山の暮らし掲示板

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題名:彗星  名前:ロッド 2020/02/16(日) 20:37 No.17742  操作


長くなりましたので、こちらに引っ越します。
青色つきこ様いつもありがとうございます。

マクノート彗星、明るかったんですねぇ。写真の掲載、ありがとうございます。114mm反射鏡ですが、ケンコーのは見え具合はいかがだったんでしょうか。接眼部が向かって左側になっていますが、カスタマイズされたのでしょうか。
ヘールポップの時だったか、はっきりしなくなったのですが、彗星用にNikon 10×70mm双眼鏡を買ったのですが、めっきり出番が
なくなりました。手持ちでは無理ですし、ピント合わせもきつくなってきたしで。でも、ロッド様の話を聞いていると、また、彗星も見ようかなぁという気持ちになってきました。
顕微鏡用アイピースも、おもしろそうですねぇ。

  
 

題名:Re: 彗星  名前:ロッド 2020/02/16(日) 20:38 No.17743  操作

17743の画像を原寸大表示します ケンコーの114/900反射鏡ですが、これは昔(68年頃)からあって、とても優秀です。
雑誌に入選作が多いし、71年の鳥羽彗星はこの反射鏡による発見だそうです!!
一式26000円ですからH-100より6000円も安かったです。しかも口径が大きい。(主鏡のみ2600円で売られていました)
まあ、架台や接眼部が貧弱なのはお値段を考えると文句は言えません。

私は原村のイベントでジャンク品を安く買いましたが、期待以上の性能にビックリ! これは90年代の製品でした。
その後も同じ中古品を見つけたら買うことにしていますが、品質のバラツキは少なく、皆優秀です。
前回の火星大接近はこの反射鏡で十分に堪能できました。火星面のディティールがまるで大海原のように見えて感激しました。
30年以上の長きにわたって、同じスペックの高性能で安価な反射鏡を作り続けている優れた下請け工場はいずこに?

私も同じNikon 10×70mm双眼鏡を持っていますよ。一昨年中古で買いました。途中でモデルチェンジして視野が狭くなりましたが、私のは古いほうなので視野が広いです。
新しいほうが像は良いのでしょう。

  
 

題名:Re: 彗星  名前:ロッド 2020/02/16(日) 20:39 No.17744  操作

17744の画像を原寸大表示します 白昼見えたマクノート彗星にはビックリでした。
今思い出してみると、青空に双眼鏡を向けたらすぐに見つかって、その方向に望遠鏡を向けて導入しました。ファインダーで簡単に見つかりました。
接眼部は左利き用に改造しました。私は元々右利きでしたが左眼のほうが暗い星が良く見えるので、左眼で見るように練習しました。
しかし、どうしても違和感があるので今はまた右目に戻しました。
日本人は右利きが多いですが、アメリカ人は左利きが多いらしく、アメリカの望遠鏡は左利き用にできています。

  
 

題名:Re: 彗星  名前:ロッド 2020/02/16(日) 20:40 No.17745  操作

17745の画像を原寸大表示します 最近はその他にも見事な彗星がいくつかありました。
2013年3月に夕方の西空に見えたパンスターズ彗星(c/2011L4)です。
これは6cm屈経の上にカメラを同架して固定撮影です。
最初に明るい恒星を見てカメラを望遠鏡を平行にしておき、次に望遠鏡で彗星を視野に導入し、シャッターを切ります。
薄明中で北極星が見えないので、赤道儀はセッティングできませんでした。
彗星が見えているのはわずかな時間で、すぐに山に隠れてしまいました。

  
 

題名:Re: 彗星  名前:青色つきこ 2020/02/18(火) 19:47 No.17746  操作

ロッド様、こんばんわ。

このケンコー114mmの記事、「天体望遠鏡のすべて」の愛機の紹介の中でも、私はとても印象に残っています。赤道儀は、ちょっといただけませんが、工夫して使っているのが、またとても良いです。赤道儀は東和光器製でしょうか、鏡筒も東和光器?

  
 

題名:Re: 彗星  名前:ロッド 2020/02/18(火) 21:35 No.17747  操作

17747の画像を原寸大表示します 青色つきこ様
コメントありがとうございます。
東和光器に間違いないでしょうね。
東和の名でも売られていましたが、愛和商会、キング商会、カートン、エイコー、ダウエル、パノップなどからも出ていました。
輸出されてフランスにも愛用者がいました。すごい数が作られたのだと思います。
鏡はどこで作っていたのでしょうか?パノップ光学かもしれません。
パノップの親爺さんが大量生産のノウハウを盛んに自慢していましたから。
職人さんにしては珍しく饒舌な人でした。
私が買ったパノップ光学(10cmF5)は不良品でしたが、13cmで木星の衛星の模様の違いがわかる、すごい高性能鏡もあったそうです。
パノップの親爺さん、本気を出せばすごい腕前だったようです。

この赤道儀けっこう使えますよ(笑)
判官びいきの私は、補強して使っています。意外と振動が少なくて、微動装置がスムーズでガタがなく、変なクセがないので使いやすいです。
軽量小型なのが最大のメリットです。私のは極太三脚で補強した状態でも全重量8.5kgです。
迷機じゃなくて名機だと思いますよ。

  
 

題名:Re: 彗星  名前:ロッド 2020/02/18(火) 22:35 No.17748  操作

17748の画像を原寸大表示します へールボップ彗星の写真も見てください。
夕方の西空、隣家の屋根の上に見えました。

  
 

題名:Re: 彗星  名前:青色つきこ 2020/02/19(水) 20:41 No.17749  操作

ロッド様、こんばんわ。

ヘールポップも明るいですねぇ。
双眼鏡片手に最初に見たいと思ったのは、ベネット彗星orコホーテク彗星だったような、でも位置もよくわからなくて、見れませんでした。
最初に買った双眼鏡は、ビクセンのボシュロムタイプの9×40mmでした。気に入っていましたが、高橋のアストロノーマー7×40mmを覗かせてもらったら、雲泥の差でした。広角タイプなので
(という訳でも、まあ一概には言えませんが)像の崩れ、色収差が大きかったです。後年、スターベースで、在庫整理のアストロノーマー7×40mmを購入することができました。今でも、アストロノーマーは気に入っていますが、視度調整がいまいちで、裸眼ではピントが合わなくなりました。

双眼鏡も最初に欲しいと思ったのは7×50mmで、コーワルピナスでしたが、キャノンの輸出用に傾きましたが、結局、ビクセンの9×40mmになりました。手にとって見れたのは、ビクセンだけでした。ニコンは、高嶺の花です。

パノップって、メーカーだったのでしょうか、総合商社なのか。
今思えば、突然、天文ガイドに現れましたが。不思議。
そういえば、二光技研も、ありましたねぇ。
その頃は、「天文ガイド」をめくるのが、楽しかったです。

  
 

題名:Re: 彗星  名前:ロッド 2020/02/19(水) 23:46 No.17750  操作

17750の画像を原寸大表示します 青色つきこ様
コメントありがとうございます。
ヘールボップは市街地でもこんなに見えたので明るかったですが、当初の予報ではもっと見事に見えるはずでした。
ベネット彗星の写真もありますよ。
でもこれは暗くなってから。カシオペア座です。
標準レンズの固定撮影で30秒、フィルムはネオパンSSSです。
天文雑誌の情報は2ヵ月遅れぐらいなので、間に合いませんでした。
新聞でもテレビでも騒がれなかったし。
コホーテク彗星は見ましたが、これも予報よりもずっと暗かったです。
ウェスト彗星は受験で見られず。

ビクセン9×40は私も持っていました。アストロノーマー7×40は昔買ったのを今も使っています。7×50のほうは最近中古で買いましたが重いのであまり使っていません。コーワは安くて高性能だったみたいですね。
普段は私は6×30とか8×30といった小型軽量なのを愛用しています。

パノップは何度も買い物に行きました。普通の民家みたいな建物ですが、ウナギの寝床のように奥のほうが長いみたいで、研磨工場だったみたいです。
玄関を入ると6畳間ぐらいの板の間で、望遠鏡が5〜6台並んでいました。
そこで組み立てや調整もやっていました。
マクストフを開発中だという話を熱く語ってくれました。
一時期は都心にオフィスがあったらしいです。輸出で大量に売れていたのでしょう。
急激な円高で輸出が売れなくなったので、国内販売を始めたみたいです。
他にもそういうメーカーがいくつかありましたね。

秋葉原の二光技研も訪問しました。これは明らかに商社でした。
繁華街から離れた寂しい所にあって、ショールームに望遠鏡が林のごとく並んでいました。
ここで販売していた物も東和の系統だったみたいですね。



題名:アイピース工房(2)  名前:ロッド 2020/02/10(月) 18:13 No.17725  操作


17725の画像を原寸大表示します ジャンク市で買ったOr6mm(右)ですが、内部のリングが不足していてレンズがガタガタしていました。
薄い真鍮板を丸めてリングを自作して実用化しました。
最初は大成功!良く見えると思って喜んだのですが、詳しくテストするとダメでした。
像はシャープで視野も広いですが、コントラストが悪い。
ノーコートなのが原因?
いえ、眼レンズが曇っていました。どんなに拭いても綺麗な透明になりません。
融けた樹脂のような物がこびりついています。太陽観測に使ったのかもしれません。

アッベ型なので視野レンズが3枚合わせでモノセントリックに似ているので、今度これでモノセントリックを作ってテストしてみようと思います。
まあ、使用目的が違うので期待薄ですが。
コレが実用にならなかったら、次は高橋のOr5mmが2本あるので1本をバラしてトライしてみます。

  
 

題名:Re: アイピース工房(2)  名前:青色つきこ 2020/02/11(火) 23:44 No.17726  操作

17726の画像を原寸大表示します ロッド様、こんばんわ。

アッベの視野レンズの活用は、思い浮かばなかったです。
それも、おもしろそうですねぇ。

中村要「反射望遠鏡の智識(3)」『天界』1928年7月号に接眼鏡についての記事がありました。こちらは、京都大学の紅で読むことができます。
単レンズからハイゲンス、ラムスデン、ケルナー、色消しラムスデン、モノセントリック、オルソスコピックと広範囲にわたって記載されています。英国製の古いケルナー、ケルナーがハイゲンスの改良型と書かれており、興味津々です。これって色消しハイゲン、アクロマートハイゲンではないでしょうか。
天体望遠鏡の古い解説書を探していけば、ケルナーについて、もっとわかるかもしれません。
今の解説とは、違ったものかもしれません。
調べてみたいと思います。

中村氏は、顕微鏡用のハイゲンスは反射望遠鏡に向いているとも書いています。
ハイゲンスの眼レンズと視野レンズの焦点距離の比が、顕微鏡用のものは1:1.5
通常は1:3、反射望遠鏡用に作られたもの1:2が多いと書いています。
比率が違うと、特性も違うものなのでしょうか。
1920年代、基となっているのは、それ以前の話なので、現代に当てはまるとはかぎらないの
ですが。それも、クック、ツァイス、ブッシュネルの19〜20世紀初頭の製品の話です。

  
 

題名:Re: アイピース工房(2)  名前:ロッド 2020/02/12(水) 01:46 No.17727  操作

17727の画像を原寸大表示します 青色つきこ様
貴重な資料ですね!ありがとうございます。

晴れたので早速「即席モノセントリック」でカストルを見ました。
ダメでした。
谷Or9mmと比べるとずっと悪いです。倍率は低いので12.5mmぐらいだと思います。
中心から少しでも外れると星像が伸びて色収差も出るし、中心でも球面収差があるようで変なクセがあって鮮明ではありません。

AHがそんなに昔からあったとは興味深い情報です!
ケルナーはラムスデンから派生したというのが定説ですが、ハイゲンから派生したのですか。これも一理ありますね。
私のAH40mmですが、視野レンズの直後にピント面があるので、レンズのゴミやキズを拡大して見る状態になります。月などを見ると気になりますが、星野なら気になりません。
特性としてはハイゲンよりケルナーに近く、F8ぐらいなら反射に使っても良像です。
顕微鏡用のAH20mmも持っていますが、これもケルナーと似たような良像です。

本題から外れますが、
中村要氏と言えばハーシェルニュートン式ですが、何とかしてこれを作ってみたいと思いますが、とても難しいです。
過去に試したことがあります。主鏡11cmF9で、斜鏡は鏡筒の端にセットし、軸を主鏡の端と斜鏡の中心に持って来るように調整を試みましたが、光軸調整がとても難しく、完全な状態にはなりませんでした。
大口径のニュートン反射に偏心絞りを付けたのと状態と同じにセットできれば、完全な星像になるはずです。
無遮蔽なので屈折と同じような星像が期待できます。

無遮蔽ニュートン(オフアキシス反射鏡)は笠井トレーディングから販売されていたことがありましたね。あれと同じ形式です。
主鏡は球面鏡で十分だと思います。今後も研究してみます。
主鏡をもっと長焦点にすればゴマかすこともできますが、それでは面白くありません。
ハーシェルニュートンはハーシェル式と外観は似ていても、原理は根本的に違います。ちゃんと光軸を合わせれば短焦点でも完全な星像になるはずです。

  
 

題名:Re: アイピース工房(2)  名前:ロッド 2020/02/12(水) 03:06 No.17728  操作

17728の画像を原寸大表示します 上の中村要氏の資料に「彗星用、眼レンズがメニスカス」
これは他の本でも見た記憶があります。
70年頃にビクセンから出たK46mmを買いましたが、これの眼レンズがメニスカスでした。
しかしこれは像が悪く期待はずれでした。そのせいか、まもなくこれは販売中止されました。
もう手元にないので確認できませんが、眼レンズの焦点距離が普通より長かったです。見かけ視界は狭くて35°ぐらい。
負のハイゲン系ではなく、正のケルナーでした。
もしかするとレンズ間隔をもっととって、負のアイピースにすれば像が良くなったかもしれません。
その場合は視野レンズの焦点距離をもっと長い物にしないといけません。

数学的な光学理論ではどうなのか?私にはわかりませんが、今は便利な光学ソフトがあるので解明できるかもしれませんね。

私のアイピース自作の経験では、一般にケルナー式では眼レンズは焦点距離の短い物を使うほうが良いです。単体でも収差が少ない、度の強い2枚合わせのレンズを見つけることができれば、もう成功率90%です。
しかしなかなか見つかりません。

