付けてしまったのでした。
その後も気になって探し続けて昨日やっと見つかりました(汗)
愛用のLEDライトも彗星観測の後どこかに置き忘れて見つかりません。
最近脳の劣化が激しいです(苦笑)

その後またいろいろ作りました。
これはビクセンのオズマ80号(1971年)鏡筒をそのまま利用して、BORG100のレンズを取り付けた物。
鏡筒が6cmと同じ太さなので互換性が広くて便利です。
名付けて「オズマ100」実視界3度で彗星用には最適です。
FLUORITEというのはパロディです。アクロマートです。
ビクセン7cmフローライトのフードをパーツとして利用しました。
架台はミザールのほうが好調なのでこれ(エース型)にしました。
バル自由雲台が付いていますが、ここに135mmF2.5を載せて彗星を固定で撮ります。証拠写真程度。
10cmF13の接眼部も2インチ用に交換しました。架台もあちこち改良して振動が減りました。

夕空はレモンとネオワイズの共演で彗星ラッシュ!!
全然晴れないし、晴れても森の木々が邪魔なので遠征しないと。



題名:倉敷天文台  名前:ロッド 2020/05/28(木) 18:46 No.17911  操作


17911の画像を原寸大表示します もうだいぶ前の事ですが、彗星観測の聖地倉敷天文台を見学に行って来ました。
私が訪問したときは「本田実・原澄治記念館」として、事前に申し込みのあった人にのみ見学させてくれました。
主砲は英国製32cm反射で、名工として名高いカルバー氏作の鏡です。
独特の形の赤道儀と、筒先だけ回転する鏡筒。
美しい構造美です。
これを真似して自作してみたい。

本田実氏、さらに古くは岡林氏が彗星発見に観測にご活躍された天文台です。
倉敷紡績の重役だった原澄治氏が大正15年、私財を投じて設立されました。
額に入った写真が原澄治氏です。1968年に89歳で亡くなられました。
68年というと本田実氏が大活躍されていた頃です。

  
 

題名:Re: 倉敷天文台  名前:ロッド 2020/05/28(木) 18:47 No.17912  操作

17912の画像を原寸大表示します 12.5cm屈赤、カッコ良いですね! 色も美しい。
大型機と同じような作りの本格派です。
こんなのが欲しいです。
外国製?西村製?
見てきたのですが、忘れてしまいました。

  
 

題名:Re: 倉敷天文台  名前:titan 2020/05/29(金) 22:12 No.17913  HomePage 操作

ロッドさん こんばんは

画像を拝見すると同じドームに2つの望遠鏡が設置されているのですね。展示用に配置されていたということなのでしょうか。一世紀近く前の機材ですからね。イギリスの望遠鏡はドイツ製と違って優雅に出来ていますね。岡山県は大きな天文台が多いので、星もとてもよく見えるのでしょう、憧れてしまいます。倉敷天文台や、岡山天文物理観測所には一度は行ってみたいです。

  
 

題名:Re: 倉敷天文台  名前:ロッド 2020/05/30(土) 07:37 No.17914  操作

17914の画像を原寸大表示します titanさん、コメントありがとうございます。
はい、同じドームに2台入っていて展示用でした。
昔現役で活用されていた頃、32cm反射のほうはスライディングルーフに入っていました。
戦争中は軍の所有になって、戦後は海上保安庁に引き継がれ、紆余曲折あったようです。
今は静かに余生を送っているといった感じです。
私が行ったときには、別の建物に新しいシュミットカセグレンなどあって、観望会をやっているとの事でした。

鏡だけ取り外されて展示されていました。
昔ですから青板ガラスです。
パイレックスは1948年のパロマ山の508cm鏡からですから、戦後ですね。
ウィルソン山の254cmは青板なんですから驚きです。

カルバー鏡の見え味はどんなものでしょう?
木辺鏡などと比較してみたいです。とても興味があります。
英国は反射鏡がお得意分野のようで、最近も輸入され販売されていましたね。オライオンでしたっけ。
岡山の188cmも英国製ですよね。私は2回も行きました。
倉敷天文台、今はどのように運営されているのかな。
この望遠鏡は美術品としても十分に価値があると思います。
おっしゃるとおり優雅さを感じます。



題名:古き良き時代  名前:ロッド 2020/05/21(木) 17:33 No.17892  操作


17892の画像を原寸大表示します これはエイコー77mm(昭和45年頃)の接眼部です。
たぶんこれも小島修介氏の設計でしょう。
このファインダーは私のオリジナルです。
元々は対物部がラッパ型で40mmレンズが付いていましたが、アストロの30mmに交換して色をグレーに塗り替えました。
こっちのほうがカッコ良いです。

小島氏は軸受メタルの事など、機械工学を五藤光学で学んだのでしょうね。
昔の雑誌に五藤光学が「金属素材の特性を熟知して、きちんと使い分けしている」と書いていましたし、旭精光も同じ事を言っていました。
旭精光の創業者も五藤光学出身だという噂があります。
そう言われてみれば赤道儀の形が似ています。
小島氏とともに修行して、社内で紛争が起きたときに一緒に退社したのかもしれません。

西城氏の論文【わが国の双眼鏡製造技術の発達史】より。
昭和 28 年 4 月 1 日 1953 東邦光学工業株式会社,板橋区志村清水町
双眼鏡鏡体製造 双眼鏡金枠製造及び塗装,天体望遠鏡製造 双眼
鏡,天体望遠鏡製造及び輸出

私の推測ですが、この会社でスイフト社向けのグレーの赤道儀を作っていたらしいです。
場所は高橋製作所東京営業所の近所でした。
いつ頃まで活動していたのか?わかりません。
高橋製作所が国内向けに販売を開始したのは67年でしたから、それ以前の輸出用望遠鏡はこの会社との協力関係にあったのだろうと推察されます。

この大変に凝った二重接眼部もここで作っていたのでしょう。
φ43のネジは高橋に引き継がれ、80年代にアストロもこれに合わせて標準規格となりました。

  
 

題名:Re: 古き良き時代  名前:ロッド 2020/05/21(木) 17:36 No.17893  操作

17893の画像を原寸大表示します 高橋の初代65mm、そしてD型も↑と同じ接眼部でした。

このグレー赤道儀は外観は美しいですが、性能的には古いアストロに劣ります。
真鍮の軸受メタルも省略されているし、赤緯軸に緩みが出やすく、微動にもガタが出やすいです。
赤経微動も歯数144ではなく120です。
これも小島氏の設計だそうです。

これをベースにして各部補強・大幅改良したのが高橋製作所の初代65mmでした。
その後さらに改良が進み、69年の100mm反赤・65mmS型ではまったく別物になりました。とても興味深い技術革新です。
高橋製作所の独自路線の始まりです。

古いアストロというのは昭和30年頃の物です。その後昭和50年頃まで同じ物が継続されました。
LN4E・S-5・R61Dなどです。これらは想像以上に設計が古くて驚きました。
小島修介氏の素晴らしい遺産だと思います。

  
 

題名:Re: 古き良き時代  名前:titan 2020/05/21(木) 23:08 No.17894  HomePage 操作

17894の画像を原寸大表示します 皆様 ロッドさん こんばんは

画像は以前ロッドさんから頂いたST-5000です。この画像と見比べるとロッドさんのレストアした様子が分かりますね。オリジナルは黒でラッパ型ファインダーです。このファインダーを初め見たときは驚きました、こんなアイディアもあるんだと。接眼部も2段で立派で、確かにタカハシと良く似ています。当時はロッドさんが説明してくださっている歴史的な背景が分かりませんでした。

小島氏の五藤光学での社内紛争の原因について非常に気になりますね。それだけ、日本の望遠鏡産業が好調だったと言うことなのでしょうね。

  
 

題名:Re: 古き良き時代  名前:titan 2020/05/21(木) 23:20 No.17895  HomePage 操作

17895の画像を原寸大表示します 前回ご紹介のPOLAREX/UNITRON 60/500mmの対物レンズです。セルも鏡筒もオリジナルの作り方に強いこだわりが感じられます。日本精光研究所の歴史は私も良く分かりませんが、独特な歴史を刻んできたのでしょうね。国内より海外の方を多く魅了したブランドでした。接眼部はアメリカンサイズなので、国内でアメリカンサイズも古くから販売していたと言うことなのでしょう。
  
 

題名:Re: 古き良き時代  名前:ロッド 2020/05/22(金) 01:49 No.17896  操作

17896の画像を原寸大表示します titanさん、コメントありがとうございます。
エイコー77もありがとうございます。
グレーから黒に変わったのは昭和45年以降だったと思います。
私のも黒でしたが、昔憧れていたグレーに塗り替えました。

エイコーは20年ぐらい前に中古品が立て続けに入手できましたが、その後はサッパリ出ません。
しかし、すごいオーラを放っていますよね!
今になって希少品だったとわかりました。アメリカには多いかもしれませんね。
このファインダーは対物部も接眼部もアストロとは違いましたが、ネジピッチが同じだったのでパーツが交換できました。
このファインダー脚は頑丈な鋳物で素晴らしいと思います。
これなら多少ぶつけても狂いません。
これも高橋製作所で作っていたのでしょうか。

五藤光学の紛争、そしてアストロ光学も激しい労働争議が起きて、デモ行進の写真が新聞にも載ったほどでした。
そのため会社はいったん解散せざるをえなくなり、社名を変更して再スタートしました。社員も幹部も大幅に変わったらしいです。
昭和30年頃です。当時は労働運動が過激な時代でしたし、望遠鏡・双眼鏡業界は輸出が好調で急激に発展し花形産業だったのかもしれません。

これは高橋製作所の社長さんの手記です。
小島氏の仕事を引き継いだ事が書かれています。
この続きが6ページあるのでメールでお送りしますね。アドレスは前と変わりませんか? ここでは公開しないようにしてください。迷惑メールに悩まされる心配があります。

日本精光の創業とその後の事に関しては情報が少ないです。
他社とは一線を画すオリジナル路線でしたが、これで採算ベースに乗ったのは大量に売れた証拠ですね。
これに対してアストロ光学は多くの会社との共同運営でした。
広告にもそう明記されていました。これが安くて良い製品を供給できる理由だと。
下請けという言葉は良くないかもしれません。
パーツを共有し合う事で大量生産して単価を下げ、利益を出しました。
しかし本物ではないコピー商品のような物も見られました。
タイムマシンでもあれば当時の製造現場を見学してみたいです。
そのまま社員になってしまいたい。

  
 

題名:Re: 古き良き時代  名前:ロッド 2020/05/22(金) 02:14 No.17897  操作

17897の画像を原寸大表示します こちらはユニトロンの接眼部です。
ジャンク品を入手しました。6cm用だと思います。
独特の作りですよね。
真鍮パイプが綺麗に旋盤加工されバイトのすじがあります。
その上からクロームメッキがかけてある。
これはφ24.5なので、ヨーロッパ向けでしょうか。むしろ珍しいと思います。
国内販売はほとんどやってなくて、円高になって輸出が厳しくなってから雑誌に広告が出ました。
1ドル360円の時代だったから輸出で良く売れたのでした。これは他社もみんな同じです。
兵庫県出身の友人の話では、6cm屈赤が70年代に近所にあったそうです。とても珍しいですね。

ちなみに、私がアメリカンサイズを知ったのはアストロ光学です。
70年代初頭にK40mmがアメリカンサイズで国内向けに販売されていて、雑誌のテスト記事に載りました。

  
 

題名:Re: 古き良き時代  名前:titan 2020/05/23(土) 11:58 No.17898  HomePage 操作

17898の画像を原寸大表示します 皆様 ロッドさん こんにちは

>高橋製作所の社長さんの手記
ありがとうございます。貴重な歴史が書かれていました。
メルアドは昔のも使えますが先ほど新しいものをメール差し上げました。

日本精光の加工技術はすばらしくて先日ご紹介した60/500mmのフードもやけに重いと思ったら塗装の剥がれから下地の真鍮が見えました。鏡筒はアルミ合金ですが北米の方は真鍮が好きなことをよく分かったいたのでしょう。接眼部のパイプも真鍮にメッキを処理したものでした。
対物レンズをセルから分解して見たところ、錫箔は本物ので職人芸が感じられました。
ユニトロンの製品は輸出がほとんどでしたので程度の良い固体を買うなら海外サイトと言うことになりますが現地でもプレミア価格が付いています。


  
 

題名:Re: 古き良き時代  名前:titan 2020/05/23(土) 13:41 No.17899  HomePage 操作

17899の画像を原寸大表示します ロッドさん こんにちは

海外のサイトでPOLAREX用のフードキャップの画像を見つけました。
キャップにブランド名を入れているのはタカハシもそうですが、なかなか格好いいです。これを再現したものを製作しようという意気込みが湧いてきました。

  
 

題名:Re: 古き良き時代  名前:ロッド 2020/05/23(土) 18:48 No.17900  操作

17900の画像を原寸大表示します titanさん、こんばんは。
今朝はアストロの6cmF15(↓のS-5もどき)で土星と木星を見ました。
「たかが6cm」などとバカにできません。Or7mmで微細部まで鮮明に見えて、いくら見ていても飽きません。
赤道儀の操作性は最高に快適でした。6cm用には贅沢すぎる赤道儀で、屈折なら76mm、反射なら100mmがちょうど良いところです。

私は昔は日本精光の良さがわかりませんでした。
高橋や五藤に比べると見劣りします。
なぜ海外でそんなに人気なの?
今思うことは、これは性能が良いだけでなく、趣味を楽しむ機械の魅力ですね。マニアの心をよくとらえています。
所有すること、使うことに喜びを覚える。飽きが来ない。
外観を美しくするために、旋盤加工しなくて良い所まで綺麗に仕上げてある。
機能性と芸術性を兼ね備えています。

こちらは高橋65mmアクロマートの最終型(昭和45年)です。私はこれが一番好きです。
中古は滅多に出ませんね。この後セミアポのS型とD型になりました。
S型になると赤緯微動はスプリングで押し返す形式になりガタがなくなり、
主軸にはテーパーローラーベアリングが入っていたと思います。
この写真のにはベアリングは入っていないと思います。私はベアリングは必要ないと思います。
エイコーに比べると鏡筒バンドが幅広に頑丈になり、極軸を支える基礎の部分が大型化されています。
この機種は廃止されましたが、その数年後完全に新設計のV-1としてアクロマートが復活しました。焦点距離が10cm短くなり、赤道儀駆動部はD型と同基準の高精度になりました。

  
 

題名:Re: 古き良き時代  名前:titan 2020/05/24(日) 00:33 No.17901  HomePage 操作

17901の画像を原寸大表示します 皆様 ロッドさん こんばんは

ロッドさんの所は今朝は晴れたんですか、良かったです。
当地はここ1週間全く晴れませんし、明日は日中は晴れそうですが明け方3時までは雲予想です。スワン彗星も見れませんでした。
アストロS-5赤道儀と60/900は素晴らしい性能のようで、使い手を選ぶのかもしれませんね。

こちらは高橋65mmの最終型のD型赤道儀です。私はこれが一番好きです。(少しパクりました)
1985年のサンシャインでのアストロフェスティバルで購入しました。毎年何らかのイベントが開催されていたので当時学生だった私には格好のチャンスでした。シリアルNo.が無いので試作品かデモ品などの非売品だったようです。これに16cmF8反射を搭載して数年間活躍しました。TS16cmF8はJP型に搭載が標準でしたので6.5cm用に搭載出来たのは基本設計がかなり良かったからだと思います。このD型は主軸周りの過負荷をベアリングで吸収したくれていたのでしょう。デザイン的にもボクサーのような力強さと無駄をそぎ取った形状はいいです。かれこれ35年前の良き思い出です。



  
 

題名:Re: 古き良き時代  名前:ロッド 2020/05/24(日) 05:25 No.17902  操作

17902の画像を原寸大表示します titanさん、おはようございます。
昨夜から望遠鏡を準備してありましたが今朝は曇っています。
関東地方とは逆で、こちらは好天続きです。
アストロ6cmF15は本当に素晴らしい性能です。これならF16.7とかF20など全然必要ありません。これ以上の高性能はありえないくらいです。
タカハシの65mm三枚玉セミアポと並べて比較してみたいです。
これは90年代のレンズなので、60年代の物に比べると普通のアクロマートでも性能が向上しているように思います。
76/1200は両方持っているので比較してみたところ、新しい物は球面収差の特性が全然違いました。内像が明瞭なので負修正で、焦点像は明るくシャープです。
磨きの状態が良く透明度が高いです。ガラス材が向上したのかもしれません。
6cmのほうは負修正ではなく内外完全対称で球面収差0です。色収差の補正も非常に良く、ほとんど無収差と言っても良いくらいです。
昨日の木星・土星の見え方は優に10cm級でした。

S-5型赤道儀は使い手を選ばず、シンプルでクセがありません。初心者でも使えます。隠れた名機だと思います。

こちらは高橋S型です。
たぶん初代100mm反赤と同じだと思います。この後I型にバトンタッチしてこれは廃止されました。
逆に軽量小型になってデビューしたのがV-1です。

titanさんのD型と80mm用は外観そっくりです。私は高校生の頃80mm用を買って、その後7年間15cmF6反射を搭載して使っていました。
D型は極軸シャフトφ20、80mm用はφ25ですが、本体の鋳物はたぶん同じだと思います。ウォームホイールも同じかもしれません。
これとまた良く似たのに100mm反射I型があります。これも持っていました。
20cmF8反射を載せたらさすがにゴムのように振動しました(笑)
シャフトはD型と同じ20mmでした。
ベアリングのおかげで荷重があっても軽く回転しましたが、シャフトが鉄製なので荷重が限界を越えると振動がすごく多くなります。
まあ、当然の事ですが。
それに対し、ビクセンのSPはシャフトが軽合金ダイキャストで太い筒状、ベアリングなしなので、20cmを載せた場合には振動が少なかったです。まあ、実用にはなりませんでしたけど。荷重オーバーなので当然です。
金属材料の特性によって性格がずいぶん異なりますね。
赤道儀の設計は難しいです。

この頃のタカハシは赤道儀の種類がやたら多かったです。
ビクセンのように1種類に統一すれば量産化によるコストダウンができて有利なのに、無駄が多くて損だったと思います。
アストロもそうでした。小型屈折用が3種類あったのは無駄でした。
小島修介氏が一升瓶を畳の上にドンと置いて、徹夜でドンドン設計したという逸話が残っているので、酒の勢いで作ったのでしょうか?(笑)

  
 

題名:Re: 古き良き時代  名前:titan 2020/05/25(月) 03:36 No.17903  HomePage 操作

17903の画像を原寸大表示します ロッドさん こんばんは

スワン彗星を見ようと何時もより早起きしましたが天候が曇っていました。明け方はもう無理なので、残す希望は夕方のチャレンジですが今週の週末までお預けになりそうです。

アストロ光学60/900mmは鏡筒は持っていなかったかのしれませんが、対物レンズはあるので今度筒を作って星像を確認してみます。対物レンズのセルは前回2個製作しましたのでちょうどパイプ外径70mmで作れそうです。

ロッドさんは80mm用の強化タイプのD型を使用していたんですね。確かベアリングも多かったと聞いています。当時の赤道儀は赤緯軸とバランスウエイトまで基本一体で回転する構造でしたので荷重を支持する2点間の距離が長く取れ、搭載重量オーバーでも頑張ってくれました。

先日の海外で見つけたPOLAREX60mm用のフードキャップが完成しました。キャップ自体は3Dプリンターで印刷しましたが、形状から2分割式にして円筒と円盤は印刷後に結合しました。
一番苦労したのが墨入れで数回ほどやり直しました。
結果として墨入れのノウハウが習得できたので次回以降積極的に活用して行こうと思います。
本当は4つも製作しなくて良かったのですが、より良い物を作ろうとした結果こうなりました。しかし、墨入れは奥が非常に深い技能が必要な事が分かりました、文字のサイズ・形状・太さ・深さ・顔料の種類・粘度などの条件が必要です。

  
 

題名:Re: 古き良き時代  名前:ロッド 2020/05/25(月) 16:29 No.17904  操作

17904の画像を原寸大表示します titanさん、こんにちは。
3Dプリンターについては詳しくは知りませんが、墨入れまでできるんですか。
本物の完全なコピーができるかもしれませんね。
対物レンズセルは、私の場合は廃品のアルミパイプを加工して作りますが、樹脂製で自由な寸法が作れるならすごく有利!!
時代は変わりましたね。

アストロの60/900はとても気に入ったので、鏡筒をピカピカに磨きました。(この画像)
ウチには望遠鏡が多いので、個々の評価はきちんとされていなかったのです。
もったいないことですねぇ。
ちゃんと活用してやれば、すごい成果が挙がるのに・・・
たかが6cmとバカにしていたのがいけませんでした。

微動ハンドルはアストロのオリジナルに交換、これは赤経・赤緯で握りの形状が違うのが親切です。
こんな細かい点ですが・・・
暗がりで使う器械ですから、手探りでもわかるのが重要です。

赤経は手動ガイド撮影を考えて、長時間握るのには良い形になっています。
1回転、2回転と、握り替えるときに失敗しやすいので、そこのところ、よく考慮された形状になっています。
赤緯はたまに修正するだけなので、微調整しやすいように径が大きくギザギザが大きくできています。
赤緯微動のガタは禁物なので、ガタを防ぐためにはトルクを高めに調整します。ですから微動ハンドルの径は大きいほうが良い。

アストロの広告には「使う立場に立って設計されています」
と書かれていましたが、ここまで理解して買ってくれたお客様がいったいどれだけいたでしょうか?
発売後、長年たってから本当の価値が理解されてプレミアが付く!
やっぱり日産車とアストロは共通点があります。

大野裕明・藤井旭、両氏のような天体写真をシビアに追求したベテランの方々に60年代のアストロの赤道儀は活用されました。
見た目は他社と似ていても、本物は一味二味違います。使い込むほど良さがわかります。
正直言って私はタカハシよりも好きです。

小島修介氏、その思想を継承・発展させた高橋喜一郎氏、どちらも偉大な方でしたが、考え方はかなり違うんですよね。
私は小島修介氏のほうがずっとすごいと思います。最近いろいろ調べて認識を改めました。若くして亡くなられたのが本当に残念です。

三脚も変更しました。これは半自作、改造品です。これについては次回。

  
 

題名:Re: 古き良き時代  名前:ロッド 2020/05/25(月) 16:53 No.17905  操作

17905の画像を原寸大表示します こちらは接眼部とファインダーです。
接眼部はケンコーでφ32ですが、φ36が使えるアダプターを見つけて、アイピースアダプターはアストロ製のスリ割式です。
これは20歳の頃東急ハンズの天体売り場で買いました。
ピニオンギアは他社品に交換、とてもスムーズです。ピニオンハンドルの形状とギザギザの細かさはとても良い感触です。
ここのパーツは顕微鏡用かもしれません。
サビサビのアイピースはエイコー製のHM25で、分解してみたら平凸のハイゲンでしたが、不思議なことにとても高性能!

ファインダーはアストロR-51用の5×25ですが、視野が狭かったので改造し、ビクセンのアイピースを付けました。
視野の広さは9度あって高橋と互角です。

↑に「小島修介氏のほうがずっとすごい」と書きましたが、
もし仮に小島修介氏が設計担当、高橋喜一郎氏が製造技術担当、そしてビクセンの土田氏が営業と会社経営担当!
そんな望遠鏡メーカーが実現したら、それこそ世界最強・永遠不滅の素晴らしい仕事ができただろうと思います!!

  
 

題名:Re: 古き良き時代  名前:titan 2020/05/26(火) 23:22 No.17906  HomePage 操作

17906の画像を原寸大表示します 皆様 ロッドさん こんばんは

今の赤道儀は微動ハンドルも無くて操作するのはコントローラーのボタンだけです。古き良き時代の赤道儀は自分でハンドルを回転させて運転する皆さんが忘れてしまった楽しみがあります。やはり私も微動ハンドルが無い赤道儀は違和感がありすぎて使う気になれません。
アストロの赤道儀で私が良く使用したのがLN赤道儀でロッドさんが使用しているS-5と比べるとずっと最新型とも言える型式です。これを経緯台にして10cmF10屈折を搭載する事がありますが、全くストレスフリーで赤道儀のサイズは小型ながら堅固な作りです。

ご紹介するのは’66年製の五藤光学のK40mmです。初期型は真鍮製の鏡体で後期型はアルミ合金製となります。外観は海底に沈んでいたと思えるほど朽ち果てていますが、レンズはピカピカで素晴らしい見え味です。

今の小型赤道儀の礎を築いた小島修介氏の功績は大きな物がありますね。もっと長生きしたら今の赤道儀がどう変っていたか考えるだけでワクワクしますね。

  
 

題名:Re: 古き良き時代  名前:ロッド 2020/05/27(水) 01:49 No.17907  操作

17907の画像を原寸大表示します titanさん、こんばんは。
このK40mmは古い伝統ある製品ですね。
昔のコメットハンターのスタンダードでした。
戦前からあるのかな?本田実氏も使用?
関勉氏のは西村製かと思っていましたが、五藤製だったそうです。
1961年に9cm屈折15倍で彗星発見されました。
その後はアストロEr32mmに変更されました。
titanさんのはアルミの錆のように見えるので、66年製でもこれは後期型っていうことですか?
私が頂いた物は真鍮製なのでもっと古い?
ペンタックスのK40mmを最後にK40mmの生産は終了になりました。
両者を比較すると五藤は40度でモノコート、ペンタックスは45度マルチコート。
しかし五藤のほうが暗い星雲が良く見えるような気がします。
短焦点鏡への対応も良い。

画像は五藤のK40mmのネジを高橋やアストロに合わせる加工です。
ヤスリで根気よく削ってピッチを変えました。これで便利になりました。
五藤と西村は互換性がありますが、小島氏が五藤から独立したときにネジを故意に変えたのか?
その後アストロのネジがスタンダードになりました。

アイカップが付いていますが、元々はアイレリーフが長すぎて眼の位置が安定せず覗きにくかったんです。
眼鏡をかけた人なら良いかもしれませんが。
それで眼を離した位置で安定するようにしました。
フィルムの空きケースを利用して延長してあります。

赤道儀の電動化にともない、微動ハンドルが省略されましたが、面白くありませんね。
私は懐古趣味なのでたまに手動ガイドで撮影するんです。
頭の体操になって楽しいですよ。
天体望遠鏡は脳神経系を活性化(眼を使い手を使う)するので、健康器具として売り出したら良いのでは?と思ったりします。

もっと人間工学的な製品に回帰すべき時ではないでしょうか?
今こそアナログ回帰の時代ではないかと思うんです。
時計だって振り子のある柱時計のほうが楽しいですよ。

  
 

題名:Re: 古き良き時代  名前:titan 2020/05/27(水) 22:46 No.17908  HomePage 操作

17908の画像を原寸大表示します 皆様 ロッドさん こんばんは

五藤K40mmはロッドさんのところのものと同じ真鍮製です。画像が鮮明で無く誤解を招き失礼しました。新しく写真を撮ろうとして探したのですが、何処にしまい込んだのか後期型K40mmも出てきません。後ほど良く探してみます。

ネジサイズですが 五藤M36.5mm他社M36.4mmでピッチは1.0mmなのでネジ径が0.1mm違うと言うことです。確かにややネジ山を修正すれば良いと思います。でもかなり大変だと思います。ですのでピッチは同じということなのでしょう?正確に計っていませんのであくまで推測です。

アイカップの件ですが、確かにK40mmのアイレリーフは長いので2cm程度鏡筒を伸ばしましたものを製作しました。画像はかなり以前製作した五藤K40mmの視野レンズのみを使用した単レンズアイピース、焦点距離は75mmです。これは空気望遠鏡用に製作したもので78/3560mmでF46、つまり倍率47倍になります。この空気望遠鏡はまさにロッドさん曰くアナログ望遠鏡です。単レンズ+単レンズで成立する究極の光学系なんです。でも投影法では接眼レンズなしで黒点も見えます。


  
 

題名:Re: 古き良き時代  名前:ロッド 2020/05/28(木) 03:47 No.17909  操作

17909の画像を原寸大表示します titanさん、いつもありがとうございます。
ここも長くなったので「倉敷天文台」という題名で再スタートしたいと思います。よろしくお願いします。

K40mmですが、昭和43年の資料です。
この関西光学は36mmP0.8と記載されています。西村のすぐ近くの会社なので共通でしょう。五藤もたぶん同じだと思います。
別の資料(高橋のカタログ)にはインチ32山と記載されていました。25.4÷32=0.79375です。
アストロや高橋よりピッチが細かったです。古いダウエルの接眼部もピッチは同じでしたが、径がほんの少し違いました。
径についてはビクセンが36.4の表示、他社は36だったり36.4だったりいろいろです。実物を測定してみると0.2mmぐらいの差がありますが、だいたい同じでした。
同じメーカーでも製造時期によって径には誤差がありました。すごくきつかったり、ガタガタだったりです。
友人は西村の15cm反射に、高橋などのアイピースを無理やりねじ込んで使っていました。ピッチが少し違いますが、一応取り付けることはできました。

空気望遠鏡、すごいですね。この前太陽を見せていただきましたが、夜ならアルビレオが綺麗だとか。

  
 

題名:Re: 古き良き時代  名前:ロッド 2020/05/28(木) 11:10 No.17910  操作

↑高橋のカタログと書きましたが、高橋はインチ32山ではなく、P1mmです。
高橋は五藤や西村にも自社のカメラアダプターやOr40mmなどを使用できるように、注文時にP1mmとインチ32山を選択するようになっていました。
また、特殊サイズであったニコン8cm用のアダプターも用意されていました。
昭和47年頃のカタログです。
また、自分の望遠鏡のネジ径とピッチを正確に測定または、ピッチをインクで紙に写し取って送れば、それに合わせたアダプターを製作してくれました。



題名:ノスタルジック  名前:ロッド 2020/05/15(金) 16:47 No.17871  操作


17871の画像を原寸大表示します この望遠鏡は3日前に組み立てました。
いろんなメーカーの寄せ集めです。
77mm用の赤道儀にスペーサーをかませて6cm屈折を搭載。
架台がグレーで鏡筒パーツがブラックというのはチグハグかな?
と思っていましたが、実際に組んでみると良い感じです。
五藤の7.5cmも15cmもそうでしたね。
アストロはR-61Dの旧型だけ架台がグレーでした。グレーは輸出仕様だったのかもしれません。

この三脚はケンコー製で黒だったのを、サンドペーパーで表面を削り落としてマホガニー色のニスで塗りました。すごく手間がかかっています。
架台はエイコー製で黒でしたが、古い塗装は全部削り落としてグレーに塗り替えました。
赤緯微動は普通のタジェントスクリューでしたが、旧型のリンク式に大改造。ここも苦心の作です。
微動ハンドルは鐘紡長野工場の糸巻きで作りました。
ウェイト軸は長ネジ、固定リングは高橋製です。
ウェイトは大一光学の反赤用の特別軽い物です。

  
 

題名:Re: ノスタルジック  名前:ロッド 2020/05/15(金) 16:50 No.17872  操作

17872の画像を原寸大表示します この天頂プリズムはエイコー製で、差し込み部はスリ割式、本体は五藤と同じベークライト製で、これもこだわりの品です。
プリズムは高精度で、コーティングも良いです。

鏡筒は30年以上前に誠報社で買ったアストロ光学のジャンク品です。
私は最初の入門機が屈折でしたが不良品で、以後ずっと反射びいきでした。
ところが、これを覗いてみてビックリしました。良い屈折はこんなに見えるのか!!
よく見えると思っていた10cm反射に負けない性能です。
以来ずっと愛用しています。
6cmのF20も良いですが、長すぎます。これより20cmも長いんですから。
かと言って900mmでは短すぎてスマートではありません。
私にとって焦点距離1000mmがちょうど使いやすいサイズです。

  
 

題名:Re: ノスタルジック  名前:titan 2020/05/16(土) 13:26 No.17873  HomePage 操作

17873の画像を原寸大表示します 皆様 ロッドさん こんにちは

ロッドさん宅はレトロ専門望遠鏡メーカーのようですね。
全く違和感なく市販品のようにも見えます。

最近私の倉庫の中は行方不明なパーツが一杯あり使いたいときに出てこなくなって困っています。そんな中、先日15年ぶりに出てきたのが竹製の鏡筒です。接眼部が無かったので色々調べると、そのまま2インチ接眼レンズが付く様になっていました。と言うことでエルフレ70mmを付けると7.7倍低倍率用望遠鏡の誕生でした。15年が経過して色合いに独特の風味が出てきました。
対物レンズはZeiss jena50/540で70年代の物です。硝材はBK7-F2と考えられますが、もう少し前の時代には気泡入りの物も良くありました。

  
 

題名:Re: ノスタルジック  名前:ロッド 2020/05/16(土) 17:28 No.17874  操作

17874の画像を原寸大表示します titanさん、嬉しいコメントありがとうございます。
竹筒の純和風の望遠鏡、とても好感です。
日本人のアイデンティティ、これはアート作品です。
ツァイスしかも東ドイツのイエナってのはすごい貴重品ですね!
五藤にも似たようなスペックのレンズ(50/500)があって、すごい高性能だそうですが、比較してみていかがですか?
ほぼ有効最低倍率ですが、対物・接眼ともに長焦点なので7倍50双眼鏡とはシャープさが全然違うでしょうね!!

これ、今完成したばかりです。
若き日の大野裕明氏の愛機、アストロS-5型のそっくりさんです。
鏡筒バンドがビクセンですが、他はほとんど同じ。
昔の赤道儀は鏡筒バンドが簡単には交換できない構造なので、ちょっと大変でした。
鏡筒はケンコー製ですが、レンズだけアストロです。6cmF15で筒の太さはφ63なのでS-5と同じです。
接眼部とファインダーは若干違いますが、アストロに良く似ています。
ファインダーは本物のアストロですが、25mmです。S-5のファインダーは30mmでした。脚はケンコーで、これがイマイチ。

アストロの高級機の鏡筒はφ70でしたが、S-5はポータブル赤道儀という位置づけだったので細身でした。
S-5が私の長年の憧れなんですが、本物はまだ入手できていません。
NewS-5はダメなんです。極軸が逆構造ですから。小島修介氏設計の本家本元の旧型でないと。
これは10cm反射のLN-4T用の赤道儀なので旧S-5と同じなんですよ。
サイコーです!!
コレの価値がわかる人って、いないだろうな(笑)

「アストロを選ぶ人は日産車を選ぶ人」
そういう事を言う人がいて、なるほど当たっているな、と思いました。
本物のGT-R(アストロS-5)はいずこに?(笑)

  
 

題名:Re: ノスタルジック  名前:titan 2020/05/17(日) 13:08 No.17875  HomePage 操作

17875の画像を原寸大表示します 皆様 ロッドさん こんばんは

アストロの旧型S-5赤道儀は色々調べてみましたが詳しい情報がありませんでした。新型になって構造を変更してしまったんですね。と言うことは違う方が設計し直したんでしょうか?個人的にはバランスウエイトの付け根部分が長いデザインは好きです。赤緯シャフトも貫通タイプでないと嫌いなんです。

Zeiss Jena 50/540レンズはヤフオクにちょうど出ていますが3万円位します。5cmでその価格は高いですね、当時販売していた価格とほぼ同等か少し高いかです。貴重な物には変わり有りませんから、熱狂的な信者がいるのも当然です。
五藤50/500mmとの比較は五藤の勝利です、私のサイトに載せています。

今回は少し前に撮影した画像ですが 五藤光学 3吋屈折望遠鏡(75/1300mm) です。この後五藤は8cmにサイズアップするのですが焦点距離1200mmとなりこの3吋屈折は長かったですね。その代わりとても優雅なデザインでした。

アストロと日産、面白い事を言う人がいましたね。私は日○自動車出身で世代的にGT-RというとR32になってしまうんですが、私が入社したときには既に開発は終わっていたのでこのエンジンに携われなかったことが少し残念でした。エンジンベンチでこのエンジンを限界までぶん回したかったです。

  
 

題名:Re: ノスタルジック  名前:ロッド 2020/05/17(日) 18:04 No.17876  操作

17876の画像を原寸大表示します titanさん、こんにちは。
五藤の7.5cm美しいです!
これは小学生の頃近所の高校にあって、子供にはすごく大きく感じられたので焦点距離の1300という数字から口径13cmと思い込んでしまいました。

R32GT-Rは本物が多数出回っていますが、その昔のGC10とか110のGT-Rは希少なので、普通のGTを改造してGT-Rそっくりに仕上げるのが流行りました。
私のS-5もどきも、そのノリです。

アストロS-5は私が小学生の頃すでに「New」でした。これです。
これは結構たくさん出回ってるんですよね。
たぶん67年頃モデルチェンジしたんだと思います。
モーターを付ける都合上逆構造にしたのでしょうけど、赤緯体のほうにモーターを付けてもまったく支障はないはず。
微動ハンドルが鏡筒と一緒に回る旧型のほうが使いやすいです。

  
 

題名:Re: ノスタルジック  名前:titan 2020/05/17(日) 19:49 No.17877  HomePage 操作

17877の画像を原寸大表示します 皆様 ロッドさん こんばんは

アストロS-5型の詳細の説明ありがとうございます。画像がNEWタイプと言うことでこれはこれで完成されたデザインだと思います。旧型は資料も少ないのでしょう。それだけ幻な存在なんですね。ヤフオクで見つけたときは入手出来るように頑張ります。

画像は日本光学工業製の12cm双眼望遠鏡2型(1972年)です。架台は入手時にありませんでしたので全て自作しました。フォークは鉄パイプをベンダーで曲げて回転機構は車のウオーターポンプを流用しました。ピラー部分は油圧式ミッションジャッキで1m程度昇降します。アップダウン共、足で操作出来ますので非常に便利です。今週見えるか分かりませんがC/2020スワン彗星用に準備しました。

  
 

題名:Re: ノスタルジック  名前:titan 2020/05/17(日) 19:40 No.17878  HomePage 操作

17878の画像を原寸大表示します ロッドさん こんばんは

明日2020/05/18 3:21のスワン彗星の位置です。ロッドさんの家からは北東視野は見えないの事ですがステラリウムで場所を確認しました。このソフトは友人のお勧めソフトで約20等級の星まで表示可能と優れたフリーソフトです。Web版では常に最新の情報も盛り込まれているのでお勧めです。
https://stellarium-web.org/

  
 

題名:Re: ノスタルジック  名前:titan 2020/05/17(日) 21:28 No.17879  HomePage 操作

17879の画像を原寸大表示します ロッドさん 追加の説明です。

双眼鏡の油圧シリンダーとフォークの結合部分で、昭和の世代の方は皆さん機構部分は自作していました。
水平回転はウオーターポンプのベアリングを使用し、フォークの傾斜も可変出来るようにしています。(実際は最適な角度で固定)機構は全てボルト結合だと手間暇がかかるので溶接構造にして簡略化して製作しています。
上下の可動に関しては純正を見習った簡易的なベアリングを用いない摺動機構です。
架台は20年以上経過していますが簡素な構造なのでトラブルも無くて快適に使用できます。立ったままで天頂も見れます。

  
 

題名:Re: ノスタルジック  名前:ロッド 2020/05/17(日) 23:36 No.17880  操作

17880の画像を原寸大表示します titanさん、こんばんは。
たくさんの情報をありがとうございます。
じっくり見させていただいて、明日またコメント書き込みたいと思います。
ニコンの12cm双眼鏡お持ちだったんですね。
それにしても凄い物を作られましたね!!