逆だと絶対にダメです。ラムスデンの基本形は2枚同じレンズですから、そこから若干の変更という程度が良いです。
レンズ間隔は焦点距離と同じにするとレンズのゴミが目立つが収差補正は最良。普通間隔は2/3ぐらいにします。

視野レンズ:眼レンズの焦点距離比ケルナーは3:2ぐらいまでです。2:1ぐらいになると、もはやケルナーではなくハイゲン系に近いですね。
その場合にはAHということで、視野レンズの直後にピント面がある設計にするのが最良の収差補正なのでしょう。

まあ、ここに書いた事はBK7とF2のごく一般的な光学ガラスの場合で、他の特殊ガラスの場合にはクセが強くて2枚の相性が難しいと思います。

  
 

題名:Re: アイピース工房(2)  名前:青色つきこ 2020/02/13(木) 00:42 No.17729  操作

ロッド様、こんばんわ。

ビクセンからメニスカスのケルナー46mmが出ていたなんて、知りませんでした。
今だからですが、手にしてみたい逸品です。ヤフオクに出てこないかなぁ。
小島氏のアストロ光学には、KAH26mm〜32mmというのがあり、眼レンズはアクロ
マートで、視野レンズを交換するとK26mmとAH32mmとして使えるものでした。
今回、ロッド様のご意見も聞けて、ケルナーとアクロマートハイゲンの類似性
がわかってきました。アストロ光学には、ラムスデンとハイゲンスの兼用もあり
ました。目レンズは平凸レンズで、視野レンズを交換してラムスデン、ハイゲン
スに切り替えるものでした。AH20mmは、旭光学やケンコーのものがありましたが、
私は見たことがなくて、機会があれば、見たいと思っておりました。

ハーシェル・ニュートンとは、すごく稀有ですねぇ。どうしたら、うまく調整し
たらいいのか、想像がつきません。作りやすいサイズがあるとは思いますが、チ
ャレンジ精神ですねぇ。
私は、良く見えるコンパクトな10cmカセグレン系がほしいです。

  
 

題名:Re: アイピース工房(2)  名前:ロッド 2020/02/13(木) 01:50 No.17730  操作

17730の画像を原寸大表示します このケルナー46mmは逸品ではなくゲテモノですよ〜(笑)
兵庫県にいる友人も昔同じ物を買って落胆を味わったそうです。
この話でお互い盛り上がってしまいました。
この写真をご覧ください。異様に長い接眼部。
これが問題のK46mmです。
中学生の頃、H100型を改造してコメットシーカー風にしましたが、最悪の使い心地でした。当時は工作は苦手でした。
その後、ン十年たって、ようやくマトモな物が作れるようになりました。

AH型は天体用としてはマイナーな存在ですが、なかなか良いです。
今度AH20mmを分解してみますね。
小島氏のアイデアでレンズ交換式のアイピース、面白いです。
アイピースは難しく考えなくても、案外簡単でアマチュア的な発想でも結構実用になる物が作れるし、改造・改良もできます。

しかし昨夜のモノセントリックはダメでしたねぇ。
その後月を見たんですが、ひどい見え味でした。
アッベオルソは、眼レンズと互いに収差を打ち消し合っているのがよくわかりました。

ハーシェルニュートンは今度は20cmF8ニュートンに偏心絞りを付けて実験してみようと思います。
絞りなしの状態で完全な星像ならば、絞りを付けても同じのはず。
それを手本にして小さい反射鏡で同じように組み立てれば良いわけです。
中村要氏はすごく頭の良い方だったんだな、と思います。
若くして亡くなられたのがとても残念!

コンパクトなカセグレン系ならクエスターのようなマクストフが良いかも。
私は実際に使ったことありませんが、評判はかなり良いですよ。
一般にはカセグレン系は20cm以上でないとメリットがないと言われています。
マクストフだけは良いみたいです。五藤からも出ていましたね。

  
 

題名:Re: アイピース工房(2)  名前:青色つきこ 2020/02/13(木) 23:40 No.17731  操作

H-100にケルナー46mmを付けると約20×ですねぇ。
視野がケラレなかったのでしょうか。
ケルナー46mmを一品にしようかともおもったのですが、やっぱり逸品だと思い、逸品とさせていただきました。
やっぱり、逸品です。

日野金属のH-100の後に写っているのは、全天恒星図でしょうか。星図については、私は中野繁氏の全天恒星図、標準星図しか使ったことがないのですが、ロッド様は彗星とのことなので、
ベクバル、SAOあたりをお使いだったのでしょうか。

反射だったら、エイコーの9cm経緯台を使ってみたかったです。



  
 

題名:Re: アイピース工房(2)  名前:ロッド 2020/02/14(金) 06:11 No.17732  操作

17732の画像を原寸大表示します おっしゃるとおり、逸品かもしれませんね。
メニスカスレンズを採用したケルナーは他にはないでしょう。
同じレンズが今手元にあるので、似たような物を作ってみましょうか。
視野レンズは同じ物はないです。似たような物を探します。
コマ収差とは違い、星像が同心円状に伸びて、まるで北極星野の日周運動の写真のように見えました(笑)
中央部と周辺部でピント位置は違いますし。
これはメニスカスレンズの特徴です。本来ならこの収差を打ち消すような、逆の性質をもつ視野レンズと組み合わさないといけません。

もちろん視野はケラれました。
H-100は24.5mm専用ですからね。
でも例えば五藤のK40mmの視野環は27mmですから、仮にこれと同じだったとしてケラレはわずかです。
一般にK25mmの視野環は18mm程度ですが、φ24.5をフル活用すると視野はかなり広く取れます。

星図ですが、私は全天恒星図が眼視での彗星捜索用には一番良いと思います。今は全天恒星図2000を使っています。
20cmで見える星雲星団は網羅されています。恒星が6等までで物足りないですが、ファインダーの視野と同じと思えば結構使えます。
一時期野外星図2000を使っていましたが、全天恒星図に戻って来ました。
標準星図2000(新標準星図とは違います)というのもあって、これは図書館で借りてコピーをとりました。とても良い星図ですが、大きすぎて(B4)野外では使いにくいです。
あと、詳細な目的には滝星図の8.5等までのを使っています。これはネットで公開されていて無料ダウンロードできます。
SAO星図も持っていますが、ほとんど使っていません。スカルナテプレソ星図は余計な星雲がゴチャゴチャ多すぎて使いにくいし、大判のベクバル星図を買ったら恒星だけで星雲が載っていなかった。ご丁寧に恒星はスペクトル型によって色分けされています。

エイコー9cm反経は今でも欲しいです。
なぜ9cmなのか?コスト的に10cmとそんなに違わないと思うんですけど。
性能的にも10cmとほとんど同じです。
あの頃は10cmというと大口径でしたね。
架台は貧弱ですが、鏡筒は魅力です。光学系はかなり良かったみたいで、昔の雑誌には天体写真の入選作がたくさんあります。
D90f840というスペックはミザールH-85(D85f850)に似ています。
同じ人が研磨していたのかもしれません。
H-85はガラクマさんに譲っていただきました。
これも架台が貧弱で振動が多いですが、改良したらかなり良くなりました。
結局、三脚が振動源で、架台は意外と丈夫でした。
D102f1300屈折を搭載して彗星用に快適に使えました。

  
 

題名:Re: アイピース工房(2)  名前:ロッド 2020/02/14(金) 20:30 No.17733  操作

17733の画像を原寸大表示します AH20mmですが、フィールドスコープに使っています。
  
 

題名:Re: アイピース工房(2)  名前:ロッド 2020/02/14(金) 20:31 No.17734  操作

17734の画像を原寸大表示します AH40よりも高性能です。視界40°で良像範囲は広く、中心像コントラストはケルナーより良いような気がします。
これは顕微鏡用なので、外周に缶ビールのアルミ板を巻いて24.5に合わせています。

  
 

題名:Re: アイピース工房(2)  名前:ロッド 2020/02/14(金) 20:31 No.17735  操作

17735の画像を原寸大表示します 13cmF7.7で金星を見ました。散乱光が少なくゴーストが出ません。
中心像はシャープで、最周辺部では乱れますが、3/4は良像です。
一番優秀なエイコーK20と比較しました。ケルナーはゴーストが派手に出ます。
これは冨田氏がTS65mmのテストでも指摘していましたが、その原因はコーティングの性能不良ではなく、私はレンズ間隔だと思います。
アッベオルソにはゴーストが出ません。これはレンズ間隔が狭いせいです。曲率もケルナーとは違うのでしょう。
レンズ間隔を狭めるとアイレリーフが長くなります。オルソはケルナーより覗きやすい。
しかしレンズ間隔を狭めると収差が増大するので、レンズ枚数を多くして補正しなければなりません。
ケルナーの場合はレンズ間隔を広くとって収差を防いでいますが、アイレリーフは短いです。短焦点のケルナーは覗きにくいです。
ラムスデンは普通はもっとレンズ間隔を広くとります。スペシャルラムスデンは謎ですが、覗きやすくするために間隔を狭めているのではないかと思います。

このAH20は覗きやすいです。40mmよりも覗きやすい。良い設計です。
分解してみたら驚いたことに視野レンズがメニスカスでした。
HMのアクロマートです。
いや、これはケルナーです。視野環が前方にある正のアイピースです。視野レンズの押さえ環が視野環になっています。

  
 

題名:Re: アイピース工房(2)  名前:青色つきこ 2020/02/15(土) 07:12 No.17736  操作

ロッド様、おはようございます。
お持ちのAH20mmは、本当の逸品ですねぇ。国内メーカー品ですか。ツァイスの天体用AH40mmは、眼レンズ・視野レンズとも色消しとのことです。2群4枚構成です。AHといっても、いろいろですねぇ。そのAH20mmは、顕微鏡用とのことから、顕微鏡メーカーと
天体望遠鏡メーカーでは、略号の意味合いが違うのでしょうか。
とても、奥深く、わくわくして、とても面白いです。


  
 

題名:Re: アイピース工房(2)  名前:ロッド 2020/02/15(土) 09:32 No.17737  操作

17737の画像を原寸大表示します このAH20mmは原村のイベントで見つけました。たぶんカートン光学のブースだったと思います。
刻印が何もありません。他のアイピースとの比較で20mmということになりました。内面塗装してなくてピカピカに光っていたので自分で黒く塗りました。レンズはモノコートですが、ちゃんとコーティングされています。
顕微鏡のアイピースは奥が深いです。
ツァイスにはそんな珍しい物があるんですか。

私は暗い星しか見ないので、今回金星を見ていろいろ勉強になりました。
散乱光とゴーストの問題、明るいので色収差もわかります。
ケルナーは3枚構成でシンプルなのでコントラストが良いという先入観がありましたが、どうもあまり良くありません。
ゴーストが出にくい曲率と間隔が重要ですね。仮に最高のマルチコートだったにしても、元の設計が悪ければダメだと思います。

ところで、昨夜はパンスターズ彗星が見えました。
透明度が悪かったせいもあり、かなりの難物で、なかなか見つからず苦戦しました。
すごく小さくて、こと座のM57に比べ大きさも明るさも半分ぐらいの感じでした。それでも外周部は淡く広がっているので全光度は9等ぐらいだと思います。短い尾が見えました。
Or12.5、9、7と交換して観察しました。彗星をこんなに高倍率で見るのは初めてでした。特殊なタイプの彗星だと思います。
Er32mmの31倍では見つかりません。

  
 

題名:Re: アイピース工房(2)  名前:青色つきこ 2020/02/16(日) 11:34 No.17738  操作

AH20mmは、カートン光学ですか、カートンは顕微鏡に力をいれてましたものねぇ。
彗星ですが、いまは見える環境になく、自分の中では、IRAS・荒木・オルコックが後にも先にもじっくり見た彗星です。
エンベロープ、アンチ・イオンテール、コマが見えて楽しかったし、彗星構造についての勉強にもなりました。
その頃は、JSOの12.5cmシュミット・カセを愛用してました。
k25mm(48×)、O12.5mm(96×)で見ました。スケッチはどこにいったのか、不明ですけど、記憶に残っています。
ヘールポップ、百武も見ました。
コマの観測には、興味があるのですが、.......。
彗星向けの眼じゃないし。

  
 

題名:Re: アイピース工房(2)  名前:ロッド 2020/02/16(日) 13:28 No.17739  操作

17739の画像を原寸大表示します 青色つきこ様
次は顕微鏡アイピースという題名で準備していますのでご期待ください。
珍しい顕微鏡アイピースが数十本ありますし、資料もあります。

IRAS・荒木・オルコック彗星
その頃は私は東京にいて、天体望遠鏡は持っていなかったので小さな望遠鏡を手持ちで見ました。
ヘールボップは期待したほどでなかったですが、百武彗星は見事でした。
あの頃は長野市の中心街にいて空は悪かったですが、写真を撮りました。カブリがひどかったですが、長い尾が写りました。

これは2007年に白昼見えたマクノート彗星です。
金星より明るかったはず。長野市の中心街にて撮影。
11cmF8反経にK20mmコリメートで撮りました。案外お手軽簡単な方法のほうが良かったみたいです。
皆さん難しく考えすぎて失敗していました。

  
 

題名:Re: アイピース工房(2)  名前:ロッド 2020/02/16(日) 16:15 No.17740  操作

17740の画像を原寸大表示します この彗星を撮影した機材です。
自動導入の赤道儀でないのによく見つけたな、と思います。偶然でラッキーでした。
鏡筒はケンコーのバーゲン品、こういう目的には不利な反射望遠鏡です。
太陽のすぐ近くだったので筒内に太陽の光が入っていて危険!
安物コンデジで手持ち撮影でした。

  
 

題名:Re: アイピース工房(2)  名前:青色つきこ 2020/02/16(日) 17:57 No.17741  操作

マクノート彗星、明るかったんですねぇ。写真の掲載、ありがとうございます。114mm反射鏡ですが、ケンコーのは見え具合はいかがだったんでしょうか。接眼部が向かって左側になっていますが、カスタマイズされたのでしょうか。
ヘールポップの時だったか、はっきりしなくなったのですが、彗星用にNikon 10×70mm双眼鏡を買ったのですが、めっきり出番が
なくなりました。手持ちでは無理ですし、ピント合わせもきつくなってきたしで。でも、ロッド様の話を聞いていると、また、彗星も見ようかなぁという気持ちになってきました。
顕微鏡用アイピースも、おもしろそうですねぇ。