今夜はパンスターズ彗星が良く見えました。9等で見やすいです。
M81・82の下のほう。
一方のアトラスY1のほうは見つかりませんでした。M81・82の上のほうです。
透明度がどんどん悪くなって北斗七星も見えなくなってしまいました。
Y1は5月15日、Charles S. Morris氏の情報では9.7等なので、厳しいです。
月明かりで見えなかった間に減光してしまいました。
Y4のほうは低空になってしまって、もう無理でした。
↑の6cmF15で今夜カストルを見たら実に良く見えました。

これが大野氏の旧S-5です。
最初の頃は車がなかったので、暗い空を求めてバイクにこれを積んで走り回っていたとか。
これだけ使い込めば立派!!さすがです。
藤井旭氏と一緒にこれを持ってグアム島まで行ったんですよ。
GT-Rにたとえたのは、ちょっと持ち上げすぎでした(笑)
ごく普通の屈赤です。

  
 

題名:Re: ノスタルジック  名前:ロッド 2020/05/18(月) 08:55 No.17881  操作

17881の画像を原寸大表示します ↑のtitanさんの12cm双眼鏡の脚部は20年以上も前の作ですか。
前に拝見した記憶がよみがえってきました。
油圧式ミッションジャッキで1m程度昇降!
これはすごいです。
ウォーターポンプを流用した回転部。
鉄パイプをベンダーで曲げて→これは車のマフラーを作るときの技法ですね。
アメリカの自作例にも自動車部品の流用が多いそうですね。

ステラリウムは10年近く前からLinux用に出ていたのでインストールしたことがありますが、私のPCが古かったため力不足でした。
以後のアップデートでずいぶん改良されたようですね。
私が今使っているのはKstarsです。これもLinux用が10年以上前からあります。こっちのほうは軽いので快調に動きます。
ですが、私の場合は根っからアナログ人間なので、結局は紙の星図に戻って来てしまいました(笑)
三角定規とコンパスと鉛筆を使って机上で作業するのが楽しいです。

こちらはアストロLN4T赤道儀とビクセンポラリスマークIの比較と組み換えです。
ほとんど同じで互換性がありました。
ただアストロのほうは、見えない部分まで過剰品質と言えるぐらい高級に出来ていました。
摺動部は一方が真鍮です。非常に耐久性が良いです。
真鍮と軽合金は相性が良く、滑らかに回転します。

同種の金属だとカジリが生じやすいです。まあ、車の部品のように高速回転ではないので大丈夫でしょうけど、貼り付いたような感じになって動き出しのスムーズさがイマイチです。
小島修介氏は金属のこういった特性を良くご存知だったのですね。さすがです!

  
 

題名:Re: ノスタルジック  名前:ロッド 2020/05/18(月) 08:56 No.17882  操作

17882の画像を原寸大表示します 赤緯軸のネジ径もピッチも同じ、長さも同じ、クランプ部の寸法も同じ。
しかし微動アームの長さが違ったので、ビクセンの微動部をアストロに移植する形になりました。
極軸体から下はビクセンのほうが一回り大きくて頑丈にできています。
6cm用だったのが10cm用に変身しました。こっちのほうが頑丈で10cm用には良さそうです。
この部分は高橋の初代65mmに形状が似ているので、同じ鋳物を使っているかもしれません。

鋳物は型代が高いので、大量生産で1個あたりのコストを下げたいところです。
赤緯体はほぼ同じ鋳物のようです。これはアストロ光学を創立した小島修介氏のアイデアではないかと思います。
当時まだ望遠鏡は作っていなくて鋳物メーカーだった高橋製作所が縁の下の力持ちとして重要な役割を果たしたものと思います。
高橋の社長さんと小島修介氏は親しい仲だったようです。

  
 

題名:Re: ノスタルジック  名前:titan 2020/05/19(火) 05:22 No.17883  HomePage 操作

17883の画像を原寸大表示します 皆様 ロッドさん こんばんは

ニコンの12cm双眼鏡はこの個体が2つ目で初めに入手したものは対物レンズに焼けがあってよく見えませんでしたので解体してプリズムハウジングのみ使用して別の双眼鏡を作り上げました。作品は後ほど機会があったら公開します。実物を見ないで購入するのは嫌いですが本当にネットの落とし穴ですよね。画像の個体は外観はあまり良くはありませんが、光学系はなんとか使えるので星にも使えます。
架台にウオーターポンプを使ったのは水平回転の為でしたが、実はフリクションが多少あって実際の回転は油圧シリンダー部で行っています。つまり単なるジョイントになってしまいました。油圧シリンダーは2段式になっていまして.17877の画像は1段目しか伸びていません。長さ的には半分ですね。
鉄パイプ(鋼管)をパイプベンダーで曲げるやり方は実はマフラー用でなくてロールゲージ製作で学んだ手法です。クロカン四駆がメインですがバーキン7のロールバーも製作しました。

私も以前ステラリウムを勧められてインストールしたことが有りましたが、当時は自分のスタイルには合わなくて全く使えませんでした。その点最近のWeb版はインストールせずにネットを見る感覚で最新の情報が全て入っているので使いやすく感じています。ただ、私も基本アナログ人間ですのでPCには頼り過ぎないようにはしています。ロッドさん、愛用のKstarsも調べてみます。

アストロLN4T赤道儀とビクセンポラリスマークIの対比ありがとうございます。一見外観がそっくりで塗装が違うくらいに感じてしまいましたが内部構造にそんなに大きな違いがあるとは、分解しないと分かりませんね。高級な赤道儀のウオームホイルには砲金が良く使用されていますね。私が知る限りではN社6.5cm用の赤道儀もそうでした。エルボータイプの独特の作りでしたが、実は外注の作品でした。この業界では良くある話のようです。

>高橋の社長さんと小島修介氏は親しい仲だったようです。
初耳でした。タカハシの社長さんには「望遠鏡・双眼鏡展」でお会いした事があります。1985年頃だったか、港区東京タワーの直ぐ横のビルで開催していた時です。懐かしいですね。

  
 

題名:Re: ノスタルジック  名前:ロッド 2020/05/19(火) 02:37 No.17884  操作

17884の画像を原寸大表示します titanさん、詳しく書いてくださってありがとうございます。
なるほど、わかりました。今のステラリウムは処理機能がネット上の外部のコンピュータにあるのですね。それなら安心です。
私は詳しくは知りませんが、最近は(というか数年前に雑誌で読みました)OSまで外部のネット上にあってユーザー側は単なる端末という使い方もあるらしいです。
KstarsはたぶんLinux専用だと思います。昔のステラナビゲーターに似ています。
赤道儀に接続して動かす機能もあるみたいですし、最新の天体の情報をネットから取り込む機能もあるみたいです。
あまり使っていないので使い方がよくわかりません。

こちらの画像はアストロの軸受メタルです。
本体は軽合金ですが、摺動部に真鍮が嵌め込まれています。
製造コストかかりすぎなので、通常なら省略したいところです。

小島修介氏についてはガラクマさんのサイトの皆さんで調査が進んでいて、ご遺族のお宅を訪問し、過去の貴重な個人的な写真を見せてもらったそうです。
とくかくご苦労が多い人生だったようで、おかげで私達は素晴らしい恩恵を享受できているのだと思いました。
世界のアマチュア向け天体望遠鏡文化を創造した、偉大な功績者と言っても良いと思います。

高橋製作所の社長さんには私もお会いしたことがあります。
父とちょうど同年輩でした。
技術的な話を惜しみなくしてくださって、とても勉強になりました。
たとえば赤道儀のウォームギア、手動用の従来品だと300円だが、MD用に追尾精度を上げるため歯研をほどこすと3000円になるとか。

小島修介氏が急逝されたとき、鋳物を大量に受注していたらしく、それを何とか売りさばかないと大変な事になってしまうので、自ら天体望遠鏡の販売に乗り出したという事らしいです。
これは星の手帖の手記から推察できます。
小島氏はアストロ光学を離れて「日本テレスコープ社」を設立、軌道に乗らないうちに急逝され、高橋製作所がその後を継いだらしいです。
輸出専業メーカーで米国スイフト社との取引が多く、日本国内ではエイコーから販売されました。
アストロとは一線を画しており、互換性を廃する目的かシャフトのネジピッチが違います。この規格は後年高橋製作所に引き継がれています。

  
 

題名:Re: ノスタルジック  名前:titan 2020/05/19(火) 22:27 No.17885  HomePage 操作

17885の画像を原寸大表示します 皆様 ロッドさん こんばんは

当時のアストロの軸受メタルはこれほど凝っていたのですか、知りませんでした。真面目すぎて赤字になりそうですね。
先ほどアメリカのE-bayオークションを見ていたらとある詳細不明の1960年代の6cm屈折鏡筒を見つけました。
「1960's Lafayette Astronomical Telescope With Case And Lenses 62mm」というタイトルです。繰り出し装置のハンドルの作りといい昔の五藤にも似ていますが製造メーカーは全く分かりません。もしかしたらこれも小島修介氏が関わっていたのかもしれませんね。
高橋製作所発足の経緯もよく分かりました、ありがとうございます。小島修介氏が世界に眼を向けて望遠鏡を普及させた功績は非常に大きな物だったのですね。


  
 

題名:Re: ノスタルジック  名前:titan 2020/05/19(火) 22:41 No.17886  HomePage 操作

17886の画像を原寸大表示します 全体画像です。
画像はE-bayよりお借りしています。
繰り出し装置もよく見ると2段になっているようです。

今色々調べていますが「Lafayette」はアストロ光学の輸出ブランドのようです。詳細はまた追って報告しますが、国内に存在に無い形状の望遠鏡が次々に出てきます。

  
 

題名:Re: ノスタルジック  名前:ロッド 2020/05/20(水) 00:35 No.17887  操作

17887の画像を原寸大表示します titanさん、こんばんは。
またまた面白い話が出て来ましたね!
ありがとうございます。
昔の日本製品について知りたければ、アメリカへ行ったほうが良いのは確実ですね。
小島修介氏は昭和30年代の国産望遠鏡の開発の、80%に深く関わっていたと思います。
独自の小型赤道儀が有名ですが、経緯台や鏡筒なども多数設計しているようです。
本や雑誌の執筆も多いですし、まさに天才的な人物だったと思います。

これに良く似た望遠鏡を知っています。Lで始まる頭文字も共通。
60年代後半のレリアです。長い接眼部が独特ですね。
良く見ると微妙に違うような気もしますが。
これと似た鏡筒を月面観測の大家(高橋実氏)が愛用されている写真がありました。見つけたらご紹介します。

  
 

題名:Re: ノスタルジック  名前:ロッド 2020/05/20(水) 19:21 No.17888  操作

17888の画像を原寸大表示します やはり60年代のペンタックスです。似ていますね。
小島修介氏は五藤光学を辞めてから、短期間ですが旭光学に在籍して16cm屈赤を製作し、海上保安庁水路部へ納めています。(ガラクマさんサイトの情報)
旭光学の小型天体望遠鏡の設計開発にも関わったものと思われます。
旭光学にはもう一名優れた天体望遠鏡エンジニアがおられました。
その後設立したアストロ光学にも旭光学からの転職組がいたようです。
60年代の日本の望遠鏡業界は活気に満ちていて、想像するとゾクゾクするくらい面白いです。
さすがに優れた作品を残していますね。世界じゅうに高く評価されるのも納得です。

  
 

題名:Re: ノスタルジック  名前:ロッド 2020/05/20(水) 19:22 No.17889  操作

17889の画像を原寸大表示します TS65mmD型に同架されているサブスコープにご注目ください。
接眼部が長くて高級感がありますね。
口径は60mmぐらいで焦点距離は短くて500mmぐらいでしょうか。メーカー不明の珍しい望遠鏡です。
お気に入りだった様子なので、かなりの高性能なのでしょう。

  
 

題名:Re: ノスタルジック  名前:titan 2020/05/20(水) 23:58 No.17890  HomePage 操作

17890の画像を原寸大表示します 皆様 ロッドさん こんばんは

60年代のPENTAXでしたか?恐れ入りました。
しかし予想外な結果で私の想定を遙かに超えていました。
小島修介氏が旭光学に在籍していたことも初めて知りました。
この時代はロッドさんが言われる様に正に活気に満ちあふれていたのでしょう。

>旭光学に在籍して16cm屈赤を製作し、海上保安庁水路部へ納めています。
そうでしたか、16cm屈折というスペックは非常に珍しいですね。画像はPOLAREX 60/500mmでTS65mmD型に同架されているサブスコープと同等のスペックです。接眼部の形状はやや違いますがスリムな感じは似ています。これは60年代のPOLAREX160/2500mmのファインダー用なのでガイド鏡用リングが付いています。接眼鏡スリーブ径はアメリカンサイズです。これを昔使用していた天文台は天体望遠鏡博物館所有の個体と同じです。しかもPOLAREX160が2式あったそうで、謎は深まるばかりですね。



  
 

題名:Re: ノスタルジック  名前:ロッド 2020/05/21(木) 04:50 No.17891  操作

17891の画像を原寸大表示します titanさん、おはようございます。
これが上の鏡筒の全景です。
なるほど、POLAREX(日本精光)かもしれませんね。
ここは板橋の光学産業とは別系統だったと思われますが、よくわかりません。
日本光学が品川の大井町周辺で発展したので、その影響を受けているかもしれません。五藤光学の創業者も日本光学出身ですし。
東京都区内でも世田谷・品川地区と板橋地区では別派閥のように思います。
昔読んだビクセンの古老さんの手記にもそんな事が書かれていました。

五藤光学が15cmだったので、ライバル意識から16cmにしたんでしょうね。
日本精光の近くにお住まいだった方の話では、工場を見学させてもらったらレンズ研磨も自社で行っていたそうです。
通常は社外に木辺氏のような「研磨名人」がいて、そこへ外注することが多いと思いますが、何でも自分で作ってしまうんです。

さて、ここも長くなりましたので「古き良き時代」という題名で再スタートしたいと思います。



題名:双眼鏡  名前:ロッド 2020/05/09(土) 15:00 No.17854  操作


17854の画像を原寸大表示します 私がオーバーホールした双眼鏡です。
天体望遠鏡よりはるかに難しい器械だと思います。
経験を積むと、自作する際の参考になります。
人に教わったわけではなく、失敗を繰り返しながら試行錯誤で覚えました。
一応、双眼鏡メーカーの技師にちょっとだけ教わったことがありますが。
中央の2個は一般的なZ型、他4個はM型です。
M型はプリズムを動かして調整するので大変難しい。

ニコン7倍50は古いのでカビだらけでした。
プリズムを外したら鉛筆で合いマークを付けます。向きを反対に組んでしまったり別のプリズムと入れ替わってしまうと、調整が非常に面倒になります。
プリズムは双眼鏡の心臓部。ちょっとした傾きや角度の狂いが致命傷になります。

ロシア製の6倍30は国産にはないスペックの超広角。
星像もニコン並みの良さで重宝していましたが、落としたわけでもないのにガタガタいうようになって、軸が狂ってしまいました。
内部でプリズムが外れているのではないか?分解してみましたが、プリズムは正常。対物レンズが緩んでガタガタしていました。
国産品と少し構造が異なり、対物レンズが外れません。工具を使って無理して外したのでキズが付いてしまいました。
結局わかったのは横にセットビスが隠れていたのでした。外装をめくった部分に隠れていました。
対物側を分解するのは簡単ですが、接眼側を分解するのは難しい作業です。
Z型は対物部がダブルエキセンになっているので、それを回転させてレンズの芯を移動させて軸を調整します。
軸が合っているかどうかは、眼を少し離して覗いて首を左右に少し振って見ると狂いがよくわかります。(双眼鏡技師に教わりました)
左右の狂いは立体視でカバーできますが、上下の狂いは正確に修正しないといけません。

  
 

題名:Re: 双眼鏡  名前:ロッド 2020/05/09(土) 15:02 No.17855  操作

17855の画像を原寸大表示します M型は対物部に調整機構がないので厄介です。
プリズムを押している小ビスが外装をめくった所に隠れていますが、これをいじると後が面倒なので、プリズムを指で押して微妙な加減で調整しました。
M型はちょっとした衝撃でも、プリズムが狂いやすいです。
最近の安物は接着剤で固めてありました。分解不能です。

昔のビクセンはM型がお得意でした。
↑の16倍50はすごくシャープで、こと座のM57が恒星と区別できるほどです。
小さいほうは8倍25の超広角で見かけ視界は80度!
中心像はシャープで明るく、なんとM81、82がわかりました。
右端のはニコン7倍21ですが、すごく明るくシャープで25mmと同じぐらいの性能です。

  
 

題名:Re: 双眼鏡  名前:titan 2020/05/10(日) 06:29 No.17856  HomePage 操作

17856の画像を原寸大表示します 皆様 ロッドさん こんばんは

双眼鏡のOHは楽しいですけど、試練の連続ですね。
一番難しいのが最近多い形のダハプリズムで、数年前購入したNikonモナーク8倍42mmは購入して10ヶ月くらいでプリズムの剥離に気付きました。流石にメーカーに修理に出してプリズム交換で戻ってきました。外装がラバーコートの場合は外すのが非常に困難で失敗すると元通りにならないので苦戦しそうです。修理後のモナークは結局手放してしましましたが、国内メンテのものは国内の技師の手で調整されているので、かえって重宝するかもしれませんよね。製造は中国です。

ロシアの双眼鏡も独特の癖があって面白いですよね。元は東ドイツの技術から独自に発展したようで、ウクライナ当たりでは高度なガラスが製造されていました。接眼レンズも視野が90度の物とか製造されていましたね。若干昼間の景色とか見ると黄色みがかかったような独特な見え方でした。

ZEISS JENA DDRの7倍50mmの対物部がダブルエキセンも初めは分からなくて光軸が中々でませんでした、苦戦した記憶があります。ZEISSのジャンクの双眼鏡を購入して結構遊べました。修理できなければ分解して接眼レンズを望遠鏡用にしたり、対物をファインダーにしたりできますから。ロッドさんが言われるように接眼レンズは分解出来ませんでした。特殊な治具が必要だと思います。