題名:中心像の良いアイピース  名前:ロッド 2020/02/05(水) 17:31 No.17720  操作


17720の画像を原寸大表示します 吉田正太郎著、望遠鏡光学屈折編によると、
平凸単レンズは見かけ視界5°、甘く見ても10°だそうです。
長所はアイレリーフが長いこと。
試しにHM12.5の眼レンズだけで見てみましたが、ひどいものでした。
星を正確に中心に置かないと虹色の尾を引いてしまって全然ダメでした。
見かけ視界5°というのも納得です。
中心像は色収差・球面収差も感じられずシャープです。

ハーシェルが高倍率用に使った小さな水晶球は、焦点距離0.8mmの驚くべき高倍率でした。これもアイレリーフが長いから実用になったのでしょう。収差の特性については書かれていませんでした。
愛知県の天文イベントに水晶球アイピースの望遠鏡を出品した人がいましたが、これは大きな水晶球でした。
これら単レンズの欠点を改良したのがモノセントリックですね。

TMB Monoは清水の舞台から飛んだつもりで買った高価なアイピースですが、明るくシャープで覗きやすく、それなりの価値はありました。
しかし、今回他と比較してみて最高ではありませんでした。

中心像、周辺像、色収差、散乱光を金星でテストしました。今回は10cmF10反射を使いました。
一番良かったのがなんとF8mm、次がMono7mmで、Or7mmは三番目でした。谷と高橋は似ています。
Monoはバルサム面があるのが不利、Orは空気界面があるのでさらに不利です。
コーティングがない磨きの良いレンズのほうが、像の鮮鋭度は良いのかもしれません。
ただ、当然の事ながらF8の周辺像は悪いです。Monoは周辺像までほぼ完璧。
F10mmも8mmと似ていますが不思議なことにゴーストが出ません。F8は強いゴーストが出てしまいます。構造が違う証拠ですね。
トータルでは8mmのほうが優れていますが、10mmもなかなか良いです。

中心像が良いのは倍率の色収差がないこと、球面収差・非点収差がないこと、これらを満足するのは簡単ではないと思います。
F8mmで木星を見るのが楽しみです。
こんな安物を高く評価するなんて「オマエの眼は節穴か?」
と言われそうですが、たしかにそのとおりかもしれません(笑)
この黒いベークラート製のアイピースはノスタルジックで好きなんです。

  
 

題名:Re: 中心像の良いアイピース  名前:青色つきこ 2020/02/06(木) 23:54 No.17721  操作

ロッド様、こんばんわ。

平凸レンズは、良くないですか。私も、ハイゲンスで試そうと思ってて、なかなかチャンスがありませんでした。ご報告ありがとうございます。モノセントリックは、使ったことがありませんが、宝石用ルーペのスタインハイルの3枚合わせで、自作アイピースを作ってみるのが手っ取り早いでしょうか。
ロッド様、一押しのFは、FはFでもミザール製品ですよねぇ。
ヤフオクで、まだ買い手が付かず残っていますが、送料の方が
高くて思い止まりました。
長焦点屈折は、かっこいいですが、とりまわしが煩わしくなっちゃいました。日本特殊光学又はケンコーの90mmEDアポ、高橋の
80mmセミアポに憧れていました。口径が小さければ、それなりに
長焦点屈折になりますので、アストロ光学の40mmアクロマート屈折(F=12.5)でアイピース比べを楽しもうと思っています。


F8mmは、反射式でも問題なく使えるんだったら、万能アイピース
ですねぇ。F=5くらいでも大丈夫でしょうか。シュミットカセグレンとかでも問題なかったら、すごいです。



  
 

題名:Re: 中心像の良いアイピース  名前:ロッド 2020/02/07(金) 01:18 No.17722  操作

17722の画像を原寸大表示します 青色つきこ様
コメントありがとうございます。
安物アイピースの話でこんなに盛り上がっているサイトは他にないかも?ですね(笑)
書き込みはなくても、他の方々も見てくださっているようです。

平凸単レンズと両凸単レンズ、どちらが良いか?
次回テストしてみます。
とにかく、気流の状態が悪くて満足なテストができません。
平凸単レンズでも中心像なら極限二重星を分離できそうな感じはしました。

水晶球の事、考えてみたんですが、
両凸レンズと似たような物ですが、長所は光軸調整の寛容さです。
センタリングは必要ですが、スケアリングの必要がありません。
完全な球ですから回転させてもまったく支障はありません。
それで、ハーシェルは安定した高性能を得たのでしょう。

F8mmですが、私のはビクセンなので昔のミザールとは違うのかもしれません。レンズは同じかもしれませんが、枠が違います。レンズも違う?
昔の本物のF8mmが欲しくなってきました。
しかしF10mmとたったの2mm違いで何が違うんでしょう?
今度分解してみます。
反射でも問題なく使える?
いえいえ、かなり厳しいと思います。今度F5の反射でテストしてみましょうかね。
F10反射でも使える良像は中央部1/3ぐらいです。
ただ、惑星観測なら中心だけしか使わないので、それで良いと思います。
わざわざ木星を視野の端のほうで見ることはありませんからね。
その中心像がどれだけシャープか?
それが一番の関心事なんです。
良い条件下で詳しくテストすれば、意外と中心像でも球面収差や色収差があるのではないかと思います。
F8mmはシュミットカセなら光の収束角の関係でバッチリ良く見えると思います。手元にないので実際にテストできませんが。

私も80mmのセミアポには憧れていましたが、高橋より五藤が良さそうですね。高橋の65mmはとても評判良かったですが、80mmの評判はあまり聞きません。
私自身は見たことがありません。五藤は月を見ただけですので正しい評価はできません。とても良く見えましたけど。

高橋のFC100と、限定版長焦点F10のFC100Nも持っていましたが、どちらも手放してしまい、今はビクセンのD102mmf=1300mmのアクロマートが主力機です。
フローライトは確かに最高ですが、アクロマートと解像力は同じでした。しょせん10センチなんですよね。15センチの性能は期待できません。
色収差がないので見た感じすごく良い印象ですが、分解能も極限等級も同じなんです。
それで判官びいきの私はアクロマートにこだわることにしました。
本当はアストロのD108 f=1600が欲しいんです。五藤の10cmF15も良さそうですね。

望遠鏡の解像力を決める一番重要な要素は球面収差です。
反射鏡の場合は何分のラムダとか言って皆さん気にしますが、屈折の場合にはそういう事は言いませんね。色収差ばかり気にします。
色収差が残存していても球面収差が少ないレンズのほうが解像力は良いです。
私は反射鏡を苦労して研磨した経験があるので、屈折鏡でも球面収差はすごく気にします。
高性能な高倍率アイピースで恒星を見て、焦点内外像をテストすれば欠点がすぐにわかります。
シビアにテストすると満足できるレンズはほとんどありません。
80点ぐらいでもドーズの限界はクリアできるし、木星面のディテールはとても良く見えます。
ドーズの限界は最低限だと思います。良いレンズならアクロマートでもドーズの限界は軽くクリアできますよ。6cmでも1.5”とか。
フローライトは素材が柔らかいので研磨がとても難しいんです。
それに対し、古典的なアクロマートは容易に精度良く研磨できます。まあ手抜きをしなければ、ですが。
手抜きをしないでちゃんと研磨されたレンズは少ないです。安物ですからね。
五藤やアストロの昔のレンズなら期待できそうですね。

小口径の場合はとても有利になります。
私が持っているアストロの6cmF20と5cmF15は同じぐらいの感じです。小口径はすごくシャープです。
同じF15でも15cmとか20cmになると収差が多くて。これについては吉田正太郎氏の著書に明快な解説があります。

  
 

題名:Re: 中心像の良いアイピース  名前:青色つきこ 2020/02/08(土) 00:29 No.17723  操作

ロッド様、こんばんわ。

フローライト・アポの良いところは、F値を小さくできて鏡筒の
とりまわしが楽なことでしょうか。F=8が無難ですねぇ。
球面収差の軽減を優先させるか、色収差の軽減を優先させるか。
両立したものを求めるか。使用目的と好みでしょうか。
テレビュー TV-60 60mmSDアポ(f=360mm)は、両立していると思います。木星面が妙にうねっていて(フェストーンがはっきりくっきり)びっくりしました。レンズデザインは2枚2群のペッツパール・タイプです。天頂ミラーを使うことが前提で、接眼筒の繰り出し量がたりないんですよねぇ。直視で覗きたい私は、延長筒を
つけざるを得ません。最近、出番がめっきり減りました。
大好きなのはビクセン FL-55Sフローライト・アボです。難点は
ラックピニオンの繰り出し繰り入れがぎこちないことと塗装が薄いことでしょうか。(こちらも最近は出番が少なくなってきました)附属の延長筒を外しても、繰り出し量はぎりぎりセーフです。
延長筒も、接眼筒の繰り出し量の多いのも、デザイン的に好きになれないんです。本体の鏡筒を長くしてもらって、接眼筒の繰り出し量は短めにしてもらいたいです。アクセサリーを多く使うわけでもないので。
その点、トミーテックのミニボーグは、筒をつなぎ合わせて鏡筒本体の長さを自由にできるので好きです。最近はボーグの50FL(f=400mm)の出番が多いです。軽いし。
色収差の少ない方が、デジカメで月面を撮ると、月面の色がわかって私にはおもしろいです。でも、眼視観測用では球面収差の補正を優先してもらいたいです。どっちもF値が長いことにこしたことはないのですが。どこまで許容できるかですねぇ。




  
 

題名:Re: 中心像の良いアイピース  名前:ロッド 2020/02/08(土) 01:36 No.17724  操作

17724の画像を原寸大表示します あまり信憑性のない事を書いてもいけないので再確認の意味で、
昨夜は13cmF7.7反射に、SRとかFなど安物を金星で全部比較テストしてみました。
この前書いたケンコーSR6はやはり良いです。
それとプラ製の安物SR4が健闘しました。周辺部では色収差などなど目立ちますが中心像は良くて、高橋Or4に負けていませんでした。
それと、この前のカートンの非対称プローセル5mmは散乱光が少なくて優秀でした。ミザールGT68を買ったら付いていた珍品で、儲けものでした。

F8mm、10mmともに良かったですが、あまり褒めすぎるのもどうかと思いました(笑)
安物にしては優秀だ、ということですね。
オルソが買えなかった昔の天文少年には嬉しい、良心的な製品だったと思います。
平凸単レンズはやはりダメでした。中心像も??です。

5〜6cmのアポクロマートはすごく良いみたいですね。
10cmぐらいになると収差補正が難しくなりますが、同じように作っても5cmでは超高性能になります。
私は残念ながらそういうのを持っていないので、野鳥用に欲しいです。
野鳥の場合は動きが速いので高速シャッターが必須で、レンズは明るくないと困ります。
そこでフローライトが真価を発揮します。
アクロマートでは絶対に無理です。明るくシャープな物もありますが、色収差が出るので鳥の色が全然ダメです。うんと絞って使わないと実用になりません。
一方、星雲星団や彗星の撮影なら色収差は目立たないので開放(F5)でも実用になります。
用途によってですね。

上の話の続きで大型屈折望遠鏡ですが、
25cmF15のセミアポでいろいろ見たことがあります。そのときはセミアポとは知らず、普通のアクロマートと思っていました。
シャキッとしない鮮鋭度の悪い像でした。
そこの天文台の職員さんもボヤいていました。「フードの筒内気流か?いつも気流が悪く悩んでいる。レンズの性能も期待したほどではない。」

あと反射ですが、35cmカセグレン。同架されていたビクセンのFL102Sのほうが木星がはるかによく見えました。大きな反射とくにカセグレン系は問題が多いです。
低倍率で見る二重星団もボケボケでした。気流の悪影響もすごいです。
60cmのカセグレンもダメでした。
口径が大きくなると難しいですね。



題名:普及品アイピース  名前:ロッド 2020/01/30(木) 23:19 No.17710  操作


17710の画像を原寸大表示します いよいよディープな領域に入ります。
東京下町の”秘密のアイピース工場”を想像しながら。

SUN&MOON glassのネジサイズが三種。
一番下が各社共通の標準サイズ。
真ん中はよく見かける安価な物で、径大でプラ製。
これには”菱形にZの不思議なマーク”!!があります。どこで作っていたのでしょうね。
一番上はF専用で昔のミザールのカタログに載っていましたが、実際にはF12.5だけネジが切ってあって、20と8は取り付け不可でした。

13cmF7.7反射でカストルを見ました。F8mmは期待以上でした。中心像は明るくシャープで全体の3/4は良像です。
雑誌記事のオルソなみというのは大げさで、中の上ぐらいのレベルでした。
たかぎ・たかし氏は高橋の65mmF15.4三枚玉セミアポに使用しているので、安物アイピースでも良く見えたのでしょう。

上段(ミザールF)と下段が比較的良く、中段(パノップ?)はダメでした。
左のF12.5は両凸のラムスデンです。これは反射には相性良く結構実用になりますが、良像範囲は狭いです。
下段はビクセンの安価な屈経に付いていた平凸のノーマルハイゲンです。これ、意外と良いです。中心像が良く、良像範囲が広い。
先入観で諦めていましたが、安物ハイゲンは結構使えるみたいです。視野が若干狭いが、HMとの性能差はあまりないような。

  
 

題名:Re: 普及品アイピース  名前:ロッド 2020/01/30(木) 23:20 No.17711  操作

17711の画像を原寸大表示します 金属製のH20とベークライト製のF20。
レンズは同じ物かな?と思ったので分解してみました。
Fは2枚とも両凸でした。
上のは視野レンズは平凸。
眼レンズはFは小さく度が強い。全然別物でした。
像はFのほうがずっと良いです。20mmは8mmより悪いですが、それでもマアマア使えます。
枠がベークライトで内部の構造も玩具的ですが、ちゃんとした金属枠に収めればもっとずっと良いアイピースになるはずです。
金属枠、今度作ってみようかな、と思います。
アイピースの命は中心軸ですが、プラ製のアバウトな構造では軸も出ないし、2枚が平行になりません。

  
 

題名:Re: 普及品アイピース  名前:青色つきこ 2020/01/31(金) 00:15 No.17712  操作

ロッド様、こんばんわ。
F12.5mmは、ラムスデンですか。Fには正も負もありということでしょうか。わけがわからないです。
先に話しましたヤフオクに出ているF8mm(87×)とF20mm(35×)ですが。日野金属のH-65 65mm反射がf=700mmでした。これの附属品かなぁと、思いました。
普及品アイピースも健闘しているので、選択の基準をしっかり持っておかないといけませんねぇ。

普及品アイピースって、ほんと、どこで作っているのでしょう。

その設計者が、もっとアピールできる場所があったら、と思うのも、今となっては無理でしょうねぇ。最初から無理ですねぇ。
でも、ロッド様が、アイピースの特性から、その設計者の思いを伝えていただいているように感じています。


  
 

題名:Re: 普及品アイピース  名前:ロッド 2020/01/31(金) 01:51 No.17713  操作

17713の画像を原寸大表示します 青色つきこ様、こんばんわ。
面白い!!
笑ってしまいましたよ。まったく同感です。本当に何が何やらわからなくなりますよね。ラーメンでもうどんでもスパゲティでも、何でもゴチャまぜです(爆)
天文趣味の人は真面目な人が多いので、ニコン・高橋・五藤! 的な人には理解不能な世界かと思います。
普及品を作る会社には頭の柔らかい人が多いと思います。じゃなきゃ、やってられませんよね。
普及品を作るほうが実は難しいと、そういう話はよく聞きました。手抜きして良い所と、けっして手抜きできない所、熟知していないと作れません。
本気で作ったらニコンと同じ物を作れるんだけど、コストの制約があって作れない・・・そういう悔しい思いで仕事をしていた人も多かったと思います。

下のほうで書いた話ですが、両凸にしたのは裏表間違えても良いように・・・
某メーカーの幹部の人の話では、東北地方のとある温泉町でパートのオバサンたちが作っていたそうです。
ちょっとほっこりした気分になりました。
ですが、製品の企画・設計をしたのは東京の会社だと思います。
ネットで調べればどこのメーカーか、すぐにわかりますよ。今も健在です!