カメラだとほぼ有る一種類か2種類のメーカーしか入手しませんが、双眼鏡だとNikon・Canon・Pentax・Fujinon・Zeissとかいろんなメーカーのものが買えるチャンスがあるので楽しいですね。


  
 

題名:Re: 双眼鏡  名前:ロッド 2020/05/10(日) 11:52 No.17857  操作

17857の画像を原寸大表示します titanさん、コメントありがとうございます。
双眼鏡というテーマですが他の話題でも結構ですので、よろしくお願いします。
この宮内は77mmですか。ずいぶん凝った構造ですね。天体用には最適でしょう。

こちらの写真は古いビクセンのM型です。たぶん昭和43年頃。
分解掃除して完全に元通りに組み立てたつもりでしたが、軸が狂ってしまいました。
プリズムをバネで押さえていますが、その押し加減で微妙に狂います。偶然合っているという感じ。
調整が良い状態に決まると、見え味は格段に向上しました。

昭和30年代のニコンの名機ミクロン6倍15は父が持っていましたが、子供の頃私が壊してしまいました。
対物レンズは今はファインダーに、アイピース(K10mm)は月面用に活用しています。
素晴らしく優秀です。対物レンズはF4ですが、Or4mmでもシャープに見えます。
この金属光沢がマニアに人気でしたが、真鍮なので重量とコストがかさみ、今はプラ製になりました。
昔の物が入手できると貴重品です。

ダハ型は1個のプリズムですべてを補っているので調整の手間が省略できて有利な面もありますが、プリズムの出来次第ですべてが決まってしまいます。
良いプリズムを作るのがすごく難しいんだそうですね。
私はダハ型は好きではないので、古風なポロプリズムばかりです。

ロシア製の双眼鏡は3個買って、今手元にあるのは2個です。
どれも天体用には最適です。非常に安価で軽量。悪く言うと安っぽい作りです。まあ、実用一点張りで好感が持てますが。
面白くないのは視野環が省略されていて、視野の端がボケていることです。3個ともそうでした。
110mmの双眼鏡をイベント会場で見ましたが、光学ガラスの黄色い着色が気になりました。紫外線カット?何らかの目的で故意に黄色くしているのかもしれません。
私のは小型なので着色は気になりません。面白いのは黄色いフィルターが付属していることです。

  
 

題名:Re: 双眼鏡  名前:titan 2020/05/10(日) 20:11 No.17858  HomePage 操作

17858の画像を原寸大表示します 皆様 ロッドさん こんばんは

画像はCarl Zeiss Jena Deltrentis MDI(8倍30mm)です。かれこれ半世紀前の物ですが塗装の剥がれ以外は問題なく使えます。ニコンの角型見口を装着するとフィット感がバッチリでとても重宝します。
ニコンの名機ミクロンのボディは真鍮でしたか、熱狂的なファンがいるのがうなずけます。あのデザインは傑作だと思います。

宮内77mmは接眼レンズ交換式ですが専用設計なので他の物が使用できません。広角の接眼レンズを付けたいと誰もが思いますがちょっと残念です。その為に視野が広く取れないところが最近の超広角に慣れてしまうと窮屈に感じます。ここまでコンパクトに使いやすいデザインで造るのは相当な苦労があったはずです、唯一無二の存在です。

  
 

題名:Re: 双眼鏡  名前:titan 2020/05/10(日) 20:47 No.17859  HomePage 操作

17859の画像を原寸大表示します ロッドさん こんばんは

先日のエルフレ接眼レンズですが焦点距離60mmを目標に製作していたのですが、実際に組み立ててみるとレンズの曲率の問題で計画よりもレンズが近づけられなかったりして、設計変更がありました。教えていただいた計算式も使い、再計算すると合成焦点距離は68.8mmとなりました。ざっと70mmということです。当初2インチスリーブで考えていましたが、それだと蹴られてもったいないので急遽3インチスリーブ仕様も製作しました。3Dプリンターで印刷しましたが、これか金属で製作したら2つで相当な金額に成りぞっとしました。まだ晴れませんので星像での検査はしていません。

  
 

題名:Re: 双眼鏡  名前:ロッド 2020/05/11(月) 05:58 No.17860  操作

17860の画像を原寸大表示します titanさん、おはようございます。
ずいぶん長焦点のエルフレですが、これはF15の大型屈折用なんですね。
私も似たようなのを作って使っているので、今度お見せします。

こちら、ニコンの名機ミクロン双眼鏡の残骸です。
左下の金属光沢の物です。もったいない事をしたと後悔しています。
アイピースは双眼実体顕微鏡用です。
右上のはミクロンの後継機、昭和40年代のLook双眼鏡です。
これが一番気に入っています。
元祖ミクロン双眼鏡は限定で復刻版が出ました。あれは2000年頃だったかな。数はいくつ出たのかな?今でも中古品があるかな?
父の80歳のお祝いに買ってあげようかと思いましたが、結局別の物にしました。
私は基本的にニコンは嫌いなんです。
理由は良すぎて改良の余地がなくてつまらない。
二流品を買って自分で改良し、良い物を自分で作り上げるのが楽しいんです。
実際にニコンを分解してみると、見た目は似ていても細かい所の作りが違います。とても勉強になります。
たとえば合焦機構。二流品はガタが多くて左右の視度がすぐに狂ってしまいますが、ニコンは狂いません。
レンズやプリズムの透明度が高く、明るくスッキリ見えます。

  
 

題名:Re: 双眼鏡  名前:titan 2020/05/11(月) 22:18 No.17861  HomePage 操作

17861の画像を原寸大表示します 皆様 ロッドさん こんばんは

ミクロン 6x15 CFは現在発売されていて限定モデルが有ったかはわかりませんが、実売2万円前後です。メーカーサイトでは金属外装をうたっているので質感も高級感があります。レビューを見ても評価は高いです。最近は美術館とかでこのサイズの双眼鏡・単眼が需要がありますね、しかもライカなどに比べるとかなり低価格ですね。

小型の双眼鏡ではワイドビノを紹介します。初期型のロシア製2.3倍40mm実視界28度です。同様なスペックで「Vixen 双眼鏡 SG2.1×42」も販売されています。こちらはmade in saitamaを売りにした商品で宮内の子会社オプトミヤウチ部品・加工・組立てを担当しています。最強のさいたま連合ですね。

私もニコンの双眼鏡にはあまり縁がなかったのか、モナークは手放しましたし、今あるのは漁船に乗っていたやつだけです。

  
 

題名:Re: 双眼鏡  名前:ロッド 2020/05/12(火) 00:14 No.17862  操作

17862の画像を原寸大表示します 速報です!
さきほどアトラス彗星2019Y1を初めて見ることができました。
乱雑なスケッチですが、一応証拠ということで。
とても明るく見やすく、M82を少し暗くして小さくしたような感じ。
6cm屈折でも楽々見えました。
尾は見えませんが核があり、球状星団のような感じでしっかり中央集光しています。
周極星で一晩中見えますが、夕方8時から10時頃が見やすいです。
移動が速いので予報位置をしっかり確認しておかないといけません。
5月15日頃にM81・82に接近します。
今夜は透明度が良かったですが、この彗星なら市街地でも見えそうです。
彗星を見ると元気が出るのは、我々の生命の起源が彗星にあるせいかもしれませんね。

titanさん、最近の情報いろいろありがとうございます。
私は古い物ばかりが好きなので、新しい情報には疎遠なのでした。
ミクロン双眼鏡、今も販売継続中ですか。私のはCFではなくIFでした。
小型の広視界双眼鏡やオペラグラスは人気が高いとみえ、魅力的な新製品が多く出ているのですね。
小口径の双眼鏡は近距離でもピントが合うのが長所です。
美術館もそうですが、池の中の魚などもよく見えて面白いですよ。

「made in saitama」は愉快ですね。
元々は東京板橋だった光学産業が埼玉に移転して、光学産業のメッカとなっていますね。

  
 

題名:Re: 双眼鏡  名前:titan 2020/05/13(水) 05:10 No.17863  HomePage 操作

ロッドさん おはようございます

アトラス彗星は明るくなるようでとても期待しています。
場所も見やすい位置ですしね、週末に探してみようと思いますが天候が悪そうなので、少し心配です。

エルフレ接眼レンズは60/700に装着するとちょうど10倍5.5度視野でした。色々楽しめそうです。

  
 

題名:Re: 双眼鏡  名前:ロッド 2020/05/13(水) 08:24 No.17864  操作

17864の画像を原寸大表示します titanさん、おはようございます。
昨夜は透明度若干悪かったですが、よく見えました。
Or9mmで111倍にして詳しく観察しました。倍率を上げても薄れません。
同名の彗星がいくつもあって紛らわしいですが、この彗星(C/2019Y1)は3月15日に近日点通過し、今は太陽から遠ざかっていますが、予想外に大幅増光しています。
現在の予報は11等ですが、実際には8.8等という報告があります。
期待されたもう一方の彗星は、ほとんど消滅してしまいました。

ただ、わかりにくい場所にあります。近くに目印になる明るい星がありません。
こういう時には自動導入赤道儀が有利ですね。私は嫌いですけど。
夕方の彗星観測には、赤道儀を明るいうちにセッティングしておかないと間に合いません。これは難しい。

ロシア製の20倍60mm双眼鏡でもすぐ見つかりました。
この双眼鏡は彗星には最適です。20倍で3.5度というスペックは関勉氏の9cmコメットシーカーとほぼ同じです。
軽いので手持ちで使えます。

あと、常用しているK25mmとOr25mmを比較してみたところ、なぜかOrのほうが彗星が明るく見えるので、今後はこちらをメインにすることにしました。どちらも谷光学製です。
アイレリーフが長すぎて眼の位置が安定しないので、アイカップを装着しました。
ジャンク双眼鏡から取った物がピッタリ嵌りました。
同焦点化のために缶ビールのアルミ板を巻きつけてあります。
Or4mmが一番引っ込んだ位置なので、これを基準にして他のアイピースにはアルミ板を巻いて調整しました。
8本を同焦点化しました。

60/700に使用するのですか。すごい明るさと広視界ですね!!

  
 

題名:Re: 双眼鏡  名前:titan 2020/05/13(水) 21:55 No.17865  HomePage 操作

17865の画像を原寸大表示します 皆様 ロッドさん こんばんは

肉眼で消えると騒がれていたアトラス彗星は消滅してしまったのですか、残念です。C/2019Y1は8.8等とのこと中々見るのは大変そうです。
自動導入の赤道儀も過去に金星の内合などを見たくて購入した事があるのですが、明るい星を3つ程度で導入してアライメント調整をしないと使えないので即売却してしまいました。太陽ではアライメント出来なかったんです。技術的には可能だと思うのですが初心者が太陽をそのまま望遠鏡で導入して事故が起きない配慮だと思います。GPSが付いている物はもう少し簡単かもしれませんが、昭和の世代にはついて行けませんでした。電池が無いと赤道儀が全く動かないという時点でダメでしたね。

接眼レンズの同焦点化は素晴らしいですね、光路長に余裕があればレボルバー方式にすると顕微鏡のようになりますよね。

アイカップは私も良く製作します、画像は2インチのネジ式で見口が調整出来るアイカップです。少し高級な双眼鏡やフィールドスコープは調整式のアイカップを装備していて好感が持てます。しかし望遠鏡の接眼レンズで使いやすいのはPENTAXのXWシリーズくらいでしょうか。

エルフレ70mm(2インチ)は星像を確認したかったので60/700屈折で手持ちでうみへび座のα星を眺めていました。変な使い方ですね。
視野55度くらいで周辺像は多少歪みます。レンズエレメントの多少の調整が必要なのか?再度いじくってみます。3インチスリーブだと75度から80度の視野角になるのですが、周辺像は期待できないかもしれません。そもそもそこまで考慮はしていないので適当な角度で視野環を入れるかもしれません。

  
 

題名:Re: 双眼鏡  名前:ロッド 2020/05/14(木) 02:06 No.17866  操作

17866の画像を原寸大表示します titanさん、こんばんは。
昨夜は早く寝てしまい、起きたらこんな時間。
晴れていますが、彗星を見ることはできませんでした。

アトラスY4のほう、ハッブル宇宙望遠鏡で撮影した写真をアストロアーツで見ました。
バラバラに分裂し、並行して飛行していました。
分裂した個々の核は家ぐらいの大きさだそうです。
非常に脆いスカスカの彗星だったようです。
太陽に接近して蒸発してしまったような状態です。
古くは1969年だったかの大道・藤川彗星も、近日点通過後に見た人は誰もいませんでした。
0等級になると期待されていたのですが。

Y4のほう、私が最後に見たのは4月27日でした。M108より暗く大きく拡散していました。その後月明かりで見えず、今はどのようになっているでしょう・・・

ここ2〜3日はこの望遠鏡を使っています。私が一番好きなタイプの望遠鏡です。
アトラス2019Y1のほうは、これでも楽々見えます。
明け方の土星も素晴らしく綺麗に見えます。

アストロ6cmF16.7の接眼部をR-51から移植した二重ドローチューブに、架台はエイコー77mm用です。
二重ドローチューブは細くて視野が狭いですが、天頂プリズムを付けたときのピント合わせが早く簡単にできて便利です。
何より、60年代のトレンドだったアニアックな外観が魅力です。
アイピースは谷光学のK25mmを同焦点化。谷光学は高橋と違って同焦点ではないので、ビクセンやカートンも含め全部同焦点化しました。

アイピース自作の経験からですが、
レンズ間隔を狭めると合成焦点距離は短くなり、視界は広く、アイレリーフは長くなります。
逆に間隔を離すと収差は減って像が良くなりますが、視野は狭くなります。
視野を広くするためには、ケルナーもエルフレも、眼レンズ(眼に一番近いレンズ)に度の強い優秀な複合レンズを使用するのが重要なポイントです。

  
 

題名:Re: 双眼鏡  名前:ロッド 2020/05/14(木) 02:17 No.17867  操作

↑視野と書いたのは見かけ視界のことです。レンズ間隔を変えても実視界は変わりません。
それと、レンズ間隔を広くすると視野レンズのゴミやキズが目立つようになります。
私はこれには目をつぶって像が良くなるほうを選びます。
低倍率アイピースの場合はアイレリーフが元々長いので、逆にこれを短くするようにセッティングするほうが覗きやすく、しかも像が良くなります。

  
 

題名:Re: 双眼鏡  名前:titan 2020/05/14(木) 22:54 No.17868  HomePage 操作

皆様 ロッドさん こんばんは

寄居の新井氏がスワン彗星の撮影に成功されていました。しかし、かなりの低空ですので相当困難だったと思います。もう4時には明るいので撮影出来るとすると3時半からの15分間くらいでしょうか?

今回の画像は昔、誠報社が販売していた変倍率双眼鏡で0.6倍から1.5倍になります。この0.6倍っていうのが凄いところです。ビデオカメラのコンバーションレンズの応用ですね。最近知ったのですが誠報社も4年前に閉店していました。また最近前橋のギガオプトさんも店舗はたたんでネット販売のみになるそうです。非常に残念です。

接眼レンズの設計の件、まさにそのようで計算式でも実証されています。今回は眼レンズのF130mmで視野側がF200mmのレンズで真ん中がF150mmを使用しています。

ロッドさんのお気に入りの望遠鏡とてもいいですね。グレー艶の赤道儀に白黒の鏡筒に木の三脚の組み合わせは眺めているだけでも美しいものです。私は五藤の7.5cm用のグレーの赤道儀なんかが最高に好きなんです。

  
 

題名:Re: 双眼鏡  名前:titan 2020/05/14(木) 22:56 No.17869  HomePage 操作

17869の画像を原寸大表示します ロッドさん 画像が上手くは貼れなかったので画像のみです。
よろしくお願いします。

  
 

題名:Re: 双眼鏡  名前:ロッド 2020/05/15(金) 16:44 No.17870  操作

titanさん、こんにちは。
スワン彗星は見てみたいですが、東の方向には障害物が多くてダメなんですよ。
今はもう夏至が近いので朝3時には明るくなります。この彗星は超低空なので難物です。

誠報社の閉店はとても残念です。
お正月にはお酒が出たし、ランチをご馳走になったこともありました。
M部長はR32スカイライン乗りで中年暴走族と言われていました(汗)
時代の流れでしかたがありません。こういったマイナーな趣味の専門店は店舗の運営が困難なので、ネットのみの営業に移行せざるをえないと思います。
ギガオプトさん、私の趣味に最も合致する面白そうなお店です。

0.6倍の双眼鏡ですか。
肉眼より極限等級が落ちてしまうはずですし、視界も肉眼より狭いはず。小さく見えるのは楽しいのでお遊びですね。
子供の頃、望遠鏡を逆さに覗いて遊ぶのが楽しかったです。
1.5倍なら星座の形をハッキリ見るのに実用的だと思います。
変倍なら1.2倍ぐらいが実用上最良かなと思います。

このスレッドも長くなったので「ノスタルジック」という題名で再スタートしたいと思います。



題名:自作望遠鏡その2  名前:ロッド 2020/05/05(火) 18:52 No.17832  操作


17832の画像を原寸大表示します 自作望遠鏡については未発表の面白いのがありますので、ご期待ください。
「13cmF3.8アストロカメラ」「10cmF5レンズレスシュミットカメラ」です。

五藤光学のコメットファインダーですが、68年当時のカタログでは20万円!
そして500mmF5の星野撮影装置(キャビネ版のアストロカメラ)が35万円!
当時の貨幣価値からすると大変な金額です。
ちなみに15cm屈赤が150万、20cmが320万でした。
このお値段ではファインダーだけで、コメットファインダーやガイド鏡は付いていません。アイピースは8個、レボルバー、サンプリズムや直視分光器が付属しています。
通常は学校天文台等で一式で購入するので、コメットファインダー単体で買う人はいなかったと思いますが、一式で見積もると割安だったはず。

ちなみに10cmF15のガイド鏡も同じ20万円ですから、コメットファインダーのレンズは同じコストだったと思われます。
三脚式の10cm屈赤がMD付きで25万ですから、ガイド鏡の20万は高すぎます。
一式購入とは違ってパーツとして分売する場合は、どこのメーカーも割高の価格設定です。
コメットファインダーの鏡筒単体(脚なし)だと10万が妥当なお値段かと思います。

この画像は80年頃の最終型20cm屈赤、最新鋭アポクロマート対物の最高級品です。埼玉県の資産家が個人で購入されたそうです。
今はどのように活用されているのでしょうか?一度覗いてみたいものですね。
不思議なことに、これにもコメットファインダーが付いています。かなり長期間に渡って販売されていたのですね。
私が思うに、これの用途は普通のファインダーの強力版だと思います。
7倍50mmファインダーは小型機には豪華版ですが、大型機なら13倍で口径10cmという贅沢なファインダーが似合うと思います。
学校天文台等では、これを使ってM42やプレアデスなどを見せたら喜ばれたと思います。
35mmカメラを取り付けてM42を撮った写真が雑誌に入選していました。

titanさんの所で活用されているのは嬉しいです。私もこれで彗星を見てみたいものです。
アストロのEr32mmとマッチングが良さそうですね。16倍で実視界4°大パノラマです!