このF12.5mmは覗きやすいし気に入ったので、十字線を入れて改造してガイド用暗視野照明アイピースにしようかと考えています。(菱形にZのマークなので上に書いた東北地方の工場とは別かも)
そうすれば日の目を見ます。
Fといってもラムスデンだったりハイゲンだったりなので、単に「焦点距離」という意味だと思います。

>日野金属のH-65 65mm反射がf=700mm
懐かしい!エイコーの5cm屈折なんか買わずに、これを買うべきでした。
今でもどこかにあれば一番欲しい機種です。

ついでに、3年前に買ったコレ。
昔一番安かった(3800円)4cmF20の屈折です。今となっては希少品ですね。
この写真のは三脚などなど改造して頑丈にしたところです。安物なのに架台の回転軸は旋盤加工が精密で驚きました。
超長焦点しかも小口径なので期待しましたが、最高ではありませんでした。良く見えますが80点ぐらいの出来かな。
その後同じ鏡筒に5cmF16のレンズが付いた物を入手したので、レンズだけ交換しました。こっちのほうは完璧な性能で、お月見用には最高です。

  
 

題名:Re: 普及品アイピース  名前:ロッド 2020/01/31(金) 18:32 No.17714  操作

17714の画像を原寸大表示します ビクセンにもFというアイピースがありました。
81年のカタログです。別売はされていませんでした。
私が持っているF8はたぶんこれです。先端部にネジが切ってありません。コストの関係でネジは省略されたのでしょう。
F12.5はミザールのエース型に付属の物です。
製造された年代には10年ぐらいの開きがあると思います。

H18と8はシグナス60Lの付属品でした。

  
 

題名:Re: 普及品アイピース  名前:ロッド 2020/01/31(金) 18:33 No.17715  操作

17715の画像を原寸大表示します こちらが69年のミザールです。
見口部の形状が違います。ミザールのマークが付いています。
どちらの品も、中身はたぶん同じだと思います。

  
 

題名:Re: 普及品アイピース  名前:青色つきこ 2020/02/01(土) 18:40 No.17716  操作

17716の画像を原寸大表示します ロッド様、こんにちわ。

私も、少しばかり調べてみました。
F型接眼レンズ附属の天体望遠鏡を「天体望遠鏡のすべて 1981年版」から拾ってみると日野金属、エイコー、カートン、ケンコー、ビクセンがありました。分類すると2グループでしょうか。

Aグループ(D=60mm,f=1000mm):日野金属、エイコー
Bグループ(f=600mm & 800mm 下請けが同一業者ぽい、接眼部が大一光学ぽい):カートン、ケンコー、ビクセン

Fは、どこのメーカーも8mm 12.5mm 20mm ですねぇ。ブランド名があるのは日野金属だけだったのでしょうか。そして、1980年には 10mmはなくなったのかも。日野金属のFと大一光学のF、どちらが先に製品化したのでしょうか。

現在もFを販売しているオルビィス(株)のF型 接眼レンズの説明は、
「F型は、ハイゲン系統の廉価版の接眼レンズです。
ハイゲン型に使われているレンズは、平面と凸面で出来たレンズを2枚使いますが、F型は、比較的作りやすい両面が凸型のレンズで作る事により、お安く提供出来る製品です。」


  
 

題名:Re: 普及品アイピース  名前:ロッド 2020/02/01(土) 20:38 No.17717  操作

17717の画像を原寸大表示します 青色つきこ様
今、パンスターズ彗星がペルセの二重星団に接近していて、見えました!
彗星を見ると元気が出ます。
13cmにEr32の31倍で、やっとでした。目測9.5等で径10分。中心部はしっかりしていますが、全体に淡く広がっています。
12月初旬に初めて見て以来、天候が悪くて見えませんでした。だいぶ明るく大きくなりましたが、市街地では見えないと思います。
谷K25に交換したら2倍ぐらい濃くハッキリ見えました! やっぱり違いますね。倍率が高いのでコントラストが増したのも要因ですが。

調べてくださって、ありがとうございます。
1000mmのほうは高級機で系統が違うようですね。
それと、ミザールの反射H65の話が出たので気づいたんですが、H80以上は高級なHMが付くんです。H65は反射ですが長焦点なのでFで十分。
一方で屈折はエース型のような高級機にもF型が付いています。
ちゃんと考えてるな、と感心しました。
一方でパノップは反射にも粗悪なHを付けています。どんなに良いミラーでも、アイピースがこれじゃ全然ダメです。

私の想像では、Fを作った会社は日野金属とは別の独立した存在だったと思います。アイピース専業か、もしくは大一のアイピース部門か。
エイコーと一緒になって「ミザール」に改名したときNRに変更してFはビクセンに回りました。
ミザールの高級機のアイピースは谷光学製のように思います。

大一光学の存在を知ったのは、私は80年代でした。
それ以前はどのような活動をしていたのか?ちょっと興味あります。
五藤・ニコン・ペンタックスなど、高級機を作っていたメーカーが次々と撤退する中、普及品専門の大一さんは健闘していますね。さすがです。

70年代60年代以前は、大一さん以外にも普及品を作っている会社はいくつかあったかもしれませんね。

69年のミザールをもう1つ。
この普及品サングラス(右側)が不思議な品物です。プラ製で粗いネジです。
他社にもプラ製のサングラスがありまして、私が入手した物は太陽熱で枠が融けていました(汗)

  
 

題名:Re: 普及品アイピース  名前:青色つきこ 2020/02/01(土) 23:26 No.17718  操作

天気が悪くて、パンスターズ彗星は見れません。

大一光学(株)は歴史が古いです。

所在地   (本社・工場)東京都台東区竜泉寺
創立年月日 昭和28年11月1日
営業品目  天体望遠鏡、オペラグラス
従業員数  25名
(「光学産業名鑑1965年版」より抜粋)

(有)大一光学製作所が、花巻にありました。
いつ、できたかまではわかりませんが。
大一光学(株)花巻支社との業務分担がわかりませんが、
同じ敷地内です。
今は、花巻支社だけです。

日野金属産業は、望遠鏡を手がけるようになったのは1957or1958
年だったと思います。


  
 

題名:Re: 普及品アイピース  名前:ロッド 2020/02/02(日) 05:40 No.17719  操作

17719の画像を原寸大表示します 彗星ですが、月明かりの影響で今後しばらくは見えそうにありません。
これから増光する予報ですし、10日後ぐらいからもっと見やすくなるかもしれません。

昨夜F8mmを13cmF7.7反射に付けて月を見ました。
普及品の中ではダントツに良いです! 切れ込みの良い見事な像です。
HMより良いかもしれません。
良像範囲が狭く周辺部では色収差も気になりますが、それでも他の普及品に比べれば良像範囲は広いです。
長焦点の屈折に使えば文句なしに良いと思います。

大一光学の場所、台東区竜泉は面白いです。
この近くにカートンやケプラーや東和があります。
望遠鏡メーカーには板橋区グループと台東区グループがありますね。
あと足立区にはパノップとスリービーチ。足立区に東和という地名がありますが、東和光器発祥の地でしょうか?
東和のグループも強力ですね。70年頃は似たような製品を扱う会社が数社ありました。

普及品アイピースですが、ミザールのマークが入っている物は、元々は「無印良品」だった物を1000個とか特注で作ってもらったのではないかと思います。
しかしこのような刻印はコスト高になるので、無印のままのほうが良いですよね。だからビクセンのFは無印のままです。
73年頃までは各社とも刻印入りでしたが、後年は省略されました。
前列右端の無印HM12.5は実は高橋の太陽用です。

大一光学の事、私はあまり詳しくは知りませんが、
自社のオリジナル製品だけでなく、他社からの注文で作る場合もあったようです。それは今も継続中?
望遠鏡作りの専門会社ですので、注文数がまとまって利益が出るのなら他社の規格に合わせた仕事にも応じることができるのではないかと思います。
製造現場がどんどん中国など海外に移転する中で、日本製は貴重な存在ですね。
東日本大震災の直後には、東北地方の企業を応援しようというシールが貼られた望遠鏡を見たことがあります。



題名:ハイゲンの変形型  名前:ロッド 2020/01/28(火) 17:00 No.17701  操作


青色つきこ様
ちょうどタイムリーな内容でした。ありがとうございます。
私も同じテーマで準備していたところでした。
こちらのスレッドにまとめさせていただきますが、ご了承ください。


H-20mmは、視野レンズ部分が別に筒の先端にねじ込まれているものが多いように思います。これを外して、目レンズだけにしてみれば、平凸レンズの単レンズ・アイピースですねぇ。

Fというアイピースは、日野金属製品という印象をもっていますが、その起源については、私には謎ですが。

分厚い両凸レンズは、ホイヘンスソリットやトーレス擬きで視界は狭いが中心像はとびっきり優れている。
自作向けですねぇ。

  
 

題名:Re: ハイゲンの変形型  名前:ロッド 2020/01/28(火) 17:01 No.17702  操作

17702の画像を原寸大表示します まず、天文と気象73年3月たかぎ・たかし氏の記事。
当時「500円たらずのハイゲン」というとミザールしかないと思います。
でも、よく読んでみると違うような気もします。
ミザールのF8mmは420円、あとプリンスにPH(プリンスハイゲン?)というのがありました。これは600円でした。
ミザールとプリンスは提携していて、同機種を販売していました。
他のメーカーはハイゲンでも1000円以上していました。ダウエルでも1200円です。

  
 

題名:Re: ハイゲンの変形型  名前:ロッド 2020/01/28(火) 17:03 No.17703  操作

17703の画像を原寸大表示します 73年4月です。
有名メーカーのオルソ9mm、これを読めばすぐにわかりますね。
ベークライト製のアイピースといえばミザールしかないでしょう。
しかし、いくらベークライト製でもどうしてこんなに安くできるのか不思議です。

アイピースを安くできれば、完成品の望遠鏡一式も安くできます。
私が最初に買ってもらったエイコー5cm屈経はHM6と9の2本付属で1万円でした。HMは1本1800円もしていたので、アイピースだけで3600円です。
もしこれを420円のに交換すれば望遠鏡一式の値段は7240円になり、販売競争力という点で断然有利です。
ミザールの強さはこの点にあったと思います。
そして見た目は悪いベークライトだが性能は良かった。
このアイピースを酷評する人がいますが、そんなに悪い物ではありません。
F8mmだけが特別良くて、他のも一応実用レベルです。

  
 

題名:Re: ハイゲンの変形型  名前:ロッド 2020/01/28(火) 17:39 No.17704  操作

17704の画像を原寸大表示します ミザールの”普及品”アイピースとH20mm分解です。
ミザールはどれも眼レンズが両凸です。視界は35°前後。

このH20mmは高級品です。アストロ、カートンなど多くの望遠鏡の低倍率用として60年代まではスタンダードでした。
視野が狭い(30°)ので後年はHMやKに変更されましたが、F15屈折なら像はとても良く、M42のディティールなど見事に見えます。
ノーコートなんですが、ヌケが良くコントラストが良く、シャープです。
このように簡単に分解できるので、眼レンズだけでも使用できます。ただこれの場合はノーマルなHですので平凸です。
HMもアストロなら同様に分解できて簡単ですが、他社品ではバラバラになってしまうのもあります。

  
 

題名:Re: ハイゲンの変形型  名前:青色つきこ 2020/01/28(火) 23:37 No.17705  操作

Fは、現在もオルビスで扱っていますが、中身も同じなんでしょうかねぇ。ヤフオクにちょうどF8mmとF20mmが出ているんですけど、倍率も記されていて、そこからはf=700mmの望遠鏡のアクセサリーだったことが推測されます。日野金属にf=700mmは、無かったように記憶しているのですが。
Fは、日本版ハイゲンスでしょうか。谷オルソも本来のアッベの考案したオルソとは、レンズデザインが似ているだけという話も
ありますし。安価に供給できるように改良されているのでしょう。
レンズ枚数が少ないものの方が、ヌケが良さそうですし、今後は
単レンズのアイピースを模索したくなってきました。
両凸レンズも、いろんな材質がありそうなので、良い意味での適当なものがあれば、自作アイピースを作りたいです。

話は別ですが、最初の、私の赤道儀式望遠鏡はビクセンのオリオン8E(D=80mm,F=15,ポラリス赤道儀)でした。ポラリス8Lが黒いフードでしたが、白いフードでした。「天ガ」や「天・気」にはポラリス8Lは載っていましたが、オリオン8Eは載っていませんでした。オリオン・ブランドについては、ずっと気になっておりました。販売経路の違いだったのでしょうか。文房具屋さんのルートがオリオンなのかなぁと思っているのですが。
何か情報はお持ちではないでしょうか。