  
 

題名:Re: 自作望遠鏡その2  名前:titan 2020/05/06(水) 06:28 No.17833  HomePage 操作

17833の画像を原寸大表示します 皆様 ロッドさん こんばんは

コメットファインダーのコストが高いのは製造コストがかかっていたからでしょうね。繰り出し装置もF15と共通なようですが総真鍮製で量産にではあり得ない造りで、繰り出し装置重量は3.2KGもあります。

>80年頃の最終型20cm屈赤、最新鋭アポクロマート
以前雑誌で読んだことがありますが、最新の情報は持っていません。色々調べてもどうなったのか?活用されているとも聞こえてこないです。

16年前にロッドさんにより頂いたお手紙を先ほど読み直して、岐阜天文台に通われていた経緯が分かりました。池谷氏がおられたようですね、私は池谷氏のミラーはご縁が無くて所有していませんが一度だけ2週間ほど星像確認の為にお借りしたことがありました。それは20cm焦点距離1200mmの鏡でした。しかし、単体で確認するすべがなかったので1週間で鏡筒を作りました。恒星で内外像を確認したのち、木星を見てその素晴らしい像に酔いしれた貴重な時間を過ごすことが出来ました。この焦点距離でこれだけ素晴らしい像が見えるならF15なんていらないと思うほどのショックを受けました。その後、この筒にはアストロ光学で入手した21cmのミラーを組み込んで現在に至ります。

>アストロのEr32mmとマッチングが良さそうですね。
そうですね、屈折なので愛称はバッチリだと思います。いつか実現できたらいいですね。



  
 

題名:Re: 自作望遠鏡その2  名前:ロッド 2020/05/06(水) 05:56 No.17834  操作

17834の画像を原寸大表示します titanさん、コメントありがとうございます。
よく屈折か反射か?
という議論がありますが、反射が悪いと言う人は本物を見たことがないのだと思います。
それと、光学系が最高級でも鏡筒の出来が悪かったり光軸調整や気流の状態が悪かったり。
これは屈折に関しても同じで、温度変化で対物レンズは変化します。また仰角によって自重で変化します。反射ほどではありませんが、とてもデリケートです。
小口径でもなかなか難しいです。

私の場合「目からウロコ」
だったのは、この15cmF7の木辺鏡です。木星を見たらすごくクリアに透明感ある色彩に酔いしれました。複雑な模様がスケッチしきれないほど見えました。鮮やかな赤や茶色!
ミカゲ光器を訪問したとき社長さんが「良い鏡は色が違う」と言っていました。反射で色収差がないのに不思議な事を言うな、と思いましたが、この事だったんです。
これは売りに出してしまいましたが、買ってくれたのは「天体写真道場」を執筆していた有名な人でした。
この人には誠報社でお会いして名刺交換したことがありました。
最近彼のHPを見たら今も愛用していて「お宝」との評でした。

名人が作った鏡は何が違うのでしょう?
私が思うに、精度ではなく「磨き、面の滑らかさ」です。
量産品はコストの問題で早く作らなければなりません。どうしても面は荒れてしまいます。工業製品ですから所定の精度はクリアしていますが、それ以上の手間はかけられません。
実際に星の見え味には、コントラストとか抜け、SN比と言われる要素が重要です。
木辺氏は「面のツヤ」と表現します。セロックスより紅柄のほうがツヤの良い面に仕上がるとか、パイレックスより青板のほうがツヤが良く仕上がるとか。
フーコーテストで見ると熟練者はツヤの差がわかるそうです。
木辺氏は古い人なので紅柄で磨いた鏡が多いです。私も最初の鏡は紅柄で磨きました。
これは鏡周がどうしてもダレてしまうターンダウンが出やすく、使用時には少し絞って使わないといけません。木辺氏は研磨技術でカバーしていたようです。
それでも「セルで鏡周を5mmぐらい絞って使うように」と書かれています。

大人になってから、池谷氏には彗星会議でお会いできることになったので、手紙を書きました。
高校生の頃作っていただいた鏡を今も愛用していること、短焦点なのに惑星も良く見えること。
お会いしたとき「彗星見ると言うから作ってやったのに、惑星なんか見てるんじゃねぇ」と叱られてしまいました。
私は「惑星も良く見えるほど優秀な鏡」という意味で書いたのでしたが。
いつも池谷氏は「遊びや趣味のレベルから脱して、社会に役立つ有意義な観測を」と言っておられました。

  
 

題名:Re: 自作望遠鏡その2  名前:ロッド 2020/05/06(水) 12:34 No.17835  操作

苗村鏡を使っている人が「良い鏡は気流の乱れが少ない」
と言っていました。
科学的にありえないと思うんですが、実際にそうなんですよ。
なぜでしょう? 気流の影響を受けにくいです。
光が乱れずに1点に集まるからではないでしょうか?

titanさんへ。
上のコメットファインダーの事ですが、私の言いたいことが伝わりませんでした。
私が言いたいのはコメットファインダーのコストの事ではなく、
「F15鏡筒と同仕様ではないか?」と言いたかったのです。
F15鏡筒と値段が同じなら、レンズも鏡筒も材質・作りとも同じなのではないでしょうか。
当初は、スペックが似ているアストロカメラとの姉妹機ではないか?つまりクルツフリントを使ったレンズではないかと推測していましたが、普通のアクロマートの可能性のほうが高いですね。

  
 

題名:Re: 自作望遠鏡その2  名前:名無しさん 2020/05/06(水) 13:37 No.17836  HomePage 操作

ロッドさん 

レンズの仕様の件でしたか、失礼しました。
F15と同仕様と思われます、レンズ構成もアクロマートだと思います。

名前が修正できませんでした、titanでした。

  
 

題名:Re: 自作望遠鏡その2  名前:ロッド 2020/05/06(水) 17:45 No.17837  操作

17837の画像を原寸大表示します titanさん、コメントありがとうございます。
コメットファインダーはF5とは思えないほど高性能なので、特殊ガラスを使用したレンズかと思っていました。
まだ信じられません。普通のアクロマートなのでしょうか?さらに詳しい調査ができると良いですね。

さて本題ですが、ずっと前に試作実験レポートをしたレンズレスシュミットですが、昨年本格的に作ってみました。
114/500の安物反射鏡を利用(球面鏡)
筒先を延長して球心位置に10cmの絞りを装着。
接眼部はアストロの薄型大径ヘリコイドです。

  
 

題名:Re: 自作望遠鏡その2  名前:ロッド 2020/05/06(水) 17:46 No.17838  操作

17838の画像を原寸大表示します これで撮ったM42。
  
 

題名:Re: 自作望遠鏡その2  名前:ロッド 2020/05/06(水) 17:47 No.17839  操作

17839の画像を原寸大表示します 周辺像の比較。
まず絞りなしを。

  
 

題名:Re: 自作望遠鏡その2  名前:ロッド 2020/05/06(水) 17:48 No.17840  操作

17840の画像を原寸大表示します 絞りを付けるとこのとおり。
コマ収差が完全に補正されました。
シュミットレンズなしですが中心像はマアマア良くて実用域です。

しかし、この器械はお蔵入りとなりました。
理由は
1)暗いこと。シュミットならF2ぐらいを期待したいですが、そんなミラーはありません。ミラーも自作しなければなりません。
2)デジカメはフルサイズでないとシュミットの利点が少ない。
普通のパラボラカメラでも周辺像の悪さは気になりません。

  
 

題名:Re: 自作望遠鏡その2  名前:titan 2020/05/06(水) 19:40 No.17841  HomePage 操作

17841の画像を原寸大表示します 皆様 ロッドさん こんばんは

反射は確かに色彩が乏しいですが、良いミラーは木星面の色彩を美しく描写してくれます。友人の40cm反射で秩父の登谷山で見たことがあります。確かに屈折の深い色合いではありませんが、40cmクラスの反射は凄い良く見えます。
木辺鏡・苗村鏡ともご縁がありませんでしたが、機会があればじっくりと見てみたいです。

レンズレスシュミットは以前きたかるさんのところで見たことがあります。しかし、これだけ写ればFの暗さは問題ないと思いますがいかがでしょうか?ライトシュミット的な仕様であればF4程度なら十分な明るさです。コマ収差の程度は凄いですし、M42も素晴らしい写りです。
フルサイズはニコンなら結構安くなりましたが、PENTAXは高いですね。

コメットファインダーは写真ですと色収差は結構出ます、機会があったら画像を撮影してみます。

昨晩から天候が悪いので2インチ⇒アメリカン変換アダプターを製作しました。ABS樹脂ですので軽いし接眼レンズに傷がつく事もありません。アイピース固定部は摺割を入れてスリーブを変形させてロックする構造を考案しました。試作品を入れて5個製作中です、望遠鏡につけっぱなしにするので沢山必要となります。
今はエルフレアイピースをモデリング中です。近いうちに完成するかわかりませんがお楽しみにしていてください。




  
 

題名:Re: 自作望遠鏡その2  名前:ロッド 2020/05/06(水) 21:46 No.17842  操作

17842の画像を原寸大表示します titanさん、こんばんは。
この変換アダプターと似たような工作例をお見せします。
こういう工作が好きなんですよ。
エルフレアイピース、どんな形になるのか楽しみです。
ところで、お仕事は明日からですか?

これはニュートン式反射カメラの接眼部です。
下はアストロのヘリコイドを逆さに使っています。内部にアストロジャンク市で買ったレデューサーが入っています。
上のほうは差し込み式で、対象確認アダプターとカメラを交換します。
クランプはアストロR-61D接眼部の真似をした構造で、真鍮板をビス止めして補強してあります。
ファインダーで見えない微光の対象を導入するのは大変難しいので、どうしても主鏡を直接覗かないと中央に導入できません。
ワンタッチでカメラと交換できて、ピントが狂わないことが重要です。

  
 

題名:Re: 自作望遠鏡その2  名前:ロッド 2020/05/06(水) 21:47 No.17843  操作

17843の画像を原寸大表示します これで撮影した写真です。
しし座の銀河NGC2903と、左端は微光(12.5等)の銀河NGC2916です。

左端が視野の周辺部ですが、このくらいの乱れなら許せます。
光学系はミザールの130/720+レデューサーで500mmF3.8。これは明るいです。
レデューサーのおかげでコマ収差も少し減っている感じです。
ガイドが少し乱れていますが、これは気のゆるみです。赤道儀の追尾精度が良い(アストロLN)し500mmなら余裕なのでテキトーにやってます(笑)
今度はマジメに撮ってみます。写真はどうも苦手でヤル気が出ないんですよ。

  
 

題名:Re: 自作望遠鏡その2  名前:ロッド 2020/05/06(水) 22:30 No.17844  操作

17844の画像を原寸大表示します 今、トリミングなしの原版を確認してみたら、左側は最周辺ではありませんでした。
この外側を見るとひどいコマ収差! やっぱりダメか。
レンズレスシュミットとレデューサーを併用しようか。
同じ光学系で撮ったソンブレロ銀河もご覧ください。トリミングしてあるので周辺部は見えません。

ライトシュミットは一時期流行りましたが、皆さんピント合わせで苦労していました。像もあまり良くないようですし。
結局活用された人はほとんどいなくて、純シュミットに軍配が上がりました。
ライトシュミットの利点は像面が平面というだけで、純シュミットは像面が湾曲していますが、その程度はごくわずかなので小さいサイズで撮るならあまり問題なさそうです。
デジタルの時代になってからシュミット系はほとんど利用されなくなりましたね。

  
 

題名:Re: 自作望遠鏡その2  名前:ロッド 2020/05/06(水) 23:53 No.17845  操作

17845の画像を原寸大表示します もう一度確認してみたら、上のNGC2903の写真だけが周辺像が乱れていたので、このときだけレデューサーが裏返しだったようです。
ソンブレロ銀河の写真、最周辺部まで見えるようにしてみました。
この程度の乱れなら許せます。
やはり、このレデューサーにはコマ補正効果があるようです。

  
 

題名:Re: 自作望遠鏡その2  名前:titan 2020/05/08(金) 03:10 No.17846  HomePage 操作

17846の画像を原寸大表示します 皆様 ロッドさん こんばんは

非常事態宣言発動中ですが現場仕事はテレワークは出来ないので通常出勤に戻りました。

ニュートン式反射カメラの接眼部の作例ありがとうございました。このような工夫が無いと撮影は簡単には出来ないですから大変便利な物だと思います。そういえば昔はカメラのフィルム面にナイフエッジを付けてピントを出していた記憶があります。その点現代はLV(ライブビュー)を使えば簡単に合わせられるので便利になった物です。とは言っても私のメインで使用しているシグマのSD1Merrillと言うカメラはLVが付いていないので、未だにファインダーでピントを合わせています。かなり難しいですよね。今後は専用の拡大ファインダーを造ろうとは思っています。

ソンブレロ銀河の写真ありがとうございます。私は上手く撮れないので凄い画像だと思います。Fの短い反射はどうしてもコマ収差の影響があるので補正レンズは効果がありますね、しかし接眼部の内径が大きく無いと装着がとても大変です。最低2インチ無いと行けません。私の今製作しているエルフレ接眼レンズですが焦点距離が60mm前後になる予定です。焦点距離の計算って?どう計算するのか分からなくなってしまい苦戦しています。ただ分かったことが2インチスリーブではかなり視野角が狭くなることが問題点です。したがって不真面目に設計しても2インチスリーブの縛りで、視野角50度行くかどうかです。それではもったいないないので、接眼レンズを3インチ化にすることも検討しています。CADでモデリングは出来ました。絵に描いた餅にならないように頑張ります。画像は3インチスリーブです。



  
 

題名:Re: 自作望遠鏡その2  名前:ロッド 2020/05/08(金) 09:49 No.17847  操作

17847の画像を原寸大表示します titanさん、おはようございます。
お仕事始まりましたか。ご苦労様です。
コロナ感染、けっして油断はできませんが、防御のノウハウは要領がわかってきました。これからはいろんな面で生活習慣を改めなければいけませんね。

お忙しい中大変だと思いますが、余裕がありましたら引き続きお付き合いください。
今度の写真はおおぐま座のM97と108です。
M97がふくろうの顔に見えます? PCの画面をやや斜めから見てください。M108に超新星が! 一瞬緊張が走りましたが、過去の写真にも同じ星が写っていました。
この反射カメラ、もう1年使っていません。写真は面倒で苦手なんですよ。今度彗星が出たら頑張ってみようと思います。

星野写真を撮る際のピント合わせは悩みの種です。
銀塩時代はナイフエッジでしたが、デジカメでは難しいです。カメラボディを交換してナイフエッジで調整する。
昔冷却カメラで活躍された古田氏はどういう方法? マグニファイアーでした。
私も真似してやってみましたが、元々の像が甘くて、これを拡大すると星が点になりません。しかも暗くて見づらい。
像が甘いのはカメラのファインダーの光学系(主にアイピース)のせいです。
昔の高級なニコンなら良かろうと、カメラボディを交換してみても同様でした。
私は明るい恒星をファインダーで見て合わせています。そして試写。
アストロのヘリコイドには目盛りが付いているので、これが頼りです。
昔の天文学者がやっていたような方法で、ピントを少しずつ変えながら何枚も試写して最良の目盛り位置を見つけ、さらに温度による変化も記録します。
マニアックで楽しい作業でした(苦笑)

エルフレアイピース自作の際の計算法は、ラムスデンの計算式で2枚の合成焦点を求めて、そのおよその主点ともう一枚との距離から再度計算します。
仮組立してから望遠鏡に付けて、アイリング径から逆算する方法もあります。
titanさんのは作例が60mmですので他の50mmぐらいのアイピースを重ねて簡易望遠鏡にして、両目を開いて遠景を見て、片方の肉眼と同じ大きさなら目測で1倍とか1.2倍0.8倍などとします。
結局この方法が一番簡単で正確でした。

  
 

題名:Re: 自作望遠鏡その2  名前:ロッド 2020/05/08(金) 09:50 No.17848  操作

17848の画像を原寸大表示します 黒目銀河と呼ばれるM64も撮影しました。
ここには巨大ブラックホールがありそうですね。

  
 

題名:Re: 自作望遠鏡その2  名前:titan 2020/05/09(土) 02:24 No.17849  HomePage 操作

17849の画像を原寸大表示します 皆様 ロッドさん こんばんは

おおぐま座のM97と108はどちらも見た記憶がありません、正確には探したことはあるのですが見えなかったです。探し方が悪かったのでしょうね。大野裕明著の「見て面白い星雲星団案内」によるとM106は6.5cmでも見えると書かれています。相当空の条件がよかったのでしょうね。

ピント合わせは最近の方法は筒先に穴を複数空けた絞りを取付けてるのが簡単でイイです。バーティノフマスクと言って回折像を使って合わせる方法です。これも3Dプリンターで造れそうなので機会を見て挑戦してみます。

エルフレアイピース自作の際の計算法、ありがとうございます。計算が苦手なので事前に分かっている物との比較で算出してみよと思います。画像はエルフレ接眼レンズ用に製作した3インチ→2インチ→アメリカン変換スリーブです。望遠鏡側はAPM4インチM110ネジという仕様です。


  
 

題名:Re: 自作望遠鏡その2  名前:ロッド 2020/05/09(土) 04:12 No.17850  操作

17850の画像を原寸大表示します titanさん、おはようございます。
面白い接眼パーツができましたね。
このクランプ用のM6ネジは私の所から行った物ですよね。
リサイクルショップで大量に買ったのでした。
利用していただいて嬉しいです。
そのピント合わせの方法、私もやってみます。情報ありがとうございます。
上に書いたラムスデン接眼の式(2枚の凸レンズの合成焦点)ですが、
f1×f2 ÷(f1+f2-d)です。
f1、f2はそれぞれの焦点距離、dは2枚の間隔。

昨日12cmF6反射の三脚を作り直して久しぶりに組み立てたので、今星像テストをしたところです。
主鏡はミザールで、斜鏡はご覧のとおり40mm角のプリズムです。
接眼部はアストロ製ですが、ギリギリ限界まで短くCUTしてあります。
これにより実視界3°が実現し、オリオンの三ッ星が同一視野に見えます。

M97は割と見やすいですが、108は109とともにM天体の中で一番の難物です。
ハッキリ見るには良い空のもとで15cmが必要だと思います。
106はとても見やすいです。ただ、位置がわかりにくい。
大野裕明、藤井旭コンビは視力も空の環境も最強なので、我々一般人にはちょっと追従できないレベルかも。

私の経験では、微光の星雲状天体の極限等級は恒星とは違って、口径の大小はあまり関係ないと思います。
M101など淡く拡散した天体は大きな望遠鏡では見えないのに、7倍50双眼鏡では見えたりします。
M33は肉眼でも見えるとか言われますが、私は中学生の頃10cm反射55倍で、どうしても見えませんでした。須坂市なので空は結構良かったんですが。

  
 

題名:Re: 自作望遠鏡その2  名前:titan 2020/05/09(土) 08:18 No.17851  HomePage 操作

17851の画像を原寸大表示します 皆様 ロッドさん こんにちは

ラムスデンの焦点距離の計算ありがとうございます。
2枚のレンズでしたら無事に計算出来ました。問題はエルフレの真ん中のレンズが入ると合成焦点距離が短くなりますがこの計算がイマイチでした。

M6のクランプの件、お察しの通り大変重宝しています。足りなくなりそうなので、今度は新しく造ろうと思います。

>昨日12cmF6反射
斜鏡でも短径40mmは必要ですよね。このサイズのプリズムだと重いので保持構造を強度を上げて製作する必要がありますが、とても有効だと思います。しかも3度の視野って凄い事ですね、宮内10cmが20倍で2.5度ですから、ディープスカイには最適です

M天体はなかなか難物ですね、画像処理をした写真ではなくて実際に眼で見たいので、双眼鏡でじっくり探してみたいと思います。以前、長野でメイボーの15cm対空を一晩お借りしたころがありましたが、正に夢のような操作感でしたね。あれから対空を探しているんですが中古で200万もするんですよね。夢ですね。

  
 

題名:Re: 自作望遠鏡その2  名前:titan 2020/05/09(土) 10:53 No.17852  HomePage 操作

皆様 ロッドさん こんにちは

フジノン 対空型メイボー25x150 2.7°(67.5°)は今製作するとアクロマートでも700万を超えるそうです。現行品のEDのレンズに入れ替えると最強でしょうね。現行品は軽量化に特化しているので軽いのはいいですが、フードも樹脂ですしイマイチ好きになれません。対空は45度だし慣れないと使いにくいと思います。ディープスカイならアクロマートでも十分性能を発揮します。何十年たっても憧れですね。

  
 

題名:Re: 自作望遠鏡その2  名前:ロッド 2020/05/09(土) 11:41 No.17853  操作

17853の画像を原寸大表示します titanさん、コメントありがとうございます。
エルフレの計算は真ん中のレンズという発想ではなく、後ろ2枚をまず計算し、その後前1枚を追加して計算します。その逆でも良いです。
しかしレンズの主点は正確にはわからないので、不正確です。とくに2枚合成の主点はもっと不正確。
光学ソフトなら正確に求まるのでしょうけど、ガラスの材質(正確な屈折率)が不明ではどうにもなりません。
やはり実験的に求めるほうが正確です。

斜鏡(プリズム)は36mmが良いのですが、ちょうど良い物がありませんでした。周辺部は犠牲にしても主鏡に届く光量を増やしたいです。
四角いのは像を悪化させるので角を落として丸くしたいのですが・・・
試しに24mmを使ってみましたが、全然足りませんでした。

池谷氏が池谷関彗星の発見に使った望遠鏡は、15cmF5反射でアストロのEr32mmを使用、オリオンの三ッ星が同一視野に入る広角だったと聞きました。
計算上そんなに広くならないはずですが、アストロのEr32mmは実際には表示の60°より広いです。
高橋のEr32mm62°と実際に比較したら、もっと広かったです。

視野の広さと倍率のバランスが最良の、私が目標とするスペックの望遠鏡ができました。
反射はコマ収差とか斜鏡による制限とか、理屈上は不利ですが、先入観を捨てて実際に作ってみると立派に実用になりました。
これが全景です。架台はミザールの85mm用改造で軽便です。

M天体、メシエマラソン、なかなか困難です。
メシエは5cmの望遠鏡で発見したと言われていますが、一方では5インチ(約13cm)という説もあり、私は後者だと思います。
当時の空がどんなに良かったにしても、5cmでは到底無理な物が多くあります。
私は宮内の双眼鏡は実際に覗いたことがないんです。さぞかし高性能なんでしょうね。
フジノン15cmが高価なら、それに対抗して自作したら面白いと思います。
双眼鏡の世界は無限に面白いです。
ここも長くなったので、次回は双眼鏡というテーマで再スタートしたいと思います。



題名:自作望遠鏡  名前:ロッド 2020/04/30(木) 21:39 No.17814  操作


17814の画像を原寸大表示します 愛用の13cm反射です。
鏡筒はビクセンR100L、ファインダー脚も昔の個性的なビクセンです。
脚が長すぎるので切り詰めたいところですが、我慢して使っています。
ファインダー本体はミザール、桜の花柄フードは缶ビールの空き缶利用。
アイピースはビクセンK28mmで4.5倍10度。有効最低倍率の明るいファインダー、素晴らしい見え味です。

接眼部もR100L用ですが、ギリギリ限界まで短くCUTしました。
架台はミザール10cm用を改造。
右下の木の棒は左右に振るためのハンドルです。
耳軸のハンドルも左右に振るときに使用します。
上下微動は全自作。こういう工作は楽しいです。

ダイキャストの話ですが、金型職人の世界はすごいみたいですね。
特注の1品製作ですから手作り。神業のような技術で、産業界を支えています。
五藤光学の創業者は高知県出身なので、関勉氏のブログによく登場します。
http://www.sekitsutomu.com/
芸西天文台で使っていた60cm反射は非常に優秀だったそうですが、残念ながら今はレバノンへ売られて行ってしまいました。
旧式のためコンピュータ化に対応できなかったせいです。
五藤の15cm屈折は最高なのでしょうね!
架台はタカハシのNJPでしたっけ?
オリジナルの架台は鋳鉄製で重すぎて持ち運びは不可能ですね。電動化も難しいですし。

  
 

題名:Re: 自作望遠鏡  名前:ロッド 2020/04/30(木) 21:41 No.17815  操作

17815の画像を原寸大表示します さきほど20時30分頃、やまねこ座12番星を見ていました。
この2台です。R-51で分離できればすごいと思ったんですが、無理でした。
長細くは見えるんですが、今一歩のところでした。Or4とOr5mmを使用しました。
カートンの6cm経緯台が今一番のお気に入りなんです。F16.7でとてもシャープなレンズです。
(titanさんと同じレンズの6cmを出したかったんですが、奥のほうにしまってありました)
いつもなら分離できるんですが、今日はダメでした。気流が悪くてゆらめいた星像でした。
しかし!13cm反射で見たら不思議なことに気流が良く、余裕で分離できました。Or5mmですから同じ倍率です。
反射のほうが気流が良いなんて珍しい事です。
この半分ぐらいの離角でも分離できそう。アストロ13cm鏡恐るべし!
この星はやや暗い(4等星)ので口径が小さいと暗くて見づらいですし、透明度が良くないと厳しいです。
もう西空に低いので、19時頃に高い空で見ないといけませんね。

  
 

題名:Re: 自作望遠鏡  名前:titan 2020/05/01(金) 14:25 No.17816  HomePage 操作

17816の画像を原寸大表示します 皆様 ロッドさん こんばんは

芸西天文台の望遠鏡がレバノンに行ったことは初めて知りました。私は実際に見る機会はなかったのですが、子供心にとても斬新なデザインだったのです。それで小学校の図工の時間にコラージュで国鉄特急の先頭車両にこの望遠鏡を取り付けて宇宙を旅をする作品を作りました。今でも鮮明に写真の様に思えています。

ロッドさんの愛用の13cm反射いいですね、一見知らない方には普通に見えてしまうかもしれませんが、これ羊の皮をかぶった狼みたいなもんですね。この筒に計算上は入るけど、全てを作り直さないといけませんね。五藤K40が付いてるし。

関氏のブログしばらく見ていませんでしたが、非常に楽しいですね。後でゆっくりとみてみます。ありがとうございます。
五藤15?p屈折は1台目のレンズは1966年で私と同い年です。メインの対物レンズ側の筒はTS160F8の筒を用いています、結構板金をしたり作るのが楽しかったです。赤道儀はNJPで、不動点は190cmくらいあります。製作当時は頭の上までNJPを持ち上げられましたけど、今はきついかな?しかしオリジナルは全重量は600キロほどになりますから、全然軽いです。ペデスタルが2分割ですが下側のアサガオ形状のやつがとんでもなく重いです。

5cm用ファインダー脚が出来たので明日の夜やまねこ座12番星をチャレンジしてみます。

  
 

題名:Re: 自作望遠鏡  名前:ロッド 2020/05/01(金) 06:03 No.17817  操作

17817の画像を原寸大表示します titanさん、おはようございます。
ファインダー脚、最近の安物は樹脂製で貧弱ですが、樹脂製ならこのぐらい頑丈に作らないとダメですね。
出っ張っていてぶつけやすいので、必要以上に頑丈と思うくらいでないと、知らないうちに狂っています。
昔のビクセンのは長くて細いので不安です。折れたのを見たことがあります。
アストロは最高です。LN-4E10cm反赤を屋根から落としてしまったという人がいましたが、平気だったそうです。

関勉氏の手記を読むと五藤光学の力量がわかります。
あの60cmには最高級の20cm屈折が付いていました。日本でもっと活躍して欲しかったです。
吉田正太郎博士も製作に関わっていたのですね。
国鉄特急の先頭車両にこの望遠鏡?
銀河鉄道999のような発想ですね。夢があります。

昨夜はあれからR-51 5cm屈折でおとめ座γ星を見ました。
串刺しダンゴのようで見事でした。今は離角が広がって4cmのテスト星です。

13cm反射は10cm用のφ140鏡筒なのでギリギリです。φ140鏡筒は互換性が高くて便利です。
計算上は周辺減光が出て、中心でしか全光量にならないはずですが、実際には2度の視野周辺部までちゃんと見えます。さすがに最周辺部では減光しますが、それでも10等級の星雲が見えます。
筒が細いと気流が乱れるのが定説ですが、実際にはあまり問題は感じません。
望遠鏡光学の「定説」いろいろありますが、実際に自分で検証してみると間違っている場合が多いです。根拠のない「風説」だったのがわかります。(昔有名な先生が書いた本に書かれていたので盲目的に信じてしまった、など)

接眼部を短くしたこと、斜鏡をプリズムにしたことにより、主鏡が大きく後退しました。ですから筒内に無理に押し込む必要がなくなり、工作が楽でした。
今は臨時の処置ですが、今後アルミ板で正式な延長筒を作る予定です。
使用時には光よけのカバーを巻きつけてあります。

  
 

題名:Re: 自作望遠鏡  名前:titan 2020/05/02(土) 01:15 No.17818  HomePage 操作

17818の画像を原寸大表示します 皆様 ロッドさん こんばんは

当地は田植えが今日から始まりました、今は水田に水がはってあるので蛙が元気よく鳴いています。

ロッドさんの言われるように物を作る上で「必要以上に頑丈と思うくらいでないと」まさにそれが日本の工業製品を支えています。それは安全率という言い方をしますが、通常使用時の何倍の力をかけても壊れないか?という事で私は安全率3をとるようにしています。本当は使用する材料の時点で引張試験や圧縮試験をすれば強度が出るので一番良いのですが、普通そんなものないですから。製品に壊れない範囲で荷重をかければよいのです。画像はABS樹脂で製作したファインダー台座です。油圧プレスで圧縮すれば簡単だったのですが油圧ゲージが壊れてしまったので荷重がわからないので、分かるもので行いました。

芸西天文台のサブスコープが20cm屈折ですから、大変よく見えたんでしょうね。まだ現役で活躍している五藤20cm屈折がもしあったら見てみたいです。

13cm反射のからくりはよくわかりました。こうすることによって温度順応も早いしメリットがいろいろありそうです。

  
 

題名:Re: 自作望遠鏡  名前:ロッド 2020/05/02(土) 10:00 No.17819  操作

17819の画像を原寸大表示します titanさん、おはようございます。
車のタイヤで踏んで強度検査ですか! さすがです。
どうも天体望遠鏡業界は、玩具の感覚で作っている会社があって自動車業界などと比べて強度に関する認識が甘いです。
また、用途もよく理解できていない。ファインダー脚はただ重量を支えていれば良いのではなく、外部からの衝撃に耐えなければなりません。
狂ってしまうと対象を導入できなくなるので、ファインダーが狂わないことは大変重要です。

私の作ったファインダー脚も見てください。
いかにも自作って感じの外観がいいでしょ。金属製です。
20mm4倍のファインダーは昔のニコン8cmを意識しました。
とても良く見えます。一般の30mmと同じぐらいの性能です。

この6cmF11.7はガイド鏡にするつもりだったので、余計な贅肉を極力落として軽量化しました。ファインダーもガイド星を見つけるためだけの、最小限の物にしました。
接眼部はケンコー製の安物プラ製。なんとドローチューブもプラ製です。野鳥撮影に使うのでTマウントが直接付くようになっています。
鏡筒はφ63金属製で、対物セルはミリオン光学のプラ製です。
全体として強度・機能ともに不満はまったくありません。自作改造大成功でした。
昨夜これでやまねこ12番を見ました。なんとかギリギリで分離できました。
0r4mmだと暗くて見えにくいですが、5mmだと明るく鮮明でした。
未明には透明度が良くなり銀河が見えましたが、なぜか空全体が明るくていけません。光害もありますが、他の要因もあるのかも?
珍しく逆さ流星が見えました。下から上に流れる流星です。

  
 

題名:Re: 自作望遠鏡  名前:ロッド 2020/05/02(土) 10:01 No.17820  操作

17820の画像を原寸大表示します ヘルクレス座α星はとても綺麗に見えました。
この星は離角が大きいのでテスト星ではありませんが、色が美しいので観賞用です。アルビレオに似た感じ。
13cm反射ではガサガサした感じで、先日とは逆に屈折には負けました。
どちらも一晩じゅう外に出しておいたので温度順応はできていました。
6cm屈折では色収差も感じられず、完璧! F11.7でこれだけ見えればF15とか20の存在価値はなくなります。実用性一番です。
月は黄色っぽく見えましたが解像力は一級品。

この赤道儀は古いビクセンで、ウェイト軸はφ12に交換し特製(大きい物からCUT)の軽量ウェイトを付けてあります。
無駄を省いて全体が軽くて頑丈、ちょい見用には便利です。

  
 

題名:Re: 自作望遠鏡  名前:titan 2020/05/02(土) 23:24 No.17822  HomePage 操作

17822の画像を原寸大表示します 皆様 ロッドさん こんばんは

小型望遠鏡のファインダーは設計がおろそかにされてしまいますが、真面目に作ったものは見ていて気持ちのいいものです。量産品は口径3cmが多かったですがいまいちシャープさに欠けてなかなか良いファインダーには巡り合わなかったです。ロッドさんのように口径が20mmでもきちんと作られているものは実用的だと思います。アルミ製の脚でしょうか?丈夫そうです。
昔からアマチュアには安物プラ製は敬遠されてきましたが樹脂が悪いという事ではなくてきちんと設計されたものでしたら実用化には問題ないので五藤光学も普及品6cmクラスの主要部品に樹脂を使用していました。最近では航空宇宙関連では樹脂でもカーボンを使用したものが主流で鉄よりも高強度で超軽量というのが常識となっています。要は樹脂は使い方次第ということですね。金属ではできない造形物を造れるのですからね。

今ちょうど田植えをしていますが、明日もあるので少しだけこれから星を見て休もうと思います。
昨晩は知り合いからOH(オーバーホール)を頼まれている宮内BJ100の光軸調整を星を見ながらしていました。大体光軸はあったのですが、双眼鏡のOHはなかなか大変です。20倍固定ですが、これで見る月面の立体感・色彩は素晴らしいものがありました。高倍率の双眼鏡は本当にいいです。
しかし、透明度は当地もよくないです。黄砂かな?3等星がやっと見える感じですね。
ビクセンの赤道儀、この後のニューポラリスよりも赤道儀らしい形をして、一度触ってみたいです。

  
 

題名:Re: 自作望遠鏡  名前:ロッド 2020/05/03(日) 07:12 No.17823  操作

17823の画像を原寸大表示します titanさん、おはようございます。
ファインダーは高橋が優秀で、他社の30mmより高橋の25mmのほうが暗い星が見えます。6倍ではなく5倍で9度という視界も良いです。
自作であのレベルまでは難しいですが、優秀な双眼鏡のレンズを流用したら結構良い物ができました。

このビクセンの初代赤道儀ですが、アストロと良く似ています。下のほう緯度調整部は高橋の初代65mmに似ています。
小島修介氏の設計でしょうね。
ガタがなく頑丈で、回転はスムーズ。とても好調です。外観も美しい。
最初の頃のビクセンは他社と似たような製品でしたが、70年のカスタム経緯台からオリジナル路線を進み始めました。
この赤道儀は73年頃ですが、この後継機としてNewポラリスが発売されました。「脱小島修介路線」と言われています。

何でも金属製が良いと思っている人が多いですが、樹脂製パーツ、私は賛成です。適材適所ですよね。
BORGのプラ鏡筒が好きです。昔のプラとは一線を画すエンプラなんです。

双眼鏡のOHは最近私も多く手掛けています。とても難しい作業です。今後ここで発表して行くつもりです。

titanさんの家は農家だとお聞きしていましたが、野菜だけでなく米も作っているとは驚きました。お手伝いご苦労様です。
コロナ危機で食料の輸出を止める国がいくつか出てきているので、日本国内の農業ますます重要になりますね。

この画像は芸西の60cm。五藤光学の工場内で完成、最終テスト中です。
60cmは写真専用でF4。20cm屈折はアクロマートだそうです。
主鏡が2400mmなので、これも同じ長さだとすればF12でしょう。

  
 

題名:Re: 自作望遠鏡  名前:titan 2020/05/03(日) 15:07 No.17824  HomePage 操作

17824の画像を原寸大表示します 皆様 ロッドさん こんばんは

ビクセンの初代赤道儀の形は美しいですね、私も高橋の古いやつを持っていますが確かによく似ています。モーターが付けば今だに現役で十分に使えると思います。

高橋の25mmファインダーは6.5cmクラスに採用されていたもので確かに不思議なほどよく見えます。D型などのオプションのポーラーファインダーの星像もシャープでした。私はポーラーファインダーを接眼部につけて90度ファインダーにしていました。F15の屈折で天頂付近度導入にはすごい便利でした。

BORGのプラ鏡筒も軽量でよかったですね、ただ10年くらい使うとそABS樹脂の特性か色が変色してしまいました。当時カーボン鏡筒なるものもありましたね、カーボンブラックが入っていたようです。車のタイヤにカーボンブラックを入れて強度UPするのと同じですね。私も出来ることならABS樹脂にカーボンブラックを入れてたフィラメントを開発したいんです。そうすれば車のパーツを3Ⅾプリンターで作れます。

宮内の対物レンズをクリーニングしていてよい方法を見つけました。レンズの洗浄はクリーンエースという洗浄剤を私はよく使うのですがしつこい汚れの場合は洗浄液を50度程度に温めて使用します。以前は容器にシートヒータを巻き付けてDC電源を使用していたのですがあまり効率が良くなかったんです。そこで最近は3Ⅾプリンターのヒートベッドの上に載せて温めて使用するんです。ヒートベッドはMAX110℃まで加熱可能なのです。
この方法でレンズのカビ汚れはほとんど綺麗になります。

芸西の20cmF12のアクロマートとはいえ最高のものを用意したんでしょうね。今後100年200年活躍してほしいですね。

  
 

題名:Re: 自作望遠鏡  名前:ロッド 2020/05/03(日) 16:22 No.17825  操作

17825の画像を原寸大表示します titanさん、毎度楽しいコメントありがとうございます。
五藤の20cm屈折はドームの大きさの制約で、F12の短い物も多く作られたようです。
このタイプのクラシカルなレンズは、ガラス材が安定していて経年変化が少ないので、おっしゃるように100年でも200年でも性能劣化が少ないはずです。
(その点クルツフリントなどは寿命が短いですね)
現にリック天文台の91cm屈折は今も現役で活躍していて、これを実際に覗いて感激したという人のコメントを見たことがありますよ!!
19世紀に活躍した名工のクラーク氏の作です。
同じように五藤やアストロの旧式のレンズは価値があると思います。

しかし6cm程度なら良いのですが、20cmともなると色収差が多くて困ります。
彗星や星雲星団を見る場合は良いですが、素人さんたちに月惑星を見せるときに困ります。
精度良く研磨すれば球面収差は0に近づけるので、解像力には問題はないはずですが。
色収差の問題はガラス材とレンズ設計ですね。
上のアストロの60/700。この90年代のレンズは月を見ても紫色の滲みが感じられないので、短波長側を思い切り飛ばす設計なのかもしれません。
BORGはそういう設計だったので、同じような発想ではないかと思います。

プラ鏡筒の変色は私のも同じです。それと部材が接着剤で組み立てられているので経年変化で外れてしまったり、逆に分解掃除が不可能といった問題もあります。
ですが、自分で工作ができる人にとっては、とても面白い望遠鏡です。
プラスチックはとても良い素材だと思います。
種類が多いですから用途によって選べるし、加工が容易で軽量。
しかし、その素性を知らないと有効利用できませんね。
たとえば日産のエンジンのヘッドカバーは80年頃からプラ製に変わりましたが、軽量化とコストダウンで大成功だったと思います。今は他社もこの部分はプラ製です。
熱を持たない場所だから大丈夫なんです。強度的にも全然問題ない。

古い双眼鏡は内部にカビが発生していて問題が多いです。原因は保存場所の環境のほか、製造時にレンズやプリズム表面の清掃が不十分だったこともあると思います。
双眼鏡はとてもデリケートな機械なので、分解すると元どおりに組み立てるのがとても大変です。各パーツの位置決めのマークは必須ですが、それでもうまくいかなくて最終調整で苦労します。

画像は、高橋の60年代の初代赤道儀です。よく見てください。下半分が私のビクセンと良く似ています。
赤道儀本体はエイコーに似ています。重すぎるウェイトはエイコーと同じ物です。
業界の地下水脈は繋がっていたということですね。
その元を作ったのは偉大なる小島修介氏!