  
 

題名:Re: ハイゲンの変形型  名前:ロッド 2020/01/29(水) 00:51 No.17706  操作

17706の画像を原寸大表示します 青色つきこ様、こんばんわ。
ポラリス8Lの時代というとNewポラが出る前の初代ポラリスですか。
私はこれが一番好きです。6cmを一台持っています。
80年代のオリオンミニ60Sなら知っていますが、この時代にオリオンがあったとは今初めて知りました。
こういう名前(ペットネーム)は営業会議で適当な思いつきで決めていました。(今はどうか知りません。昔の話です)ブランドというほどの一貫性継続性はありません。
文具業界向け、カメラ業界向け、メガネ業界向け、ホームセンター向け、通販向けで名前を変えて、卸値も変えるのはどこの会社でも常套手段です。

ただ、大きく変えると余計なコストがかかるので、アイピースの組み合わせを変えるくらいです。フードの色が違うのは珍しいです。

たとえば69年に私の友人が買ったのはジェミニ62と同じ6cm屈経でしたがレインジャー型という名前で、200円高い1万円でした。高倍率用アイピースが1個多いだけの違いでした。
初心者は倍率を気にするので、高倍率にすると喜ばれます。200円差ならお買い得ですね。
それで名前まで変えて別の機種のように思わせて、たとえばクリスマス商戦などに向けてスポット品として限定的に売り出します。
こういう商法はビクセンやケンコーの得意分野ですが、他のメーカーはやりませんね。

ミザールのf=700mmは10年ぐらい前に、K型経緯台に載った70mm屈折があったように記憶しています。

Fというアイピースですが、不慣れなパート従業員がレンズを裏返しに組んでも大丈夫なように両凸にしたという話を、某メーカーの幹部から聞きました。
これはTQC(トータル・クウォリティ・コントロール)の理論で俗に「バカよけ」と呼ばれる手法です。
安くて良い物を生産するための、ちゃんとした立派な理論です。
性能・人件費・不良率など計算してトータルでコントロールされています。

両凸と平凸では球面収差の性質が違うので、どちらが自分の対物と相性が良いか?ですね。
ガラス材はほとんど皆BK7だと思います。これは安価ですが品質安定性・光の透過率が良いです。
この写真は左からアストロHM9、12.5、20、カートンH20です。

天候が悪くていけませんが、今度晴れたらいろいろテストしてみたいと思います。
昔のアイピースはノーコートの物がほとんどですが、案外良く見えます。
仮にマルチコートだったらどんなに良く見えるだろう?と思ってしまいます。
コーティングは色で目立つのでシロウトさんに喜ばれ、最悪ルビーコートとかニセマルチとかどぎつい色の”増反射コート”がありますね(汗)
コーティングなんてないほうが良いかも?

しかし高級なマルチコートのレンズと昔のノーコートのレンズ、実際に星を見比べてみると、あまり違いがないんですよ。
昔のレンズは磨きが良かったんでしょうか。だからノーコートでも良く見える。
だからマルチコートにしたら本当に良い物ができると思うんです。

磨きの良さといえば、ドイツ製と日本製とでは差があるそうです。
今はどうか知りませんが、昔は日本では研磨用ピッチはブローンアスファルトでしたが、ヨーロッパ諸国では北欧産のウッドピッチだったそうです。それで面のツヤ(透明度)が違うんです。
今は能率的な研磨シートが主流だと思います。

  
 

題名:Re: ハイゲンの変形型  名前:ロッド 2020/01/29(水) 02:14 No.17707  操作

17707の画像を原寸大表示します ポラリス8L、勘違いしていたので訂正します。初代ポラリスは「ポラリスマーク」という名でした。これはビクセン製ではなく小島修介氏です。

この後「脱小島修介路線」でビクセン独自の設計をしたのがNewポラリスで、設計者は長野県出身のM瀬さんでした。これは当時としては傑作の製品だったと思います。8Lがこれです。
その後自動導入に対応する必要性からハレー彗星前にスーパーポラリスにモデルチェンジしました。
77年には黒フードでしたが79年には白フードに変わりました。
レンズが微妙に違うそうなので、製造の担当者が変わったのかもしれません。
この写真は77年のポラリス8Lです。79年からは80Lという名前になりました。

  
 

題名:Re: ハイゲンの変形型  名前:青色つきこ 2020/01/29(水) 12:49 No.17708  操作

情報、ありがとうございます。
写真のポラリス8Lが、オリオン8Eでは白いフードでした。
段々と知恵がついてきて、鏡筒径が76mmくらいなのに本当に80mm屈折なのか悩みました。ちょうど、ポラリス80Lが出た頃で、ポラリス80Lは鏡筒径が90mmになっていました。当時は、比べると悲しかったです。

ロッド様がお持ちのポラリスは、D=60mm f=910mmのポラリス1でしょうか。D=80mm f=910mmがポラリス2、D=80mm f=1200mmがポラリス3ですかねぇ。

長焦点屈折には憧れますが、現在の住環境を考えるとf=700mmが限度です。出し入れを考えるとf=500mmが良いとこです。

  
 

題名:Re: ハイゲンの変形型  名前:ロッド 2020/01/29(水) 16:17 No.17709  操作

17709の画像を原寸大表示します ありがとうございます。話が面白くなってきました。
鏡筒径76mmはアストロやエイコー、カートンと同じですね。
「小島修介一家」です。
この当時のビクセンはまだ天体望遠鏡は始めたばかりだったので、他社の影響を強く受けてしまったのでしょう。
しかし私は小島修介デザインのほうが好きです。
去年、80/910のポラリス8Mを見つけ、迷いましたが買いませんでした。
鏡筒だけなら欲しかったんですが、赤道儀は同じのを3個も持ってるので。
もっと古けりゃ面白かったんですが。

私のポラリスマークIをご覧ください。73年頃の物です。
三脚はオズマ80号と同じ超大型ですが、これは使いにくいのでアストロと同じような細い伸縮脚に交換しました。
面白いのは付属のK20です。安っぽい作りの初期型ですが、これが一番性能が良い。K20は何度か仕様変更されています。他のアイピースも製造時期によって物が違います。

鏡筒が太いほうが良いというのは本当でしょうか?
天文台に据え付けるのなら良いでしょうけど、持ち運んで使うわけですから、コンパクトで軽量なほうが良いです。
内部の迷光処理の問題は、遮光環を適切に配置してあれば、筒が細くても問題はまったくないと思います。
太いほうが良いと言うのなら、双眼鏡たとえばカートンのアドラブリックなんかはどうなるんでしょう?存在価値が否定されてしまいます。
双眼鏡はすごくシビアに設計され熟成の域に達しているので、筒がギリギリに細くても性能に支障はないです。
内部に細かい溝を切ったり、遮光環を駆使して迷光を防いでいます。
天体望遠鏡でここまでやってるのは少ないですね。

だから私はφ76の鏡筒を標準サイズと決めて、鏡筒バンドはすべてこれを基準にしています。
90mmとか102mmの屈折も”オズマ式”に先端部を継ぎ足して使いたいと思っています(笑)

住環境、私は10年前までは狭いアパート暮らしでしたが、長い屈折を使っていました。f=1300が2本、1200を1本、反射は1300と1600でした。
戸口から持ち出すときは鏡筒は縦にして運びます。自分の身長と同じ長さまでは大丈夫です。
もちろん鏡筒は架台から外して運びます。
長焦点のメリットですが、ハイゲン等の安物アイピースでも高性能を発揮できる点です。



題名:無題  名前:青色つきこ 2020/01/28(火) 13:48 No.17700  操作


H-20mmは、視野レンズ部分が別に筒の先端にねじ込まれているものが多いように思います。これを外して、目レンズだけにしてみれば、平凸レンズの単レンズ・アイピースですねぇ。

Fというアイピースは、日野金属製品という印象をもっていますが、その起源については、私には謎ですが。

分厚い両凸レンズは、ホイヘンスソリットやトーレス擬きで視界は狭いが中心像はとびっきり優れている。
自作向けですねぇ。




題名:スペシャルラムスデン  名前:ロッド 2020/01/20(月) 16:07 No.17685  操作


17685の画像を原寸大表示します ちゃんとした評価がされていない製品なので、調査を開始しました。
名前は魅力的ですが、何が”スペシャル”なんでしょうか?
そんなに良い物なんでしょうか?
誰が命名したんでしょうか?
出所はどこ?

昭和40年代のトヨタ車にSRというグレードがありました。
スプリンターSRなど。
これは「スポーツ&ラリー」の意で速い車でした。
スペシャルラムスデンとは似て非なる物ですねぇ(笑)

天ガのテスト記事では
67年8月エイコー114mm反赤
「スペシャルラムスデンは論外です。なぜ高倍率ばかりねらうのでしょうか。」

68年12月ダウエル9cm反経
「スペシャルラムスデンは他社製品にもありますが、どんなものでしょうか。普通のラムスデンでレンズ間隔を少し変更させただけのようです。
非常に小さい部品を組まなければならず、工賃がかなり高くなっていると思われます。」

69年12月エイコー9cm反経
「SR5は軸が狂っており星像はひどいものでした。組み直してだいぶ改良されました。」
ここまで手間暇かけるとは!冨田さんご苦労様でした。
何度も同じ物をテストしているうちに「何とか実用にならぬものか」探究心が湧いて来たのだと思います。

私が持っているSRとそれに類するアイピースを並べてみました。
右側の2個はミザールのNR6とファミスコのR6(ラムスデン)です。
こうして見てみると、名前は同じですがレンズ設計には一貫性がなくバラバラです。
それぞれ別の人が設計したものと思われます。
誰かが最初に作って発売したところ、当然のことながら特許の申請などしてなかったので、他のメーカーがこぞって真似をしたんだろうと思います。
いろんなメーカーに引き継がれて今でも生き残っているのがすごいです。
それほど価値のある物なんでしょうか?
これから調査してみたいと思います。

  
 

題名:Re: スペシャルラムスデン  名前:青色つきこ 2020/01/20(月) 23:17 No.17686  操作

ロッド様、こんばんわ。

私の記憶は、SRはエイコー製品で見たのが、初めてでした。

思うのですが、成東商会の広告を遡ってみるのが良いのではないでしょうか。成東商会は、光学製品のデパートですから。
手持ちの「子供の科学」で新しいのが1958年12月号ですが、成東商会の広告(1ページ全面ですが)にはHは散見されますが、SRはありません。
1960年代の「子供の科学」は、「子供の科学」自体が国立国会図書館には所蔵されていないので、買い集めるしかありません。
1967年以前については、「天文ガイド」創刊以前の成東商会の広告を探すしかないのですが。

  
 

題名:Re: スペシャルラムスデン  名前:ロッド 2020/01/21(火) 01:48 No.17687  操作

17687の画像を原寸大表示します 青色つきこ様
コメントありがとうございます。
私は天文と気象なら64年からの古本を買い集めましたが、成東商会の広告はあるものの、アイピースの情報はほとんどありません。
エイコーの67年の物は5mmでした。4mmは68年にはアストロと清原から出ていました。
実際に作っていた下請けはどこでしょうか?清原はアイピースが得意分野なので・・・
しかしアストロから出ていたのは不思議です。谷光学と仲が良かったはずなので。

成東商会とエイコーは当時は地理的に近く、取引が多かったようなので、共通の製品が多いですよね。
成東商会は文字通り「商会」ですので、「無印良品?」のような各社の雑多な製品を販売していました。
いわば「何でも屋」です。本当に何でもありました。不思議な掘り出し物も。
古い時代(60年以前)にはオリジナル製品もあったようですが、私が知る70年代にはメーカーというより後年の誠報社のような販売店的性格が強かったです。

画像は上のをそのまま裏返したところです。
視野環の大きさを比較してください。
SRの文字が大きくて見口部が平面なのはケンコーのSR6(上段中央)ですが、視野環はφ2.4mmしかありません。
見かけ視界は約20度です!
こんなに狭いと惑星など苦労して導入しても、すぐに見失ってしまいます。
低倍率で中央部に入れてもレンズ交換すると見えないことが多いです。
一度見失うと戻って来ません。
自動赤道儀でないと苦しいですが、この種の安価なアイピースが付属している望遠鏡は経緯台でしかもガタガタの物なんですよね。
ハッキリ言って初心者には無理です。よほどの名人でないと使いこなせません。
しかしこのSR6は良く見えるので私は気に入っていて、それで内側を黒染めしました。元々は塗ってなくて光っていました。
視野環など精密な旋盤加工がされていて芯ズレはありません。
だから「スペシャル」なんでしょうね。
スペシャルと言うのなら周辺像が悪くなっても、もう少し視野を広くしてもらいたいんですが。

他の4mmとか5mmですが、視野の広さはまちまちです。
広いのは40°狭いのは25°です。
ケンコーの6mmだけが突出して狭い20度です(笑)
作りもまちまちで、総プラ製の物もありますが、見た目が高級な総金属製の物が案外性能が悪かったりします。
さらに詳しい情報、次回をご期待ください。

  
 

題名:Re: スペシャルラムスデン  名前:青色つきこ 2020/01/22(水) 22:05 No.17688  操作

ケンコーのSR6mmは、比較的新しいものでしょうか。視野が狭いことを除けば像質は良いということですか。真面目に作られた
ラムスデンですねぇ。ラムスデンは、そもそも30度程度と思っていますので、20度も許容範囲です。
ヤフオクにも結構、ケンコーSR6mmが出てて、気になっていたところでした。でも、SRは4mmか5mmでなければ、SRではないと思っています。6mmは、普通のRのネーミングで、良いと思います。

私のSRは、ノーブランドのSR5mmです。どうせなら3Bとかダウエル、エイコーブランドが欲しいかったのですが。(ロッド様の写真左のSR5mmと同じだと思います。)
他にラムスデンは、カートンR22mmとミザールテックNR5mmを持っています。

NRが出たのは日野金属でしたでしょうか、ミザールに社名変更してからだったでしょうか。記憶が曖昧ですが。NRというネーミングは、これまた何がNewなのか。帰ってきたラムスデンですが、
出たての頃は購買意欲よりも、これは何なの? といった印象でした。でも、今は、ヤフオクに手ごろなのが出たら買っても良いかなぁと思っています。ミザールテックから直接買った方が早いですねぇ。

第二弾の報告を楽しみにしております。

  
 

題名:Re: スペシャルラムスデン  名前:ロッド 2020/01/22(水) 23:38 No.17689  操作

17689の画像を原寸大表示します 青色つきこ様、こんばんわ。
その無印SR5については後日詳しく書いてみたいと思います。
私の物は色収差が気になって、あまり性能よくないですが、そちらのはいかがですか?