  
 

題名:Re: 自作望遠鏡  名前:titan 2020/05/03(日) 20:57 No.17826  HomePage 操作

17826の画像を原寸大表示します 皆様 ロッドさん こんばんは

本当に懐かしいお話で、楽しいです。
五藤光学の20cmはF12でしたね。本当はフードを短くしてでもF15にして欲しかったですね。F15だと実際はフードや付属品をつけると4m近くになってしまいます。私のIK製のレンズを用いたF15も実際は3.65mになります。それでもフードは45cm長さ欲しかったのですが27cmに短縮しました。理由はモーメントの関係で赤道儀の負担を軽減したかったからです。
香川の天体望遠鏡博物館では五藤光学の25cmF12を公開しています、いつか訪れてみたいです。(今はコロナの関係で閉館中です)。
http://www.telescope-museum.com/tls/tls-1261/

>20cmともなると色収差が多くて困ります。
しかし、F15なら色収差が目立つのは月面と木星とシリウスくらいで土星や火星ではそれほどでもありません。国立科学博物館の日本光学F18のセミアポが理想的な設計だったのでしょう。
日本光学の20cmF12で品川本社ミュージアムにあるものです。F12なのでコンパクトです。

樹脂の話題でエンジンのロッカーカバーまで登場してしまいましたか、この話になるとまた話題が一杯あるので簡単に書きます。私的には非常にショックでした。私はこだわりを持っていたほうですが、家の車は一台はMgでもう一台は樹脂です。車を運転する方の何割の方がロッカーカバーが樹脂だと認識しているんだろう?と思うことがありますがエンジンの機能が満たせばそれが常識になるので不都合はないのです。自作の望遠鏡みたいにコストを無視した設計は出来ないのですから。

>業界の地下水脈は繋がっていたということですね。
そうですね、同じ関東で誕生したのですからね。

追記:ヘッドカバー=ロッカーカバーです。

  
 

題名:Re: 自作望遠鏡  名前:ロッド 2020/05/04(月) 21:21 No.17827  操作

17827の画像を原寸大表示します titanさん、コメントありがとうございます。
このエンジンのヘッドカバーがプラ製になったのを見て、私もガッカリしました。
ピカピカに磨くのが流行ったし、私はワインレッドメタリックに塗装後、文字の部分だけ水研ぎで落としてからクリア塗装しました。人に見せたら「耐熱塗料ですか?」と言われましたが普通の塗料で大丈夫です。
塗料が侵されるくらい高熱になるとしたら、オーバーヒートでエンジンブローですよ(笑)

某所の25cmはセミアポのF15で、私は2回訪問しましたが、最高に良いとは言えないようです。
ここのスタッフは屈折なのに気流が悪いと言っていました。ドーム内気流かな。
上野の博物館のセミアポは昭和6年の物ですよね。吉田正太郎氏によればあのタイプのセミアポは球面収差の補正が難しいそうです。それでFを長くしてある。
解像力の決め手になる球面収差に関しては、titanさんのアクロマート20cmのほうが良いんじゃないでしょうか?
高橋の70年代のは、3枚玉にしたおかげで球面収差が劇的に減って、大成功だったようです。しかし大口径は作れなかったみたいですね。
口径が大きくなると収差は加速度的に増大するので、同じF値では同じ収差補正にはならなくて、普通のアクロマートで理想的な収差補正にするには口径10cmでF30以上とか!
そんなのが欲しい気がしますが(汗)
旭光学のSDレンズなど、最近の製品は良いガラスが出てきたので性能は断然良くなりましたね。
ヤーキス天文台の102cmはフランホーフェル型ではなくリトロー型でF19だそうです。すごい長さですね!
リトロー型のほうが作りやすいので、実際には性能が良くなるのだそうです。アマチュアが自分で研磨するならリトロー型のほうが良さそうですね。
いつか対物レンズを自作してみたいです。φ110mmのガラス材はキープしてあります。

  
 

題名:Re: 自作望遠鏡  名前:titan 2020/05/05(火) 02:59 No.17828  HomePage 操作

17828の画像を原寸大表示します 皆様 ロッドさん こんばんは

ロッカーカバー(ヘッドカバー)は正にエンジンの象徴とも言える存在で高性能エンジンは赤と決まっていました。少し前ではDR30(鉄仮面)FJ20エンジンとかとても強烈なイメージがあります。最近はエンジンカバーなるものが登場してエンジンが見えなくなりました。プラスティックのカバーであれは賛成できません。スロットルバルブも電子制御になり、昔みたいに手でスロットルバルブ開けることも出来なくなりました。とても整備性は悪くなりました。

岐阜天文台の25cmf15はレンズにカメラレンズと同じ絞りがありました。見る対象によって口径を絞っていたんでしょうね。
3枚玉は球面収差には有効なような気がしますが、10cm以上はガラスの重さが加速度的に重くなります、比重でいえばアルミ合金に近いですが厚みも厚くなりますから体感的にはアルミよりも重いような気がします。

>普通のアクロマートで理想的な収差補正にするには口10cmでF30以上とか!
そうですね、これが限界だと思います。しかし、実用にはなります。以前試したことがありました。将来的にレポートが出来たらと思います。

旭光学の25cmSDレンズは6SET製作したと聞いています。つまり在庫があるんですね。しかし25cmのレンズって数千万はするでしょうね。欲しい方はどうぞ・・・・?赤道儀は昭和さんです。

自分で研磨するならリトロー型ですか、良いと思います。私も研磨方法をもう一度思い出したいと思います。
画像はコメットファインダーを実用化できるように改造したものです。像のイメージは宮内10cmセミアポと大きく違いありません。シリアルは105ですので5号機(1966年)です。自作の経緯儀に搭載しています。経緯台のフォークは鉄製で20cmF8クラスの反射を搭載しても問題ない高強度な作りです。ファインダー脚は3Dプリンター製に交換しました、使用しているボルトは64チタンで高強度&超軽量なものです。



  
 

題名:Re: 自作望遠鏡  名前:ロッド 2020/05/05(火) 06:24 No.17829  操作

17829の画像を原寸大表示します titanさんと違って私はエンジンは専門分野ではありませんが、一応マニアというか・・・かなり興味はあります。
鉄仮面ではなく「半魚人」と言われたNAのFJ20エンジンに1年間乗っていました。
ワインレッドの軽合金鋳物のヘッドカバーが良かったです。
私にはスムーズな6気筒のL型エンジンのほうが性に合っていたので、再度L型に戻って来ました。
あの頃のエンジンは時計で言えば機械駆動の柱時計のような物でした。
シンプルでわかりやすいです。
今のエンジンはブラックボックスです。

コメットファインダーはとても興味があります。
屈折でF5という短焦点は昔は考えられないスペックでしたが、実際には収差が少なくて高性能なんですよね。
普通のアクロマートなんですか? 宮内のセミアポと同等なんですね。
同じようなスペックのアストロカメラもありましたが、あれはクルツフリントが使われていてガラスが経年劣化で白く濁っている物があるそうですね。
ドーム内で保存状態が悪い物が多いですから。
短焦点は私は好きではありません。眼視で使う場合には相性の良いアイピースがありません。屈折でも反射でもF6が最短ですね。

大型望遠鏡は評価がなかなか難しいです。
性能いっぱいに発揮できるのは稀ですから、たまたま訪問したとき最良とは限りません。
大きくなればなるほど諸条件にデリケートに反応しますから、とても難しいと思います。
量産品と違って一品製作ですから手作りで、製作者によって品質には差があると思います。

吉田正太郎氏の本はとても面白くて勉強になりますね。
セミアポという言葉は色収差を基準にしているわけですから、旧式の2枚玉セミアポは色収差はセミアポだったかもしれませんが、球面収差はアクロマートに負けていたんじゃないでしょうか。
それで苦肉の策でF18とした。(70年代のF15セミアポは設計が違うはず)
総合的に考えると普通のアクロマートのほうが優れているような気がします。
特殊ガラスを使っていないから耐久性が良いですし。
高橋の3枚玉は65mmはすごく良かったですが、大径になると良質のガラス材が入手できないのがネックだったと聞きました。脈理に悩まされたとか。
その後フローライトやEDの時代になりましたね。

絞って使うというのは面白いと思います。
20cmF15なら3000mmですから、10cmに絞ればF30。ほとんど無収差になるはずです。
ニコンの25cmには虹彩絞りが装備されていて、気流等の条件に応じて絞って使うと最適の状態になったそうです。
惑星観測の場合には25cm開放で使うことは少なく、15cmとかに絞って使っていました。

自作にはリトロー型が良いというのは吉田正太郎氏の推奨です。
木辺氏の作例はフランホーフェル型です。
「凸勝ち凹勝ち」という言い方をしています。つまり最終仕上げの段階で人工星を見ながら、凸レンズと凹レンズのバランスを見ながら追い込んで最良の物に仕上げています。

  
 

題名:Re: 自作望遠鏡  名前:titan 2020/05/05(火) 08:08 No.17830  HomePage 操作

17830の画像を原寸大表示します 皆様 ロッドさん こんばんは

そうでした、L型エンジンでも繋がっていました。昔、L20のC230ローレルを15年ほど乗っていました。ちょうどEGI(電子制御)になったばかりのものです。EGIのコンピューターがブラックボックスになりましたが、エンジンをいじらなければ快適そのものでした。FJ20エンジンには強い憧れがありましたが、時代のいたずらだったのでしょう、私の時代はSRに移行してしまったんです。そして今はいすゞの6VD1(V6)に落ち着いています。6気筒の滑らかで力強いエンジンサウンドは最高で、ロッドさんのお気持ちよくわかります。

コメットファインダーの件は詳細には調査はしていまんが、メーカーの資料にはレンズに関しては何も資料は残っていません。
宮内のような対物レンズの距離を大きく離すような設計ではなくて通常のアクロマートの錫箔を入れる設計です。
ファインダーにしては倍率K40mm装着時13倍で使用頻度は多くなかったはずです。確かに同じスペックのアストロカメラもありました。こちらは写真乾板をつけるタイプでした、今手元になくて詳細は記憶でしかないのですが、レンズは白濁して使いものにはありませんでした。当時エアコンもないドームに設置されていたので温度環境・湿度による劣化だと思います。正にロッドさんの言われるような物だったのでしょう。
脈理に関しては私は1度しか経験がありません。25年ほど前だったか中国製の22cmアクロマートレンズを入手して某光学にレンズの調査をお願いしたのです。その回答はこのレンズは脈理が多いから直ぐに捨てなさいというものでした。さすがにそれなりに高価なものでしたので捨てるに捨てられず返却しました。口径が大きくなると非常にリスクを伴うものです。

セミアポに関しての総合的な評価で時間軸という性能を考慮した場合は今までの認識を覆すものになりそうですね。半世紀たって現役で使用できるのはクラシカルなアクロマートしか存在しないのでしょうね。








  
 

題名:Re: 自作望遠鏡  名前:ロッド 2020/05/05(火) 10:55 No.17831  操作

17831の画像を原寸大表示します titanさん、コメントありがとうございます。
これがコメットファインダーの対物レンズですか。
3ヵ所に錫箔があって、外観は普通のアクロマートと区別できませんね。
これはデジタルの時代には眼視用よりも写真用に価値がありそうです。
昔のように大きな乾板で写真を撮る必要はありませんから、中心像だけ良ければ。
脈理に関しては下のほうでも書きましたが、ジャンク市で買ってきた脈理レンズ、76/910は結構見えて実用になりました。
ピントをぼかすと小枝のような模様が見えましたが、全面に広がっていなかったのが救いでした。
砂糖をお湯に溶かしたような感じの脈理が全面にあると、もうダメですね。
80年代以降は新種ガラスが次々と実用化され、旧ガラスの品質も高まってレンズ性能が飛躍的に向上した感があります。

titanさんローレルのC230ですか。あれは最高グレードが「メダリスト」でしたよね。その前の130はSGXでした。私は130が好きなんですが、性能的には230のほうがはるかに良いでしょうね。
同世代の車ならスカイラインジャパン。東京にいた頃私はこれでした。足回りがとても良かったです。
同じく初期のEGIでした。滑らかで高級感があってスポーツ車ではありませんでしたが、その前のケンメリよりはパワフルでレスポンスも良かったです。

それと正反対だったのがFJ20の荒々しさです。(この写真スカイラインRS)
アイドリングの振動が多く音も勇ましく、瞬発力がありました。意外なのは燃費が非常に良かったことです。
ターボが付いた物は爆発的な加速力で、私は怖くて乗りこなせませんでした。
結局、一番良かったのはずっと昔のハコスカです。
高級感もあり、スポーツ性もマアマアでした。ボディサイズとも良くバランスしていたと思います。

このスレッドも長くなったので、「自作望遠鏡その2」という題名で新規スレッドに移行したいと思います。



題名:今日の太陽  名前:titan 2020/04/23(木) 16:48 No.17797  HomePage 操作


17797の画像を原寸大表示します ロッドさん 皆さん お久しぶりです。

私も息しています。今回の新型コロナの影響で自宅待機となり10年ぶりに望遠鏡を自作してしまいました。ちょうどファーストライトで太陽を撮影しました、何にも無いのっぺり像ですがそれはそれで記念になる1枚となりました。レンズは昔アストロ光学で購入した’98年製の60/700アクロマートですが、覘いた感じR63と設計が違うようでなかなか良い印象です。R63も良かったですが。
鏡筒を完成させる上で必要なパーツを3Dプリンターにて印刷して用いました。時代が変ると作り方も変る物で本当に便利な世の中となりました。買い物に行かなくても家にある部品だけで出来てしまったんです。強いて言えば3Dプリンターの樹脂をアマゾンで購入したくらいでしょうか。
後ほど望遠鏡の画像は投稿させて頂きます。
今後ともよろしくお願いします。

  
 

題名:Re: 今日の太陽  名前:titan 2020/04/23(木) 19:11 No.17798  HomePage 操作

17798の画像を原寸大表示します 鏡筒はこんな感じとなります。
筒とフードと接眼部(13cm反射用)はアストロ光学の製品を利用して、2インチアイピースを使えるようにしています。鏡筒外径は70mmと太めにしてハイコントラスト仕様です。

  
 

題名:Re: 今日の太陽  名前:ロッド 2020/04/25(土) 09:48 No.17799  操作

17799の画像を原寸大表示します titanさん、ご無沙汰していてすみません。
来てくださってありがとうございます。今後もよろしくお願いします。

妻は定年退職しましたが、頼まれると断れず、今話題になっている学童保育の仕事をしています。
こんな状態になってしまい、学校の休校が続いて大変です。
多くの人と接する仕事ですから、私は妻とは2mの距離を置かないと(苦笑) 向かい合って食事もできません。感染すると周囲の人々に多大な迷惑をかけてしまいます。社会的責任です。
こんな生活が今後ずっと続くのでしょうか・・・

星でも見て気をまぎらすしかないですね。
昨夜は久しぶりに星が良く見えました。こと座流星群と思われる流星も1個。すごく速かったです。
夕方は曇っていたので2個の彗星は見えませんでしたが、深夜にM101、M51、M97、M108、M94、NGC4565、4559など素晴らしく見えました。
アストロの13cmF7.7反射です。球面ではなくパラボラ鏡で、やや過修正気味です。1/8λの精度は出ていると思います。
斜鏡にはプリズムを使っています。全反射だしコーティングされているので、鏡より光量損失が少なく、極限等級が向上します。
ガラスの厚みの分、焦点引き出し量を短くできるので小径でも実用になり、主鏡に届く光量が増えます。
天頂プリズム用ですが、精度は期待以上に良くて極限二重星も分離できます。
不思議なのは、主鏡が温度に馴染まないうちは負修正だったのが、温度に馴染むと過修正に変化することです。
小口径でも温度にはすごく敏感です。
昔、英国の名工カルバーはこの温度変化を見越した形状の鏡面を研磨したそうです。当時は低膨張ガラスが無かった時代なので、そういう苦労が多かったのです。

titanさん、さすがに素晴らしい工作技術ですね!
その後3Dプリンタ導入ですか。これなら何でも自由自在に作れますね。
アストロの、これと同じレンズは私も利用していますが、すごく良い性能で気に入っています。この写真です。鴨を撮影しているところです。
天体の場合は彗星用です。地平線ギリギリの彗星を狙って遠征する時に活躍します。
これは携帯に便利なようにφ63筒ですが、titanさんと同じφ70筒のも作りました。
昔のノスタルジック望遠鏡の魅力は大きいですが、やはり新しい時代のほうがレンズ性能は確実に進歩していますね。

  
 

題名:Re: 今日の太陽  名前:ロッド 2020/04/25(土) 19:28 No.17800  操作

17800の画像を原寸大表示します これが斜鏡代わりのプリズムです。
本当は角を落として丸くしたいんですが、削ると平面が歪んでしまいます。
ニュートン反射の発明者ニュートンも、斜鏡にはプリズムを使っていたそうですね。