13cm反経の新しい鏡筒が完成したので今夜は星像テストをしていました。
ついでにSRも比較評価してみました。
ケンコーの6mmはかなり良い感じですが、星像が青っぽいのでムーングラスが付いたままなのかな?と思いました。
窓ガラスと同じ素材の青板が使われているのか?
と思ってしまいましたが、微妙な着色は気のせいかも。
これは分解してないのでわかりませんが、同じ平凸2枚のようです。85年頃の製品です。
右からケンコーSR6、3BSR4、無印SR4、総プラ製SR4です。

  
 

題名:Re: スペシャルラムスデン  名前:ロッド 2020/01/23(木) 12:38 No.17690  操作

17690の画像を原寸大表示します こっちは分解しました。ピンボケで失礼。
枠がプラ製の無印SR4ですが、内部のパーツは精密加工された真鍮製です。
眼レンズが両凸です。視野レンズが大きく、焦点距離も違うような。
良く見えます。こんな両凸だと周辺像がひどく乱れそうですが、あまり乱れません。不思議な設計です。ノーコートなのが残念。見かけ視界は30°です。

SRのメリットですが、オルソのようなバルサム面がないことです。
太陽用という意味ではありません。
小さいレンズをバルサムで貼り合わせる作業は、とても難しくて熟練を要します。
顕微鏡を使ってピンセットで作業していて、私が見た現場では不良品がたくさん出ていました。そのとき作業していたのは熟練工ではなく、新人の研修中でした。
芯がズレていると性能はガタ落ちになってしまいます。
ですから設計上の性能と、実際の性能は違います。
そういう意味で、シンプルな構造のSRのほうが性能が良い場合があります。
2枚レンズなのでヌケの良さも期待できます。
しかし、実際には性能にバラツキが大きいです。レンズそのものの研磨状態が悪かったり、コーティングや内面塗装が省略されているせいだと思います。

  
 

題名:Re: スペシャルラムスデン  名前:ロッド 2020/01/23(木) 00:45 No.17691  操作

17691の画像を原寸大表示します ケンコーのSR6ですが、
レンズの研磨状態とか面精度が良いらしく、恒星像ディフラクションリングがハイコントラストでシャキッとしています。
性能の悪いアイピースではモヤッとした感じに見えます。
ノーコートなのがとても残念です。
マルチコートにしたら凄い高性能アイピースになるだろうな、などと妄想をいだいてしまいます。
(ちょっと持ち上げ過ぎかな?)
TMBSuperMono7mmと並べてみました。これでは相手が悪くて可哀想かな(笑)
似たような性質のアイピースですね。モノセントリックはアイレリーフが長くて覗きやすいのが優れています。
SRでもHMに比べれば、覗きやすさは若干良い感じがします。

  
 

題名:Re: スペシャルラムスデン  名前:青色つきこ 2020/01/24(金) 00:22 No.17692  操作

私のSR5mmは、期待外れです。妙な期待を持って買ったからかもしれませんが。対物レンズとの組み合わせの相性もありますから
ねぇ。
ケンコーSR6mm、買ってみたいです。

無印SR4mm、目レンズが両凸とのこと、単レンズ・アイピースに
できますねぇ。シングル・レンズ=SRも、ありかなぁ。と、思ってしまいました。W.ハーシェルも高倍率には単レンズをアイピースに使用していたとのことなので。

  
 

題名:Re: スペシャルラムスデン  名前:ロッド 2020/01/24(金) 02:58 No.17693  操作

17693の画像を原寸大表示します 青色つきこ様、いつもありがとうございます。
ケンコーのセールスのようになってしまいました(笑)
私はビクセンなんですけど。先輩方に叱られてしまいますよ。
ケンコーSR6はハレー彗星前の85年頃に安価な製品すべてに標準装備でしたので、大量に出回っているはず。

その無印SR5も大量に製造されたと思われます。
60年代のエイコーなどの反射望遠鏡に標準装備でしたし、私が業界にいた頃の80年代にも生き残っていました。
「オリオンミニ60S」D60mmf=300mmに標準装備で通販等で大量に販売されました。これを作っていた下請けメーカーを訪問したことがありました。埼玉県の田舎でした。最高の性能のスーパーオルソもここで作っていたという噂ですが、定かではありません。
SR5mm見た目は高級感があってコストもかかってるんですが、性能は??悪くはないけど、マア60点ぐらいかと。
これが元でSRの評価が低くなったのではないか?と思います。

60年代には先日話題に上った清原光学とアストロからSR4mmが出ていましたが、これはどのような物だったのでしょう?
もし3Bと同じだったなら良品です。
この3BはフルコートでSRとしては最高級品です。たぶん同じ平凸2枚で、視界30°です。
チビテレを買ったら付属していました。先日のラッパ型のK25mmもチビテレでしたが、先っぽ部分が紛失していたので自作したわけです。
スリービーチは安かったですが、品質は必ずしも悪くなかったようです。
天体望遠鏡テストには69年に6cm屈経が出ていましたが「アイピースは高級品が付属」との評価でした。
私が買ったチビテレの対物レンズも、4cmファインダーも良品です。
スリービーチという社名ですが、社長さんが三浦さんで、
3つのビーチということでスリービーチ。なかなか面白いですね。
ミューラー望遠鏡という愛称でしたが、これは「三浦の望遠鏡」ということですね。

対物との相性という事ですが、私のテストはニュートン反射のF8を基準にしています。
F15の屈折ならほとんどのアイピースは良い性能を発揮しました。
HMの視野レンズを取り去ると単レンズとして使用できます。これは簡単にできるので昔の天ガなどで推奨されていました。
モノセントリックと似たような性質なので、覗きやすい高倍率アイピースになりますが、良像は中心のみです。

今度は度の強い両凸眼レンズについて研究調査したいと思います。
SRだけでなく何とハイゲンにも! しかも性能は上々なんですよ。
ますます興味は尽きません。

  
 

題名:Re: スペシャルラムスデン  名前:ロッド 2020/01/24(金) 07:03 No.17694  操作

SRの用途ですが、月は見ないほうが良いと思います。
視野が狭いですし、月は明るいので色収差が目立ってしまいます。
中心部の解像力とコントラストは良いので、惑星用に好適です。極限二重星の分離にも威力を発揮します。

  
 

題名:Re: スペシャルラムスデン  名前:ロッド 2020/01/26(日) 20:04 No.17695  操作

17695の画像を原寸大表示します 高価な品が高性能なのは当り前。
しかし安価で高性能な品を作るのは、とても難しいです。
ですから、そういう分野で頑張っている技術者は尊敬します。
工学だけでなく経営学の見識も高くないとできません。

こんな安物ですが、何個販売したら従業員何人分の給料が支払えるんだろう?
常にそういう事を考えて仕事をしている人です。
ですが偉大な人でも匿名なんですよね。
たぶんこれを作った工場は光学のメッカ板橋区ではなく、玩具メーカーが多い台東区か荒川区ではないかと思います。たぶん小さな町工場だったのでしょう。
H12.5とH6mm。眼レンズが強い両凸です。分解していないので視野レンズがどんな形状かわかりません。
ケンコーのバーゲン品の11cm反赤に付属していました。ハレー彗星前の頃でした。

  
 

題名:Re: スペシャルラムスデン  名前:ロッド 2020/01/26(日) 20:06 No.17696  操作

17696の画像を原寸大表示します プラ製のSR4mmと外観や構造が同じなので、たぶん同じ工場で作っていたのでしょう。レンズにも共通部分があるかもしれません。
6mmは一瞬SRか?と思いましたが、ルーペにはならず負のレンズでした。
星像はかなり良いです! こんな安物なのに不思議ですね。中心像は明るくコントラスト良くシャープで、HMよりも良いみたいな気さえします。
良像範囲も広くて、視野の2/3は使えます。SR4と似たような性質です。見かけ視界は40°。
ノーコートなのが残念。しかしレンズの磨きが良いとみえ、ツヤが極めて良いです!
H12.5は中心像は良いが、良像範囲が狭くて全体の1/3しか使えません。中倍率用を安く作るならHではなくRにすれば良いと思います。
ミザールのNRが良いお手本です。

あと、昔の天文と気象誌にミザールのプラ製F8mmとニコンO-7mmを比較した記事があり、F8がすごい高評価でした。これも眼レンズが両凸です。
私も持っていますが確かに中心像はかなり良くて惑星観測に使えます。
これを愛用して火星観測に成果を挙げた三重県の女性観測家がいました。
これについては後日詳しく書いてみたいと思います。

中心像が良いアイピースは簡単にできると思ったら大間違いです。
2枚の芯ズレがあったり、レンズの研磨精度が悪かったり、ガラス材の屈折率の不整があると、中心像さえ甘くなってしまいます。
昔の玩具レベルのアイピースでも、レンズ自体は真面目な職人さんが精度良く作り上げていた物が使われているケースがあるようで、まさに過剰品質だったりします。
そういうのを見つけたら儲けものですね!
もちろん品質のバラツキは大きいですけど。

  
 

題名:Re: スペシャルラムスデン  名前:ロッド 2020/01/26(日) 21:11 No.17697  操作

今13cmF7.7反射にこのH6mmでリゲル伴星が見えました!
すごくシャープな点像です。
透明度悪くて3等星までしか見えない空なのにです。
リゲル伴星は普通は高倍率では見えにくいです。60倍ぐらいが一番良く見えますが、これは167倍です。
離角は大きいが光度差があるからです。伴星は暗いので透明度が良くないと見えません。
このH6mmは、ある意味ではオルソより高性能かもしれません! 今は木星が見えなくて残念ですがハイコントラストなアイピースなのでかなり期待できそうです。

ちなみにH12.5では見えませんでした。光の散乱が大きくて、谷光学のOr12.5と比較したらまさに月とスッポンでした(笑)

他に、3BのSR4と高橋のOr4を比較したら、3Bのほうが明るくてコントラスト良くシャープに見えるような!!
まあ、ほぼ互角かSRのほうが若干良い感じがしました。
もちろんOrのほうが視野が広くて周辺部まで良像でしたが。
SRはけっしてバカにできませんね。

  
 

題名:Re: スペシャルラムスデン  名前:青色つきこ 2020/01/27(月) 12:50 No.17698  操作

SR-5mm,NR-5mm,O-5mm(Nikon新オルソ,アストロプランタイプです)で金星を見ました。
対物鏡はBORG 50FLフローライトです。
SRは、視野狭いですねぇ。金星像は、黄色っぽく感じます。
NRは、SRと比べると視野広いです。金星像は、白っぽいです。
Oは、NRより、ちょっぴり黄色がかるようなですが白っぽいです。

H-6mm、良さそうですねぇ。
負のアイピースは、ハイゲンスで一括りなのでしょうか。

星のふるさとのS様は、日野金属の6cm屈経を使用していたと思います。きれいなスケッチです。

  
 

題名:Re: スペシャルラムスデン  名前:ロッド 2020/01/27(月) 14:46 No.17699  操作

17699の画像を原寸大表示します 青色つきこ様
コメントありがとうございます。
金星は明るいのでアイピースの欠点がよくわかりますね。
対物がフローライトなので公正なテストができたと思います。
収差補正だけでなく光の散乱とか、着色とか、アイピースには難しい課題が多くて、作るほうも大変だと思います。
昔のOr40mmなんかレンズが分厚いので黄色の着色が気になりました。極限等級が下がってしまいます。
新種ガラスの高性能なのは黄色い着色があったりしますね。
収差補正は良いのでしょうけど、着色は困りますね。

そういう点では旧ガラスのほうが優れています。
良像範囲が狭かったり、アイレリーフが短かったり、そういうのをガマンすれば立派に実用になりますね。

負のアイピースにもいろいろ種類がありますが、名前は適当ですね。
まあ、アイピースすべてについて名前は適当ですが(笑)
この不思議な両凸ハイゲンは今度分解してみます。

昨夜はちょっと晴れただけで詳しいテストができませんでした。
良い空のもとでしっかりテストしてみたいです。
木星や火星の淡い模様がどのように見えるか?興味あります。

私自身もSRやHなどは先入観でバカにしていたので、今回マジメに見てみて認識を改めました。
とくに3BのSRには驚いてしまいましたよ。
比較対象の高橋のOr4はかなり良い品です。これは70年頃の古い製品でコーティングが黄色です。
後年の同焦点シリーズのOr5mmは2本持っていますが、この古いOr4のほうが良く見えるような気がして愛用しています。
この左側にある谷光学のOr4と外観は同じですが、中身はどうでしょう?分解してないのでわかりませんが、性能はよく似ています。
ちなみに谷光学はマルチコートです。月刊天文でツァイスと比較テストして大健闘だったという記事がありました。



題名:アイピース工房  名前:ロッド 2020/01/18(土) 04:08 No.17678  操作


17678の画像を原寸大表示します 赤道儀の自作は精度と強度がシビアなので難しいですが、アイピースなら手作業でもメーカー品に近い工作ができます。
旋盤などの高価で大げさな工具がなくても手作業で何とかなります。
旋盤は買おうと思った時期がありましたが、買わなくて良かったです。
使うのはボール盤とグラインダーとヤスリです。
材料はジャンク品を長年かかって大量にストックしてあります。
ですから材料費は0円です。
ピッタリ嵌まるパーツを見つければ無加工で済むので儲けものですが、寸法が合わない場合にはピッタリ嵌まるように現物合わせで慎重に削ります。
削りすぎると廃品になってしまいます。
塩ビパイプや厚紙でもアイピースは立派に実用になる物ができるので、小学生の夏休みの工作のノリで楽しいです。

画像は各社のK25mmと半自作のK25mm2本。前列右側の見口がラッパ型の物です。
元々は地上望遠鏡用だった物にφ24.5のスリーブを加工して装着しました。
レンズはとても優秀な性能なので、天体用に実用化したかったんです。
その右側のはニコンの昭和30年代のコンパクト双眼鏡「ミクロン」から取ったK10mmです。
前列左端の谷光学は同焦点化するために、缶ビールの空き缶を切って巻きつけて両面テープで貼り付けてあります。