  
 

題名:Re: 今日の太陽  名前:titan 2020/04/26(日) 04:59 No.17801  HomePage 操作

17801の画像を原寸大表示します ロッドさん こんばんは

久々に投稿が出来てとても良かったと思います。
斜鏡にプリズムを使うアイディアは今後同じミラーが2枚ありますので採用させてもらいます。アストロのミラー不思議ですね、それほど薄くも無かったので温度変化で鏡面の変形があるとも思えませんが、環境的な物もあるのでしょうね。

昨晩は友人の40cm反射で小惑星1998ORを見ることが出来ました。通常肉眼で3等星がやっとの環境ですからきっと見えないと思っていたのですが、1時間格闘して何とか見る事が出来ました。29日に最接近しますが今度は写真に撮れないかチャレンジしてみます。


  
 

題名:Re: 今日の太陽  名前:ロッド 2020/04/26(日) 12:06 No.17802  操作

17802の画像を原寸大表示します titanさん、こんにちは。
ファインダーが背中に付いて脱着可能な、面白い鏡筒ですね。
塗装がピカピカで既製品のように見えます。

昨晩も星が奇麗でしたが、彗星は見ませんでした。
このスケッチは4月22日です。
アトラスは拡散してもう消滅に向かっています。見つけるのは至難の業です。
これが最後だったかもしれません。
もうひとつのアトラスは今後観測の好機になるので楽しみです。
パンスターズは現状維持といったところ。
どうも彗星は銀河に比べると見えにくいです。
発する光の波長が違うのでしょう。
春の銀河、暗い物でも大変良く見えます。
M81、82の近傍にある11等級の微光の銀河も楽々見えます。

小惑星は恒星状なので市街地でも見やすいでしょうね。
長野の市街地ではカニ星雲は20cmでも難物です。
同じく肉眼では3等星が限度。

アストロ13cm鏡の厚みは標準的です。青板ガラスなので熱膨張が大きいです。15cm以上はパイレックスでないと。
屋外に持ち出したときには球面鏡のような星像ですが、次第に冷えてくると完璧な星像になり、もっと冷える過修正になります。
なかなか良い研磨状態です。しかし数枚を比較してみると個別に違います。
温度変化のクセはセルの構造(熱の伝わり方)に依存するかもしれません。

良鏡でも球面とパラボラの中間ぐらいのが一般に多いですが、過修正鏡は珍しいです。過修正と言っても、ほんのごくわずかです。
それだけちゃんと非球面化できる、技術の優秀な工場だとわかります。

プリズムですが、24mmしかないので13cmには小さすぎますが、ギリギリで実用になりました。
計算上は中心しか全光量で見えないはずですが、実際には視界2度の周辺部でもかみのけ座のNGC4565が見えます。
最初は半信半疑でしたが、結果として大成功でした。
40mm角のプリズムもあって、短焦点鏡に使っています。
鏡と比較すると、ガラスの厚みの分だけ鏡筒が長くなるのでご注意。

  
 

題名:Re: 今日の太陽  名前:titan 2020/04/26(日) 23:14 No.17803  HomePage 操作

17803の画像を原寸大表示します 皆様 ロッドさん こんばんは

今晩は天候が曇りで夕刻の西空の月と金星のコラボを見ることが出来ませんでした。

パンスターズ彗星もさいたま市では見つけることが出来ませんでした。かなり淡いようですね。小惑星は彗星よりは見やすいかもしれませんが11.5等星は難物ですね、良い星図があって時間をおいて移動を確認しなければ見つけれません。

13cm反射も造りたいのですが、10cm反射3本・13cm1本・15cm2本・16cm1本・・・・・省略 ありすぎて置き場所が無いです。斜鏡は32〜36mmが良いと思っていましたが天頂プリズムを使ってみます。サイズは数種類あるので色々試したいです。
また、アストロのミラー全てチェックしたんですか?凄いです。
光路長の件、了解しました。

天気が悪いのでCADで以前お譲り頂いたFC-100Nのフードキャップのモデリングを始めました。純正が320gあるので少し重いんで100g以下目標で製作してみます。これから印刷し始めて明日の朝には完成予定です。


  
 

題名:Re: 今日の太陽  名前:ロッド 2020/04/27(月) 03:34 No.17804  操作

17804の画像を原寸大表示します titanさん、こんばんは。
早く寝てしまって深夜に目を覚ましたら素晴らしい星空!
藤井旭氏の本を片手に、りょうけん座の銀河NGC4631を見ました。
細長い姿が見事でした。
速い流星も1個。こと座群まだ活動中かな。
山の天気は変わりやすく、すぐに曇ってしまいました。

タカハシのキャップを作るのですか。何でも作れるので楽しいですね。
光路長ですが、私は主鏡を長ネジで前後して調整できる構造にしてあります。
斜鏡をできるだけ小さくしたいので、直焦点は諦めて接眼部をギリギリ限界まで短くCUTしてあります。
アストロのミラーですが、1枚アスのある物がありました。
しかしセルに入れた状態で微妙に変形したのかもしれません。もう一度テストしてみます。
114/1000のほうも優秀で気に入っています。こちらは負修正傾向で、球面とパラボラの中間ぐらいです。
古い製品ですが、メッキの状態が良くて助かっています。

とにかく反射望遠鏡はデリケートです。
画像は木辺氏の赤本の星像テストのページです。
私はいつもこの方法です。お手軽だし、使用状態でトータルな評価なので良いと思います。
主鏡単体でテストしても、あまり意味がないですから。
斜鏡の不良のほうが多いです。平面が悪いと星が点にならず伸びます。
斜鏡の光軸(位置)がわずかに狂っても同じ症状が出ます。

主鏡は精度の良し悪しよりも面の滑らかさが重要だと痛感します。
慣れると鏡周のターンダウンなどもわかります。さざ波状の研磨痕があるとリングが不鮮明になります。

反射は「マアマア良く見える」所までは簡単にもって行けますが、屈折と勝負できるレベルまで作り上げるのは大変です。
本当にうまく行けば、フローライトなどの最高級品に負けないレベルまで行きます。安いからといってバカにできません。
ですから、やり甲斐があって面白いです。
ですが、温度変化や気流の乱れで好不調の差が大きいので、資金が潤沢にあるならば、やはり屈折のほうが良いですね。

  
 

題名:Re: 今日の太陽  名前:titan 2020/04/28(火) 03:08 No.17805  HomePage 操作

17805の画像を原寸大表示します ロッドさん こんばんは

藤井旭氏と木辺氏の文献を参考にしていることろ、昔から何も変らない。その姿勢が素晴らしいと思います。私もこの機会を機に木辺氏の書籍をもう一回読み直してみるつもりです。何か自作のアイディアが出てくるかもしれません。

ここ2〜3日天候が悪くて星が見れません、自作屈折の再調整後のテストも出来ていません。フォトビジュアル的な写真用望遠鏡という目標はほぼ完成したので、また次の目標に向けて邁進していきます。昔反射も造りましたが、自分には屈折望遠鏡が向いているので夢である大きな屈折望遠鏡を造りたいです。屈折望遠鏡はメンテナンスがほとんどいらないですからね。

タカハシのフードキャップが完成しました、この掲示板でのお披露目が初です。炭素配合樹脂のカーボンブラック色でTSのロゴもオリジナルまんま再現しています。質量が純正311gr→96grと30%まで軽量化出来ました。本来1/10以下まで軽量に出来ますが、出来るだけオリジナル軽量を残しています。3Dプリンターはこれから自作望遠鏡製作を大きく変えるはずです。

天候が良ければ獅子座のM65、M66、NGC 3628をみたいですね。透明度が良ければどうか?見えるかな?



  
 

題名:Re: 今日の太陽  名前:ロッド 2020/04/28(火) 05:46 No.17806  操作

17806の画像を原寸大表示します titanさん、おはようございます。
昨夜は2つの彗星見えました。
春霞で透明度は最高とは言えませんでした。肉眼では4等か5等が限界。
それでも見えました。自作望遠鏡の成果です。
パンスターズは現状維持。低空なので暗く見えますが、カニ星雲と似たようなイメージです。
下はアトラスです。これは難物!
たまたま恒星と重なっていて見落とすところでしたが、淡い光芒が霧のように広がっていました。
M101と同じような拡散状ですが、明るさはM101の数分の一です。もうこれが最後かもしれません。
全光度9.5等と見ましたが、単位面積(径3分とすると)あたりの明るさは11等ぐらいです。

今回はアストロのEr32mmを使いました。倍率が低いので拡散状の彗星に有利だと思ったからです。コーティングは悪いですが。
いつもはフジノン15cm双眼用のEr25mmを使っています。これはマルチコートです。70度広角なので大迫力。
アストロのほうがシャープで周辺部まで良像です。まるでアッベオルソのような星像です。あらためて感心しました。
今度は10cmF13の屈折と比較して見てみたいと思います。
屈折のほうが光量損失が少ないので小口径でも良く見えるはずです。

タカハシのキャップ、見事に複製できましたね。材質はカーボン樹脂ですか。
オリジナルは重いってことは金属製でしたっけ?
キャップにそんな剛性は必要ないので樹脂製のほうが良いですよね。

共感してくださって、ありがとうございます。
私の天文趣味は少年時代の懐古主義が基本なんですよ。
藤井旭氏に憧れていました。天体写真家として有名ですが、今になって思うにディープスカイ探訪がお好きだったんだな、と思います。
当時の福島県の空はすごく良かったみたいですね。彼の視力も優秀なのでしょう。ニコン8cmは良く見えて楽しめたと思います。
ガイド望遠鏡としては大き過ぎますが、ついでに星雲星団を見て楽しんでいたのだと思います。
関勉氏のリスト(通称関カタログ)に載っていない星雲星団もこれで見ています。
木辺氏の本は研磨のほうは良いですが、マウンティングのほうはあまり参考になりませんでした。
しかし、今また見てみると結構面白いです。素人の自作にはあまり向きませんが、西村製作所やアストロなどでプロが作る工程が少しわかります。

私が3Dプリンターを知ったのは10年ぐらい前の日経Linuxでした。Linuxでもできる!という記事でしたが、肝心のプリンター本体がなかなか高価な物なのでしょうね。

  
 

題名:Re: 今日の太陽  名前:titan 2020/04/28(火) 09:32 No.17807  HomePage 操作

17807の画像を原寸大表示します ロッドさん おはようございます。

今朝は雲間から木星が見えましたので急遽60/700mmを取り出して5分くらいだけですが、観望で来ました。直ぐ使えるのは小型屈折の最大の強みです。
シーイングが悪いですがそれでも200倍で木星面はよく見えました。光軸調整の結果もOKでガリレオ衛星もシャープでした。

彗星と星雲を私も見たいのですが当地からはかなり悪条件なので30cmクラスが必要かもしれませんが、私には大きな反射は仕えこなせないので無理そうです。

タカハシのフードキャップは純正はお得意の鋳物ですからめちゃくちゃ重いのです。鋳物はどうしても薄く造れませんから。当時プレスの技術はあったはずですが大量生産をするには金型が必要だったので、コストの関係で鋳物にしたのでしょうか?
対物レンズセルは機械加工でしたので、キャップも旋盤で加工しても良かったような気がします。

3Dプリンターは結局6台購入しましたが、今使えるのは3台です。中国製ですからメンテが少し大変な部分もありますが、慣れてくると大丈夫です。どうしても印刷時間が長いので1台では厳しいです。今製作しているの部品は30時間かかっています。キャップは8時間くらいです。価格は低価格で実用になるのは3万円くらいからですね。とても安くはなりました。
画像は絞り一体型の10cm屈折用フードです、今印刷中です。

  
 

題名:Re: 今日の太陽  名前:ロッド 2020/04/28(火) 15:15 No.17809  操作

17809の画像を原寸大表示します 私も今朝は木星を見ました。
13cm反射にOr5mmで200倍で、なかなか良く見えました。
高度が低くて困りますね。気流の問題以前に、うちからは森の木々に隠されてしまいます。
titanさんの6cmF11.7と同じ物を私も使っていますが、F15やF20と比べてみても解像力では見劣りしません。色収差は5cmに絞るとほとんど感じません。アポクロ級です。
60年代のレンズとは違います。たぶん設計変更で別物になっています。
やまねこ座12番星を見てみてください。シャープに分離できますよ。ちょうどドーズの限界です。

30cm級の反射とか、先日のご友人の40cmとか、大きいほど高性能なのは事実ですが、こと彗星に関してはそうでもない場合があります。
関勉氏は88mmの屈折で発見しましたが、池谷氏は20〜30cmの反射、村上氏は46cmです!
ですが関勉氏によれば、大口径でも小口径でも発見できる彗星は11等が限度。12等13等を眼視で発見した例はありません。
これが不思議なんですよね。位置のわかっている彗星を観測する場合には、見えますが、発見がない。
彗星のようにモーローとした天体は、口径の大小に関わらず大変見えにくいということなんです。
都会の空で大口径だと光害も増幅してしまいますから、案外小口径のほうがよく見えることがあります。
ですから、小口径の屈折もけっして捨てたものではありません。
要は慣れだと思うんです。
たとえば、普通なら15cm級が必要なM81、82近傍のNGC3077、2976は、空の良い土地なら6cmでも見えます。

高橋製作所は元々が鋳物工場ですから、何でも鋳物で作りたがりますね(笑)
プレスやキャストではなく鋳物を旋盤加工ですからコスト高です。
一部にはそういうズッシリ重いのが好きなマニアもいますが、合理的とはいえませんね。
3Dプリンター、かなり大きな物も作れるんですね。それは実用的!
しかしそんなに時間がかかるとは。

  
 

題名:Re: 今日の太陽  名前:titan 2020/04/29(水) 15:59 No.17810  HomePage 操作

17810の画像を原寸大表示します ロッドさん 皆様 こんばんは

ヤマネコ座12番星の件、調べてみました。昔見たことがあるような記憶があります、しかし現状の3cmファインダーでは十字線もないしわからないと思うので5cm用のファンダーが付くように改造します。少しお時間ください。
このレンズの素性はロッドさんも感じているようにかなり良い事が分かりました、明るいベガを見ても着色も少なく昔のアクロマートの設計と違っているようです。

彗星に関しては当地だと眼視は厳しいので写真で捕らえる方向で考えています。焦点距離がそこそこあって明るめの光学系が作れるか検討しています。既存のライトシュミットも候補です。

今回高橋の鋳物のキャップの寸法を良く調査してみたんですが、鋳物は薄くは作れないことがわかりました、それで重くなるんだと。初めからわかっていることなんですが。

3Dプリンターでの10cm用フードですが内部の遮光環のエッジをシャープにモデリングしすぎたようで17時間の印刷に持ちませんでした。シャープエッジの遮光環は単品では印刷できますが、フードの内部にアッシーの状態では後加工が出来ないので、先端は0.5mmから0.75mm程度の厚みを持たせないといけませんね。この点ももう少し検討してみます。
しかし、面白い繰り出し装置のノブが出来ました。銅を配合した樹脂で製作しました。きっとロッドさんも、触りたくなるノブです。


  
 

題名:Re: 今日の太陽  名前:ロッド 2020/04/29(水) 17:41 No.17811  操作

17811の画像を原寸大表示します titanさん、こんにちは。
鋳物の事、私も専門ではないのですが、聞きかじった程度の知識でご説明します。
私が上にキャストと書いたのはダイキャストの略で業界用語です。
鋳物とは区別しています。
鋳物は試作品等、少数生産だとコストが安いのが利点です。
木型を作って砂型に湯(融かした金属)を流し込んで作ります。
精密な形にはできないので、バリを削り取り、寸法の合わない所は大幅に削らないと製品になりません。

それに対しキャストは金型を作るコストが高いので、多分千個以上の大量生産でないと採算ベースに乗りません。
大量に作れば作るほどコストが安くなります。
利点は精密な寸法に仕上がる事。うまくすると手直しなしでそのまま製品になります。
天体用の場合は回転部は精密さが要求されるので旋盤加工を施しますが、海外のコピー商品の場合には旋盤加工が省略されています。
多少ガタがありますが、一応実用になっていました。

この写真はキャストの傑作と言われているカスタムマウントです。
何個作られたのか?知りませんが金型の寿命をはるかに越えて作り続けたので、いつ金型が壊れるかヒヤヒヤものでした。
ここまで売れると大成功、大ヒット商品です。しかし、金型のコストを償却できなくて赤字のまま終わってしまう製品のほうが多いと思います。

キャストの場合には肉薄にできるのが利点ですが、逆に肉厚に設計すると内部に湯の温度の不均一が生じてスが入り、そこから割れやすくなってしまいます。
ですから剛性が重視される天体用の大型の赤道儀・経緯台は鋳物に限ります。
一方、キャップやファインダー脚、接眼部や対物枠、細かいパーツはキャストのほうが優れています。

繰り出し装置のノブ、厚みがあって良いですね。径は小さくても厚みが重要だと思います。金属製の質感は好きですが、樹脂や木製の温かみも良いと思います。
金属製で大きい物は余分な重みがあって困ります。

やまねこ座12番星はタカハシのセミアポ8cmの広告に「あなたも第二のドーズ氏に」という名文句が印象的でした。
あの頃に比べると離角が大きくなっていて、今は6cmのテスト星です。
カペラから北に移動して行って、やまねこ座の印象的な菱形を見つけると、その西の端(下端)の星です。
等光二重星で、これは面白い星ですよ!

  
 

題名:Re: 今日の太陽  名前:titan 2020/04/30(木) 09:40 No.17812  HomePage 操作

17812の画像を原寸大表示します 皆様 ロッドさん こんばんは

鋳物・キャストの経験に基づいた説明ありがとうございます。
ダイキャストは私が小学生の頃、近所にトロフィーを造っている工場がありよく遊びに行きました。当時は魔法なような作り方でびっくりした記憶があります。今ではジェットエンジンに精密鋳造の技術が生かさせて機械加工無しでそのまま製品になるので、この分野では日本は常に世界のトップを独走しています。

繰り出し装置のノブは外形は50mmで厚みが20mmで、何時まででも握りしめていたいほどのデザインです。握った感触はちょうど大きめのクルミをぎゅっと握った感じに近いと思います。

昨晩は久しぶりに1966年の五藤光学15cmF15のレンズを用いた望遠鏡を出しました。バッテリーが弱っていて高速モーターが早く回りませんでしたが充電しながらなんとか動き冷っとしました。でも自作機は実にいいです、手が届く場所にすべての操作ハンドルがある。見た目ほど大きさを感じさせないので6cm屈折と操作感覚は変わらないのです。

やまねこ座12番星は月を見た後透明度が悪くなり撤収してしまいましたので、また見ていません。ファインダー脚を自作しています。

  
 

題名:Re: 今日の太陽  名前:ロッド 2020/04/30(木) 18:26 No.17813  操作

titanさん、美しい写真をありがとうございます。
月の色が綺麗ですね。
屈折ならではの色です。これが本当の月の色だと思います。
反射はアルミナイズなので青っぽくなってしまいます。
昔の銀メッキは肉眼に近い良い発色だったそうですが、耐久性が悪くてダメです。
このスレッドは長くなったので、のちほど「自作望遠鏡」という題名で折り返します。
今後もどうぞお付き合いください。


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