後列右端のK20mmはEIKOW刻印で珍品です。
これは視野がとても広く(50°)シャープな像。
高橋の左側はケンコーで刻印は20mmですが実は25mmでした。いいかげんなものですね(笑)
外観は安物っぽいですが、見え味は高橋と同等でした。
ちょっと儲けた気分。20mmはビクセンなど数が多いですが25mmは少なくて入手困難です。

  
 

題名:Re: アイピース工房  名前:ロッド 2020/01/18(土) 03:27 No.17679  操作

17679の画像を原寸大表示します これが手作業で削ったパーツです。
上手にやればピッタリ嵌ってネジ止めが必要ない強度になりますが、これは少し削り過ぎました。
しかしガタはないので一応合格です。横からネジ止めして固定してあります。

K25mmはもう過去のレンズになってしまいましたが、ヌケが良いので微光星が良く見える利点があり、F8以上の対物なら実用になります。
視野の平坦性が悪いのでF6以下の短焦点には不適ですが、ご気楽観望用なら使えます。
私は昔は彗星捜索を志していたので、低倍率接眼にはウルサイのです。
視野が平坦でないと目が疲れて長時間の捜索に耐えられないし、星像がシャープでないと微光の彗星は見えません。
今はもう観望用なのでどうでも良いのですが、やはりアイピースの性能は気になります。
K25は高橋が一番だと思っていましたが、たしかに視野の広さは45度あって一番です。(他社は40度から42度です)
コーティングや内面塗装の程度も非常に良いです。
しかし実際に微光星雲の見え方を比較してみたら、谷光学とか自作のラッパ型のほうが良く見えるような気がするんですよ。
その差はわずかですが。
今接近中のパンスターズ彗星、12月初旬に13cm反射で見ましたが、小さく暗い(11等1分)のでK40mm25倍では見えにくく、K25mm40倍が最適でした。
その後悪天候と月明かりで見えませんが、今はもう明るくなっているのでしょう。

  
 

題名:Re: アイピース工房  名前:青色つきこ 2020/01/18(土) 16:59 No.17680  操作

ロッド様、始まりましたねぇ。

エイコーのK25mmは、谷光学製品でもないのでしょうか。
カタログだけでは分からないことがありますので、自分の目で
見てみるしかないですねぇ。

アイピースを自作するのは、私にはとても無理なので、ロッド様の自作品は、とても、興味深いです。

分厚い1枚ガラスのホイヘンスソリッドやトーレスは自作できないものでしょうか。難しいのですかねぇ。製品があるとしても海外でしょうし、19世紀とかでしょうし。でも見てみたい.......!

自作品をもっとたくさん見せてください。

  
 

題名:Re: アイピース工房  名前:ロッド 2020/01/18(土) 19:07 No.17681  操作

17681の画像を原寸大表示します ありがとうございます!
良き理解者に恵まれて嬉しいです。
アイピースにこんなに凝る人は珍しいです。
自作品を見せてください、と言われると嬉しくなりますが、
たくさんありすぎて全部発表するのが大変です。

そうおっしゃらずに、自作してみてください。楽しいですよ♪
大昔の本で「初心者のための天体望遠鏡の作り方」より。
青い表紙の通称「青本」です。

上のK25mmですが、エイコー・ミザール・カートンなどなど、たぶん谷光学製だと思います。ちゃんと確認していませんが、中身のレンズはたぶん同じ。
高橋だけレンズ径が大きくて違います。
谷光学のオルソは販売店のオリジナル商品として販売されていましたが、ケルナーはマイナーな存在ですよね。
やはり高性能ですが、製造時期(相手方ブランド)によって品質にややバラツキがあるような印象です。
もしかすると他社製品かもしれません。

  
 

題名:Re: アイピース工房  名前:ロッド 2020/01/18(土) 19:08 No.17682  操作

17682の画像を原寸大表示します 上と同じ本より。
これ、接眼部だけでわかりますが、輸出用のスイフト77mmですよね。
天頂プリズムは古いニコンです。

あと、今日は手持ちのSRを全部見てみましたが、面白いことがわかりました。
というかデタラメなんですよ、どれも(笑)
詳しくは後日。

ただ、デタラメのような設計でも、中心像は案外良いです。
単レンズのアイピースでも惑星や二重星は結構見えますからね。
だからホイヘンスソリッドなども同じで、単レンズから派生した物ですから、そんなに難しくないと思います。

  
 

題名:Re: アイピース工房  名前:青色つきこ 2020/01/19(日) 11:00 No.17683  操作

「天体望遠鏡の作り方/屈折編」は、私の大切な天文書の1つです。私にアイピースの選び方や知識について、いろいろと教え
てくれました。今も手元にありますが、ビニールカバーはボロ
ボロで痛みがひどいです。
アイピースの自作は、適当なレンズがなく、ラムスデンくらい
で終わってしまいました。
スタインハイル・タイプの宝石ルーペで適当なのがあれば、利
用して作ってみたいです。
顕微鏡用アイピースの転用にも惹かれ、買ってみたりしています。

私の資料の源泉は、公立図書館とネットです。
地方の小都市に住んでいますが、国立国会図書館のデジタル資
料を県立図書館で閲覧・印刷ができますので助かっています。
(最新のものは、閲覧できませんし、閲覧できるものも限定されますが)
東京近辺でしたら、もっと調べられるのですが。

SRの報告、楽しみです。

  
 

題名:Re: アイピース工房  名前:ロッド 2020/01/19(日) 14:18 No.17684  操作

17684の画像を原寸大表示します 青色つきこ様
県立図書館からの調査だったんですか。
地方からでもアクセスできるという話はチラッと読んだ記憶がありますが、
松島眼鏡店で買い物をされたそうなので東京の方と思っていました。
私も長野から茨城への通過途中で時々松島眼鏡店へ寄りました。
天ガの広告を見て、蒲田のヤマト眼鏡院へ行って五藤のアイピースと直視分光器を買ったこともありました。

アイピースを自作するときのレンズですが、東京に行ったときに秋葉原の井上商事で買いました。ジャンクレンズいろんなのがたくさんあって楽しかったです。
今はカメラレンズのジャンク品を利用しています。

この本も当然お持ちだと思いますが、小森幸正著 天体望遠鏡ガイドブック。
この本にはツァイスの資料がたくさん掲載されています。
小森氏はアストロ光学にいた時期がありましたが、
退社するときにツァイスの資料をみんな持って行ってしまった、
と嘆いておられたのが元アストロ社長さんのA氏です。
他に学園の経営もされていた方です。
この方にお会いした話はガラクマさんの所に書きましたね。初回の石川町SLFでした。

ビクセン古老さんのサイトに、特殊なルーペを入手したのでアイピースを試作してみた、という話がありましたよね。
ハスティングだったかと思います。ホイヘンスソリッドは負なのでルーペにはなりませんね。
結局製品化は見送られましたが。

SRの調査レポート、もう少しお待ちください。
しかし、あらためて見てみて笑ってしまいましたよ。かなりのゲテモノです。
誰がどんな顔して、こんな物を設計したんだろう?
中にはマジメな製品もありましたけどね。



題名:ミザールR-100改造  名前:ロッド 2020/01/14(火) 18:22 No.17663  操作


17663の画像を原寸大表示します 数年前に入手したR-100ですが、H-100に比べるとレアです。
天ガ72年11月の広告に「新発売」として登場、79年まで販売されたようですが経緯台は不人気とみえ、販売数は非常に少なかったようです。

欠点が多く、使いにくくてお蔵入りとなりました。
今回これを大幅に改造して実用化しました。

  
 

題名:Re: ミザールR-100改造  名前:ロッド 2020/01/14(火) 22:17 No.17664  操作

17664の画像を原寸大表示します 上下微動棒が後側横サイドにあるタイプはガタが出やすいので、前に持ってきました。
この部分、昔の五藤ウラノス号は精密な加工がされていたので良かったのですが、70年代の安価な量産品はどれもダメです。
ニュートン反射の場合は昔の西村やアスコのように、微動棒が前にあるこのタイプがベストだと思います。

過去の資料を調査してみたところ、唯一79年製のビクセンオズマR-100がこのタイプでした。
数年前にリサイクルショップで実物を見ましたが、なかなか良かったです。
ただ、角ばっていてカッコ悪い。買いませんでした。
77年製オズマR-10は微動棒が後ろです。
80年代になるとパルサーという名称に変わり、別のタイプになりましたが、これも調子悪くて好きになれません。

結局このタイプが欲しければ、昔の西村かアスコの中古品を探すか、自作または改造ということになります。
自作は簡単です。日曜大工程度の技術で木で作れます。メーカー品には劣りますが作るのは楽しいです。

  
 

題名:Re: ミザールR-100改造  名前:ロッド 2020/01/14(火) 18:24 No.17665  操作

17665の画像を原寸大表示します 支持部は自作。アルミパイプと真鍮パイプが材料です。
微動ハンドルも自作。昔の西村を真似て木製にしました。
これは胡椒のミルの廃品利用です。
水平クランプハンドルも自作改造品です。

天頂を見やすくするためにフォークの傾斜がきつすぎてバランス(安定性)が悪かったので、くさび形のスペーサーを入れてフォークを少し立たせました。

  
 

題名:Re: ミザールR-100改造  名前:ロッド 2020/01/14(火) 21:56 No.17666  操作

17666の画像を原寸大表示します 上下微動も自作です。
取付部はバンド式なので、この位置を変えることによって棒の下部が三脚に当たらないように調整できます。

  
 

題名:Re: ミザールR-100改造  名前:ロッド 2020/01/14(火) 18:26 No.17667  操作

17667の画像を原寸大表示します 接眼部はφ32(内径30)で24.5専用。
アダプターを自作してφ36ネジでK40使用可能にしました。
なんとかギリギリで視野全面ケラレずに使えます。
ドローチューブが長すぎて鏡筒内に突き出すので、先端部を少し切りました。
ファインダーは昔のH-100の長いタイプに交換、こっちのほうが古風でお似合いです。
そのままでは視野が狭くて実用にならないので、アイピースはAH40に交換しました。倍率5倍で視野は6度です。
AH40はハイゲンとケルナーの中間のような不思議な設計で、レチクル入りも市販されていました。
この30mmF7対物との相性は良く、とてもシャープで良像範囲が広い。

  
 

題名:Re: ミザールR-100改造  名前:ロッド 2020/01/14(火) 18:27 No.17668  操作

17668の画像を原寸大表示します 三脚は短く、三角板はガッチリと固定式にしました。
  
 

題名:Re: ミザールR-100改造  名前:ロッド 2020/01/14(火) 18:28 No.17669  操作

17669の画像を原寸大表示します さて主鏡は10cmでは物足りなく、面精度もイマイチだったのでアストロ製の13cmに換装しました。
取り付けリングはケンコー製ですが、寸法が合わなかったので削りました。
ミザールだけ筒がやや太いです。ビクセン・アストロ・ケンコーは同じでした。

使用時は黒いダストカバーをかぶせます。
改造後は全重量8kgで使いやすい器械になりました。
ただ、ミザールは鏡筒の鉄板が厚く、リングも必要以上に分厚いので重すぎます。
さらにバランス調節のためウェイトを付けたので鏡筒だけで5.1kgもあります。
今後は鏡筒をビクセン製で作り直して軽量化したいです。
全重量7kgまで軽量化できそうです。

どこのメーカーもそうですが、昔の製品は欠点が多いです。

  
 

題名:Re: ミザールR-100改造  名前:ロッド 2020/01/14(火) 22:14 No.17670  操作

17670の画像を原寸大表示します 上に書いたファインダーはこれです。
焦点距離は200mmあります。何のレンズからの流用でしょうか?
トランシット用かもしれません。
Or4mmで土星の環もちゃんと見えます。
他社の一般的ファインダーはf=140mmぐらいですから8倍30mm双眼鏡用の流用だと思います。

  
 

題名:Re: ミザールR-100改造  名前:青色つきこ 2020/01/15(水) 21:51 No.17671  操作

ロッド様
おひさしぶりです。

ベテルギウス、リゲルよりも暗くなっちゃいましたねぇ。
どうなるのでしょうか。

私は、ニュートン反射とは相性が悪く、今までポラリス100L
とNewポラリス100S ? (F=6、ピント調整がスライド式の)の2
本だけで、所有していた期間も数年でした。

アクロマートハイゲンですが、視野レンズをひっくり返せば
ケルナーになるのでしょうか。ちょっと乱暴ですが。

本年も、よろしくお願いします。


 

  
 

題名:Re: ミザールR-100改造  名前:ロッド 2020/01/15(水) 23:24 No.17672  操作

17672の画像を原寸大表示します 青色つきこ様
来てくださってありがとうございます!
これを機に、今後もどうぞよろしくお願いします。
この掲示板ずっと閑古鳥状態でしたが、今後は天文趣味の方向で充実させたいと思います。

ベテルギウス、今さっきまた見ましたが、やっぱり暗いです。
リゲルどころか三ッ星よりも暗い??
これが超新星爆発の前兆と言えるのでしょうか?
まったく無関係かもしれませんね。

おっしゃるとおり、ニュートン反射は意外と難しいです。
ベテラン(?)の私でもいまだに苦戦の連続です。
反射鏡は10面ぐらい磨いた経験あるのですが。
性能をフルに発揮するのは難しいですが、フルに発揮できれば最高級の屈折に劣りません。
ましてやカセグレン系は光軸など難しくて手出しする気さえ起こりません。
ご気楽観望用なら問題ないのですが、究極の性能となると・・・
屈折に比べると反射で極限二重星を見るのはとても難しいです。

ビクセン製品のご愛用ありがとうございます。
スライド式接眼部は設計思想はとても良いのですが、実物はまずかったです。
当時のビクセンの設計者が真意を理解できていなかったものと思われます。
コストがかかっていますが、無駄が多いです。

元々は熊本の宮本氏が自作した物とか、もっと古くは愛知県の小島信久氏の自作品、さらに古くは福岡県の星野氏の自作品(これは恒星社の反射望遠鏡の作り方に設計図が載っています)
これらはは本当に良さそうでした。
やはり自作するしかないのでしょうね。
ラックピニオンではなくネジ式で、私も作ったことありますよ。

アイピースは研究課題としては無限大に面白いです。
アクロマートハイゲンは小学生の頃にH-100を買ったメガネ店に在庫があり、ビクセンのE20mmとともに奨められましたが、結局E20mmを買いました。
これは当時としては正解だったと思いますが、AHはその後もずっと長年気になっていました。
10年ぐらい前でしたが、誠報社に無理を言って谷光学(?)から取り寄せてもらいました。
実際手にしてみると、あまり良くなくて使っていませんでしたが、今回このファインダー用に使ってみて真価を発揮しました!
コントラスト良くて暗い星が良く見えます。
対物レンズとの相性ってありますよね。
スコープテックから数年前に十字線入りのAH40が販売されていましたよ。
今でもあるかな?
元々はたぶん顕微鏡用だと思いますが、不思議なアイピースです。
眼レンズ(二枚合わせ)はハイゲンと同じように度が強く、視野レンズは平凸単レンズです。
焦点距離は1:2ぐらいかな。
レンズ間隔はケルナーよりもずっと広いです。
ピント面は視野レンズの直後にあって、絞り(視野環)はありません。

ハイゲンという名ですが、ケルナーと同じように短焦点の対物に使ってもシャープです。
ただし見かけ視界は30度しかなく、アイポイントの部分も何か変な感じで覗きにくいです。
6cmF15の屈折で暗い星雲を見ようとしましたが、良く見えませんでした。
K25mmのほうが良かったです。

この設計を真似て視界が45度ぐらいの物が作れそうな気がします。
今度試行錯誤で作ってみますね。

  
 

題名:Re: ミザールR-100改造  名前:青色つきこ 2020/01/17(金) 00:15 No.17673  操作

ロッド様
こんばんわ。

最近、また気になっているのが、スペシャルラムスデンです。
以前も、ご意見を聞かせていただきましたが。
今、気になっているのは、「どこのメーカーが、スペシャルラムスデンと名付けて売り出したのか」、ということです。
元々は、普通のラムスデンでしょうが、4mmと5mmだけがSRですよねぇ。清原光学には、SRかはわかりませんが、ラムスデン4mmが
あったようです。
最近では、セレストロンブランドのSR4mmがありますが、中国製
なので、もしかしたら、名前はそのままに、中身は改良されているのかもしれません。

それから、以前、紹介していただいたカートン光学の非対称の
プローセル型のOr5mm。A.ナグラ氏のプローセルも非対称ですし
、カートン光学がテレビュー製品を作っていたことを考えると
テレビュー・プローセル擬きなのではと、妄想してしまいます。
カートンのOrが、全部プローセルなのかは、わかりませんが。
カートンのOrは気になっています。



  
 

題名:Re: ミザールR-100改造  名前:ロッド 2020/01/17(金) 01:33 No.17674  操作

17674の画像を原寸大表示します こんばんわ。
とても面白いテーマですね。ありがとうございます。
今度「アイピース工房」というスレを立てようかと思っていたところでした。
そのときはよろしくお願いします。

上のAHの視野レンズを裏返す話ですが、
ケルナーとはずいぶん違います。視野レンズの焦点距離が長いんですよ。
だからやはりハイゲンです。
しかし実質的には「ケルナーもどき」で高性能です。面白いアイピースです。
コーティングもちゃんとされていますし、枠も高級な作りになっていて、お値段は70年頃に3500円もしていました。
ちなみにE20mmは2600円でした。

SRも面白いですね。
名前を付けたのは小島修介さんかも?
冨田氏のテスト記事ではさんざんな酷評でしたが、オルソの代用品として結構良い製品だと私は思います。
欠点は視野が狭いことですが、像は結構良いです。
高倍率用のHM6は長焦点屈折専用ですが、SRなら反射にも使えます。
私が持っているこのSR5は外観はプラ製で安っぽいですが、像は一番良いです。大一光学の反射に付属していました。3BのSR4も結構使えます。

私が入手したカートンのOr5は特殊でした。
どのメーカーもそうですが、製造時期によってタイプが違います。
アッベだったりプローセルだったり、ケーニッヒだったり。
面白いですよね。
谷光学以外ではどんな下請けメーカーがあったのか?興味深いです。
今さっきアストロ112mm反射でリゲル伴星を見てアイピースのテストをしました。光度差が大きいので厳しい対象です。
結果、谷光学のOr12.5、9、7mmが良かったです。
ケルナーのほうが枚数が少ないからヌケが良くてコントラストも良いのでは?
と思っていましたが、逆でした。
高橋のK12、ニコンのK10(双眼鏡から取った)ともに光が散乱してゴーストも出てOrより劣りました。
私が思うに、コーティングの良否以前にレンズの曲率の組み合わせとレンズ間隔が重要です。カメラレンズはその点よく考えて設計しますが、望遠鏡のアイピースはなかなかそこまでは・・・ですね。

  
 

題名:清原光学のアイピース  名前:ロッド 2020/01/17(金) 17:50 No.17675  操作

17675の画像を原寸大表示します 画像は68年の清原光学のアイピースです。
SR4がありました。AH40の2500円は安いです。カートンは3500円でした。
Or7が非常に優秀だという記事を読んだ記憶があります。
ズームの8.4-21mmはアストロからも出ていました。冨田氏のテスト記事があります。
これとたぶん同じ物、エイコーですが先日入手しました。よく見えます。それについては後日。当時5000円とは!驚きました。

※訂正追記;変倍接眼鏡の記事は天ガ69年7月号でした。
私の記憶違いで、清原とアストロは別物でした。
清原は高級品で輸出用のアメリカンサイズ。
アストロとエイコーはたぶん同じだと思います。
正立像で地上用。ズームにしては像が良く、視野も広いです。

  
 

題名:Re: ミザールR-100改造  名前:青色つきこ 2020/01/17(金) 19:44 No.17676  操作

こんばんわ。
清原光学接眼鏡リストのアップ、ありがとうございます。
色消しラムスデンも気になります。清原光学がSRの源?

小島氏のアストロ光学の手持ち資料にはSRの記載はありません。1960年の小島氏デザインのSwift831(77mm屈折赤道儀),839(60mm),838(50mm)の一連のスイフトの屈折望遠鏡のアクセサリーにもSRはありませんので、別なところから出てきたと考えています。

1968年には、清原光学にSR4mmがあったことがわかり、ありがとうございました。SRは、1968年からもっと早い時期に出ていた可能性が大きいですねぇ。(清原勉氏も1950年代の始め頃から清原光学を興してますし、反射鏡にはラムスデンの方が良いと思いますし)

なお、AR5mmは、1957年頃アストロ光学に、あったようです。
日本精光のシンメトレルは、当初の広告ではARでした。
ネーミングで、印象が変わります。
日本精光のAR6mm,AR9mmは、1950年代後半には、あったと思います。

貴重な情報ありがとうございます。「アイピース工房」楽しみにしております。

ビクセンのスライド式ですが、こういうのがメーカー製品で、出てきた方にびっくりしました。良い意味で驚きでした。

それでは、また。

  
 

題名:ラムスデン  名前:ロッド 2020/01/18(土) 00:07 No.17677  操作

17677の画像を原寸大表示します 青色つきこ様
さすがに綿密な調査をされていますね!
国会図書館に通って調査されているそうですが、東京近郊にお住まいだと有利ですね。
私の場合は自分の手持ちの雑誌や書籍などだけです。
業界の噂話にも限りがあるし信憑性がありません。

ラムスデンは私は優れたアイピースだと思います。
本には悪い評価(視野が狭い、色収差)ばかり書かれていますが、簡単に自作できるので作ってみるとケルナーに近い性能でした。
中学生の頃レンズ工場のゴミ捨て場から拾って来たレンズで、最初に作ったのは40mmで50度という物。M42が綺麗に見えました。
周辺像はひどかったですが、全体の半分ぐらいは良像でした。
池谷氏が最初に彗星発見に成功したのは自作のラムスデンで、21cm反射35倍で視野が1度だったそうです。

SR4は68年にはアストロからも2000円で出ていますし、エイコー、ダウエルからも出ていました。
たぶんその5年以上前から広く普及していたものと思われます。
視野はもっと広くできるはずですが、わざわざ小さいレンズを使って狭くしているのは納得できません。
60年代のファインダーのアイピースは皆ラムスデンでしたが、視野が狭く使いにくい物でした。なぜわざわざ視野を狭く設計したのか不思議です。
レンズを大きくすれば40度ぐらいの視界は簡単に得られるのに。コストもほとんど変わりません。

80年代にミザールからNRが出ました。
これはひとつの解答だと思います。視野は広い(40°)し像は良く、ケルナーに近い性能です。他社とも提携してもっと広く普及すべきだったのに残念でした。

AR(アクロマートラムスデン)はプローセルとは違うという話ですよね。
日本精光は独自路線を走っていた感があって興味深いです。
輸出用に大量に売れたので他社と提携する必要がなかったのでしょう。



題名:明けましておめでとうございます。  名前:クリちゃん 2020/01/04(土) 01:01 No.17655  操作


17655の画像を原寸大表示します 本年もよろしくお願いいたします。
皆様にとって良い年になるよう願っております。

画像は 小嶌 淳&喜多里加 さんの万華鏡内部映像より

10cm反射の改造調整楽しんでますねぇ^^

  
 

題名:Re: 明けましておめでとうございます。  名前:ロッド 2020/01/04(土) 19:44 No.17656  操作

17656の画像を原寸大表示します クリさん、ありがとうございます。
いつもご無沙汰ばかりですみません。
本年もよろしくお願いします。

万華鏡に凝ってますね。
私の知らない世界です。
万華鏡展の会場に実際に行ってみると素晴らしいのでしょう。

ベテルギウスが急激に暗くなっていますね。
もう2等星に転落してしまいました。
超新星爆発が近いのでは?とささやかれていますが・・・
この写真は12月29日22時40分の撮影です。
アルデバランより暗くて、ベラトリックスと同じぐらいです。

  
 

題名:Re: 明けましておめでとうございます。  名前:ロッド 2020/01/04(土) 19:45 No.17657  操作

17657の画像を原寸大表示します こちら2009年の写真です。リゲルより明るく写っています。
  
 

題名:ベテルギウス  名前:クリちゃん 2020/01/04(土) 23:19 No.17658  操作

17658の画像を原寸大表示します ほんと暗くなりましたね。前の写真と随分違うわ(@@
冬の大三角形が目立たなくなってしまいました。

昨年近くの町で「ねこたま祭」やってました。ブロ友さんが出ていたのでお会いしてきたのね。
猫の着ぐるみがたくさん居ました^^

  
 

題名:Re: 明けましておめでとうございます。  名前:ロッド 2020/01/05(日) 16:16 No.17659  操作

17659の画像を原寸大表示します クリさん、こんにちは。
この掲示板も少し活性化しなければと思っています。
ブログとは分野を変えたほうが良さそうですね。
この着ぐるみさん、手足の肉球がずいぶん大きく強調され、お腹と足もふっくらとして可愛いですね。
そちらのブログによればクリさんの家のチビちゃん、高齢なのに元気だそうで嬉しい話でした。

で、ここからまた固い話になりますが、
年の暮れにパンスターズ彗星(C/2017 T2)を苦労して見つけました。
画像は12月4日のスケッチです。
この前日までは他の微光天体を見誤っていました。
移動しないので変だな、と思っていましたが、関カタログを調べたら「微光天体」として掲載されていました。
11等1分という微小な彗星で、13cm反射の限界でした。
200倍まで上げて確認したので間違いありません。
こんなに倍率を上げて彗星を見たのは初めてです。
拡散せず小さくまとまった彗星です。
今後8等星まで増光する予報なので楽しみですが、
あれ以来天候が悪かったり月明かりがあったりで、一度も見ていません。

  
 

題名:彗星  名前:クリちゃん 2020/01/06(月) 00:23 No.17660  操作

17660の画像を原寸大表示します 11等ですか!
そんなに暗くても見えたのですね、暗い空のお陰でしょうか\(^o^)/
増光が楽しみですねぇ^^

チビさんはお陰さまで足腰弱ってますがまだまだ元気で食欲旺盛ですわ。ありがとうございます^^

  
 

題名:Re: 明けましておめでとうございます。  名前:ロッド 2020/01/06(月) 01:28 No.17661  操作

17661の画像を原寸大表示します クリさん、こんばんは。
シャープな月面写真ですね。ありがとうございます。
雪が止んで空が晴れて来ました。
恒星の極限等級は13cmなら12.5等ぐらいですが、
星雲状天体の極限等級は一概には言えず、難しいです。
口径にはあまり関係ないような感じがします。
関勉氏らの手記によれば、眼視発見可能な彗星は口径の大小に関わらず11等が限界とのことです。
同じ等級でも拡散しているか集光しているかで全然違います。
拡散していると望遠鏡では全然見えないが、小さな双眼鏡では見えることがあります。
表示光度は仮に全体の光を1点に集めた場合の「マグニチュード」ですから、あまり当てになりません。

M81と82ですが、この近くにNGC3077と2976があります。
(この写真では写野外です)
これらは11等ですが、6cm屈折でも見えました。
屈折のほうが極限等級は若干良いと思います。
ちなみにここの空の状態は最良ではありません。
5段階評定だと4ぐらいです。
深夜になると北斗七星が良い位置に来るのでM81・82も見えてきて、これから楽しみなシーズンです。

  
 

題名:Re: 明けましておめでとうございます。  名前:ロッド 2020/01/07(火) 05:35 No.17662  操作

17662の画像を原寸大表示します 上と同じ原版から見つけました。端のほうギリギリに写っていました。
NGC3077です。
上とずいぶん調子が違いますが、こちらはGIMPで画像処理、上はmtPaintです。上のはコントラスト付けすぎましたがソフトのクセもだいぶ違います。
今さっき10cm反射にK40の25倍で見ましたが、とても簡単に見つかりました。
NGC2976はここには写っていませんが、10cm反射ではもっと簡単に見えました。
透明度は3/5程度で少しモヤっていましたが高度が高かったのが幸いしました。
10cmでこんなに良く見えるんだから6cmでも見えるのは納得でした。

一方でさんかく座M33とかM1カニ星雲は意外と難物で、長野の市街地では20cmでも見えないことが多かったです。
ここでも透明度が悪いと見えにくいです。


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